「直接会わずに相手を操る超心理術」の要約を知りたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
- 「直接会わずに相手を操る超心理術」の要約
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「直接会わずに相手を操る超心理術」は、コロナが原因でテレワーク化が進んだ背景を踏まえて、人と会わずとも相手を操る方法をまとめた本です。
今回は、その「直接会わずに相手を操る超心理術」簡単にまとめました。
タイトルがやや怪しげですが、内容はしっかりしていましたので、ご安心ください。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
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直接会わずに相手を操る超心理術:3つのポイントで要約
「直接会わずに相手を操る超心理術」を以下3つのポイントに要約しました。
- 会わないと仕事できないという考えは、思い込み?
- 会わずに相手を操る4つのポイント
- 悪用厳禁のブラック心理術
それぞれ簡単に解説します。
会わないと仕事できないという考えは、思い込み?
仕事というものは、「会ってコミュニケーションをとる」のが当たり前と思いがちですよね?
でも実際は、会わなくたって仕事をすることはできるんですよ。
例えば幻冬舎の創業者「見城徹」さんは、こんなエピソードを持っています。
幻冬舎という出版社を創業きた見城徹さんは、角川書店にいたころ、それまでどうしても執筆してくれなかった作家の五木寛之さんに25通もの手紙を書き続けたという。
見城さんは、「もうやめよう」「あと一回だけ」のくり返しだったそうである。
この熱心さにほだされた五木寛之さんは、名作『燃える秋』を執筆してあげただけでなく、のちに見城さんが独立した際には、「幻冬舎」の社名をつけてあげ、「大河の一滴』というミリオン・セラーまでプレゼントしている。
直接あって話した方が、熱意を伝えられるような気がしますけど、熱意を伝えるのはメールでもできます。
また、日本人はそもそも対面だと恥ずかしがってしまうので、メールのほうが深い話をできるんですよ。
実際に英国オープン大学は、対面と非対面で、どっちのほうがプライベートな話ができるかを検証しました。
英国オープン大学のアダム・ジョンソンは、同性同士の大学生をペアにし、対面で、あるいはコンピュータ上でやりとりをさせてみた。
その際、どれくらい自分のプライベートな話を相手に伝えるのかを測定してみた。
その結果、プライベートな話題を切り出した回数は、対面で0.7回、コンピュータ上でのやりとりでは3.1回だった。
イギリスでこの結果ですから、日本でも確実に非対面のほうが、深い話をできると考えられますよね?
このように、会わなくたって仕事はできますし、むしろ会わないことのメリットもあるんですよ。
まずは、「会わなくても仕事はできる」という考えを持ってもらえればOKです。
次のパートでは、会わずに相手を操るポイントについて解説します。
会わずに相手を操る4つのポイント
会わなくても仕事ができるとはいえ、成果を出すためには、それなりのテクニックを知っておく必要があります。
「直接会わずに相手を操る超心理術」では、数十個ものテクニックが紹介されていましたが、今回はその中から以下4つのテクニックを解説しますね。
- メールには感謝の言葉を入れる
- ドミノの法則で営業成績UP
- 文字だけの資料はアウト
- 電話でも笑顔を忘れない
では、それぞれ解説します。
メールには感謝の言葉を入れる
感謝されて嬉しくない人はいませんよね。
なので、ちょっとでも何かをしてもらったら、必ず「ありがとうございました」の一言を入れてみましょう。
ちなみに、メール内に感謝の言葉を入れると、次に何かお願いをしたときに、引き受けてもらえる可能性があがることが明らかになっています。
ペンシルベニア大学のアダム・グラントは、「ありがとう」という感謝のあるメールを送っておけば、その次に、何かお願いをしたときには、相手が快く受け入れてくれる確率が高くなると述べている。
僕もこの感謝の言葉は、普段かなり意識して使っていますね。
客という立場でも、必ず「ありがとうございました」という言葉は忘れないようにしています。
普段から意識して感謝していれば、メール内だけでなく、対面でも感謝の言葉がサラッとでるようになりますよ。
ドミノの法則で営業成績UP
ドミノの法則というのは、ドミノをお客さんに例えた心理テクニックです。
