- 「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」の要約を知りたいなぁ。
こんな要望に答えます。
- 「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」の要約
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」は、給料が増えない一方で消費税が高くなる現状に不安を覚える日本人を見て、「自分に何かできないか?」と考えYouTubeを始めた高橋ダンさんが、お金持ちになる方法を89のパートにわけて解説してくれる本です。
高橋ダンさんの動画はボリュームがあるので、腰を据えて勉強したい人におすすめですね。
今回は、そんな高橋ダンさんが書いた「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」を簡単に要約しました。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
世界のお金持ちが実践するお金の増やし方:3つのポイントで要約
「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」を以下3つのポイントに要約しました。
- 投資の基本を押さえよう
- お金持ちになるには、パッションが必要?
- お金持ちになるために身につけたい1つの習慣
それぞれ簡単に解説します。
投資の基本を押さえよう
最初に断言しておきますが、お金持ちになりたいのであれば「投資」を学ぶことは絶対に欠かせません。
理由は、大半のお金持ちは「投資」によってお金持ちになっているからです。
では、これだけは絶対に押さえてほしいという、投資の基本について2つ解説します
その投資の基本は、以下のとおりです。
- 投資とは、お金を預けて増やすこと
- 投資先は分散させる
それぞれ解説しますね。
投資とは、お金を預けて増やすこと
投資関連のニュースは、基本的にネガティブなものが多いです。
そのせいで「投資=危険、ギャンブル」という認識を持っている人が多いのですが、そんなことはありません。
投資とはただ単に、「お金を預けて増やすこと」なんです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
明らかに詐欺だったり、明らかに儲からない商品に投資しなければ、預けたお金がスッカラカンになることなんて基本的にはないので、そこまで心配しなくて大丈夫です。
なるほどね。でも明らかに詐欺だったり、明らかに儲からない商品の見分け方がわからないんだよね。
たしかに、投資する価値がない商品を見分けるのは、初心者の方には難しいと感じるかもしれません。
ただ、以下2つの条件を守ってもらえれば、投資する価値がない商品にお金を出すことは簡単に防げます。
- 商品を勧めてきた人が得するような商品は買わない
- すぐに儲かる系の話は信用しない
投資の世界に足を踏み込むと、甘い誘い文句であなたにお金を出させようとする人が現れます。
そして、その人の言いなりになれば、確実に損をするでしょう。
投資は、必ず自己判断で行うことを肝に銘じておいてください。
投資先は分散させる
実際に投資をするときに意識してほしいのは、「投資先を分散させる」ということです。
理由は、投資先を集中させるとリスクが高くなりすぎて危険だからですね。
例えば1社の株だけを買ったとすると、その会社の成績のみに投資の成績が左右されちゃうので、リスクが高くなってしまいます。
しかし10社の株を均等に買えば、たとえ1社の株が下落しても、トータルの投資額から見て1割の株が下落したにすぎないので、そこまでダメージを負うことはありません。
このように、投資先を分散させることを「分散投資」と言います。
この「分散投資」は投資の超基本なので必ず覚えておいてください。
分散投資が大事なのはわかったけど、具体的に何を複数買えばいいのかわからないんだけど。
と思われたかもしれませんが、大丈夫です。
実はETF(性質は株に近いです)という金融商品があるんですけど、その商品を1つ買うだけで分散投資をしたことになります。
理由は、ETFは「複数の投資先に投資したときと同じ様な値動きをする」ように設計されているからです。
正直、理由を聞いてもイメージがわかないと思いますので、詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてください。
ただし、ETFのなかにも種類がめちゃくちゃあるので、どれを買えばいいのか見当がつかないと思います。
そこで、特別におすすめの銘柄を1つ教えます。
それが、「MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信 (2558)」です。
「MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信 (2558)」は手数料が安い上に、S&P500というアメリカの株価に連動する指数と同じような値動きをするETFです。
正直、これをコツコツ定期的に買っておけばOKですね。
ただし、最終的な判断は必ずあなたが行ってください。
僕の意見も鵜呑みにしないでもらえたら嬉しいです。
では次に、精神論に近いお話をします。
お金持ちになるには、パッションが必要?
お金持ちになりたいなら、パッションが必要です。
理由は、お金持ちになるまでには様々な苦労があるため、中途半端な気持ちじゃ途中で挫折しちゃうからですね。
高橋ダンさんは、パッションの重要さを以下のように語っています。
ニューマネー(自分でビジネスを立ち上げたり、資産運用をしてお金持ちになった人)の1つめの特徴は、非常に強いパッションを持っていること。
パッションとは自分の夢や目標を叶えたいと思う情熱のことで「生きがい」ともいえるものです。
それを追求しているうちにお金が流れ込んできて、お金持ちになった人が多いといえます。
当たり前と言えば当たり前の話なんですけど、お金持ちになろうって思ったときって、ついつい「テクニック」ばかりを調べがちじゃないですか?
テクニックももちろん大事なんですけど、やっぱりそこにパッションが無いと、実行に移すことは難しいと思います。
なのでまずは、お金を儲けたい理由を明確にして、パッションを生み出すことが先決です。
そして、そのパッションを持続させるためには何が必要なのか?
結論を言うと、ちゃんと睡眠を取ることです。
高橋ダンさんも、睡眠をちゃんと取らなかった日のパフォーマンスは100%ではないと、本書で述べています。
たとえば私の場合、前日に8時間の睡眠がとれなかったとき、翌日の調子は100%ではありません。
僕も「パッション」とか「睡眠」を、まさかお金持ちになるための方法が書かれた本の中で解説されるとは思っていませんでしたが、これはめちゃくちゃ大事なことだと思いますよ。
結局のところ、あなたの心身の健康が1番大事なんですよね。
お金持ちになるための道のりを乗り越えるためにも、睡眠を軽視しないようにしてください。
お金持ちになるために身につけたい1つの習慣
最後に、あなたがお金持ちになるために必ず身につけてほしい習慣を伝えて終わりにします。
その習慣とは「読書」です。
読書を勧める理由は、有名な大金持ちはほぼ例外なく読書をしているからです。
例えば、投資の神様と言われるウォーレン・バフェットも、読書家として有名ですよね。
実際に投資家としてのキャリアを歩み始めたときは、なんと1日に600~1,000ページを毎日読んでいたそうです(参考:POSTHASTE)。
そうなんだね。でも、本を読めって言われても、何を読めばいいのかわからない。
どんな本を読めばいいのか、たしかにわからないですよね。
結論から言うと、心身のレベルアップにつながる本をたくさん読んでください。
例えば、以下のページでまとめられている本がおすすめですね。
また、本を読むだけじゃ意味がないという意見が世の中にたくさんありますが、僕はそうは思いません。
知識というのは、思いがけず役に立つこともたくさんあります。
例えば、コロナショックで株価が急落しましたが、僕は不安から株価が下がっていることが本をたくさん読んでいた経験からわかっていたので、あえて株は売りませんでした。
結果として、一時的には大損しましたが、今ではどんどん株価が回復してきていますので、売らなくてよかったと思います。
こんな感じで、勉強したことがいきなり役に立つこともありますよね。
斜に構えて読書しないよりも、読書するほうが絶対に良いと僕は確信しています。
ちょっとずつでいいので、ぜひ読書を習慣化してみてください。
世界のお金持ちが実践するお金の増やし方:まとめ
今回は、「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」の要約を3つのポイントで紹介しました。
なお、今回ご紹介したことは本書のごく1部分で、まだまだ伝えきれていない事がたくさんあります。
紹介できなかった内容
- 利益の目標は立てない
- 相場の波に乗れる!チャートのツボ
- 金はこれから30年で最も有望な資産
- おすすめは「戸建て」投資
- 「景気後退」の兆候を見抜く方法 etc…
興味を持った方は、ぜひ本書を手にとって読んでみてください。
目次
- Chapter 1 マインド
- Chapter2 投資の基本
- Chapter3 ポートフォリオ
- Chapter4 短期投資
- Chapter5 コモディティ
- Chapter6 不動産
- Chapter7 経済
- Chapter8 習慣
- 巻末付録:お金持ちになるための「投資ロードマップ」
では、以上です。
良き読書ライフを!