1人目のお客様を満足させると、2人目のお客様が口コミで勝手に見つかる(1つ目のドミノをちゃんと倒せば、2つ目も自然と倒れる)というイメージですね。
二流、三流の営業マンは、お客と契約を交わしたところで、手のひらを返したように素っ気ない態度をとる。「もはやあなたは用済みだ」と言わんばかりの態度である。
ところが、保険の営業マンにしろ、不動産の営業マンにしろ、一流になればなるほど、お客を大切にする。
このドミノの法則は、僕もかなり意識して使っていますね。
僕はココナラというサイトでサービスを売っているのですが、アフターサービスをできる限り行うようにしています。
すると満足したお客様が評価コメントで、「この人はオススメです!」って書いてくれるんですよ。
このコメントが信頼となって、次のお客様を獲得してくれるわけです。
「売ったら終わり」という精神を捨てれば、わざわざ営業しなくても、お客様は必ず現れてくれます。
お客様の声というパワーを借りるためにも、各お客様への誠実な対応を心がけたいですね。
文字だけの資料はアウト
テレワーク化が進めば、資料だけでこちらの意図を理解してもらう場面が、増えると思います。
資料を作るときに意識してほしいことは、写真や表を入れるということですね。
理由は、文字だけの資料は誰も読みたくないからです。
私は仕事の依頼書であるとか、単行本の企画書などの添付ファイルをメールで受けることが多いが、ほぼ100%、「文字だけ」のファイルである。
正直なところ、これっぽっちも読む気が起きない。
この発想は、僕もブログを書くときに意識しています。
例えば、旅行に行ったときのレビュー記事では、写真を多用するようにしているんですよ。
何を説明するのかにもよりますが、写真や表を入れられるのなら、迷わずに入れたほうがいいです。
このように、読み手のことを考えた資料作りは必ず評価されますので、ぜひ覚えておいてほしいですね。
電話でも笑顔を忘れない
電話って姿が見えないから、ついつい油断しちゃう場面だと思います。
しかし、電話だからって気を抜いていると、その態度は相手に伝わりますよ。
逆に成功するセールスマンは、電話でも笑顔を保っています。
『テレフォン・テクニックス・ザット・セル』という本がある。
著者チャールズ・バリィによると、成功するセールスマンが共通してやっていることがあり、それは「電話でもスマイルを忘れないこと」であるという。
「ほんとに?」って思ったなら、友だちと楽しく電話しているときを思い出してください。
相手の顔は見えないけど、笑顔になっている友達が想像できますよね?
電話でも表情って、伝わることがイメージできたと思います。
電話越しだとしても、相手が目の前にいる気分で話せると良いですね。
悪用厳禁のブラック心理術
最後に、悪用厳禁のブラック心理術をお教えします。
悪用されるとガチで迷惑なので、清き心を持った上でご活用くださいね(笑)。
今回お伝えする心理術は、以下の2つです。
- ルアー法
- フランクリン効果
では、それぞれ解説します。
ルアー法
ルアー法とは、一回OKを出すと、その後に条件を変えられても断れない心理を利用したテクニックになります。
例えば、ゴミ回収の仕事を業者さんに頼むとするじゃないですか?
実は、一回頼むと決めちゃうと、その後に高い見積り金額を出されても、断りにくいんですよ。
このゴミ回収の話は、僕の実体験です。
後は、車を買うと決めた人に、オプションをおすすめするのも、ルアー法を応用したやり方ですね。
売上を伸ばすためには有効な手段ですが、やり過ぎると悪評が広まるのでご注意を。
フランクリン効果
フランクリン効果とは、頼ってきた人を好きになっちゃう心理を応用したテクニックになります。
よく漫画とかで女の子が、気になる男の子に「ここの問題教えて!」と頼るシーンあるじゃないですか?
あれは、フランクリン効果を本能的に使っているんですよ。
実世界でも、自然とやっている女の子をよく見ますよね。さすがです。
そういう女の子は、まあ、男から好かれまくるわけですね(笑)。
もし仲良くなりたい人がいたら、小さな頼み事をしてみてください。
直接会わずに相手を操る超心理術:まとめ
今回は、「直接会わずに相手を操る超心理術」の要約を3つのポイントで紹介しました。
なお、今回ご紹介したことは本書のごく1部分で、まだまだ伝えきれていない事がたくさんあります。
目次
- 第1章 遠くから相手を操る心理術
- 第2章 メールで相手を操る
- 第3章 システムで相手を操る
- 第4章 資料で相手を操る
- 第5章 声で相手を操る
- 第6章 人を操る12のブラック心理術
非対面でも評価されるコツを知り、一目置かれる存在になってもらえたら嬉しいですね。
では、以上です。
良き読書ライフを!