- 「捨てる時間術
」の要約を知りたいなぁ。
こんな要望に答えます。
- 「捨てる時間術
」の要約
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「捨てる時間術」は、仕事や人付き合いなどに時間が奪われてしまい、本当に自分が過ごしたい時間を過ごせていない人を救う本です。
今回は、その「捨てる時間術
」簡単にまとめました。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
捨てる時間術:3つのポイントで要約

「捨てる時間術」を以下3つのポイントに要約しました。
- これを捨てれば人生が変わる
- 「イヤな人間関係」は時間のムダ
- お金と時間のムダをなくす「片づけ」
それぞれ簡単に解説します。
これを捨てれば人生が変わる
まずは、人生において捨てるべきことについて書いていきます。
本書を読んで特に印象に残った捨てるべきことは、以下の2つですね。
- 本を全ページ読むこと
- 他人がうらやむ成功
ぞれぞれ解説します。
「本を全ページ読むこと」を捨てよう
読書は僕の人生を変えた行動ですので、できる限りたくさんの人に読書をしてほしいと思っているんですよ。
でも、全ページ読むような読書は、あまりおすすめできません。
理由は、全ページ読まなくても、得たい情報を得ることができるからです。
本は全部読まない。ビジネス書や実用書など、その本からなにかしらの情報を得るために読む場合は、全部読まなくてもいいでしょう。この単純な読書法でも一般的なビジネス書なら30分程度で読み終えられます。
出典:捨てる時間術
本を読むのが遅い人って、良くも悪くもマジメだと思うんですよ。
「本は全部読むのが当たり前」と考えているなら、その考えは捨てちゃってOKです。

その読書から得たいことを明確にしておけば、読み飛ばすことに抵抗がなくなりますよ。
「他人がうらやむ成功」を捨てよう
人って見栄っ張りなので、ついつい他人がうらやむような成功を求めて努力しちゃうんですよね。
例えば、以下のような成功を、人々は求めがちです。
- いい大学に入る
- 良い企業に入る
- 金持ちになる
もちろん、以上のようなことを目指して努力するのを。否定するつもりはありません。
しかし、それが本当に自分が求めている成功なのかを、一旦立ち止まって考えてみる必要はあると思います。
実際に著者の若杉さんは、仕事に没頭しすぎて、家族を二の次にしてしまったことを後悔しているんですよ。
私は妻と娘のためにと稼がなければと身を粉にして働いていましたが、妻はお金よりも家族の時間を望んでいました。
(中略)仕事ばかりの毎日で、経済的には豊かになったかもしれませんが、精神的にはつらい思いをさせていたのです。
出典:捨てる時間術
わかりやすい成功を求めるよりも、本当に自分が幸せになれる瞬間を考えて、その瞬間をたくさん味わえることにエネルギーを注いでみてください。
ちなみに僕は、家族や友人と何気ない日常をすごすことに、幸せを感じます。
もちろんお金や地位もほしいですが、身近な幸せを捨ててまでは、ほしいと思いません。
「イヤな人間関係」は時間のムダ
人間関係は、人々の悩みの中で最も根が深い問題ですよね。
でも、少し意識を変えるだけでも、人間関係の悩みはある程度解消できます。
今回お伝えしたいことは、以下の2つです。
- 「行きたくない飲み会」は断る
- 「SNSをみる」のをやめる
では、それぞれ解説します。
「行きたくない飲み会」は断る
まず実践してほしいのが、飲み会を断るという行為です。
別に飲み会を断っても、誘う人から嫌われるだけなので、むしろ好都合ですよね。
断ることに気が引けるのは、「嫌われるかも」「もう誘ってもらえないかも」と心配するからでしょう。
でも、よく考えてみてください。そもそも行きたくない飲み会に誘ってくる人に嫌われて、誘われなくなっても困ることはないのでしょうか。
出典:捨てる時間術
もっと根本的に考えてほしいのですが、そもそも行きたくないイベントに無理して行くって、おかしくないですか?
行きたくない飲み会に行くほうが、生物として不自然な行動ですよ。
僕は部長から誘われても、普通に断っていました。
断ったくらいで文句を言ってくるようなら、その人の器が小さいだけです。
無理して飲み会に参加するよりも、自分が幸せを感じられることに時間を使ってください。
「SNSをみる」のをやめる
ついつい電車に乗ってる間に見がちなSNSですが、それ、ほぼ時間の無駄ですね。
理由は、SNSを見る行為は広告を眺めているようなものだからです。
SNSに投稿される他人の情報ら、ほとんどが「自己PR広告」です。
「リア充投稿」をする人も、毎日バーベキューしているわけではありません。
出典:捨てる時間術
広告をわざわざ見に行くほど、あなたも暇じゃないはずです。
それに、SNSは良い部分だけを切り取って発信しているので、嫉妬心がわきやすいというデメリットもあります。
リア充に見える人も、普段は平凡な生活をしていることがほとんどです。
特に目的がないのなら、いちいちSNSを見るのはやめましょう。
代わりに本や漫画を見ているほうが、十分有意義な時間の使い方になりますよ。
お金と時間のムダをなくす「片づけ」
最後のテーマは「片づけ」です。
片づけを極めると、あなたが自由に使える時間は大幅に増えます。
本書の中で、特に印象に残った片付けノウハウは、以下の2つですね。
- 「探しモノする時間」をなくす
- 「ムダな衝動買い」をやめる
それぞれ解説します。
「探しモノする時間」をなくす
この教えは、プライベートでも仕事でも使える「超重要」な話だと思ってください。
まず、衝撃の事実をお伝えしますね。
実は、平均的なビジネスマンは年間で150時間も探し物に時間を使っています。
文具メーカーの「コクヨ」が過去に行った調査によれば、一般的なビジネスパーソンが書類探しに費やすのは年間150時間だそうです。
1日8時間勤務の場合、年間約19日間はモノに時間を使っているわけです。
出典:捨てる時間術
150時間もあれば、映画が70本も見れちゃいますね。
ではなんで探し物に時間を費やしてしまうのか?
1番の理由は、不要なモノを保存しているからです。
「なんとなく」で保存しているモノは、全て捨ててください。あなたの時間を奪うだけですから。
僕は会社でも家でも、不要なモノは全て捨てています。
特にいらないのが、以下のようなモノです。
- 空き箱
- 説明書
- 着ない服
- 読まない本
- 使い終わった書類
一度、思い切って不要なモノを大量に捨ててみてください。
心がスッキリする感覚を、必ず味わえますよ。
「ムダな衝動買い」をやめる
衝動買いは、モノが増えちゃう大きな原因の1つですね。
衝動買いで買ったモノって、大体はその後不要になります。
なので、衝動買いを防ぐためにも、以下の手順を踏んでみてください。
- 衝動買いしたくなったら、その商品をメモしておく
- 次の日、まだ買いたい気持ちがあれば買う
なぜこの手順が衝動買いに有効かというと、「冷静に思考する時間」をつくれているからです。
不要なモノなら1日経つと、「やっぱいいや」という気分になります。
僕もアマゾンで買いたい商品が見つかったら、とりあえずカートに入れて、一日間をあけるようにしています。
ぜひ、お金と時間を守るためにも、衝動買いを減らす工夫をしてみてください。
捨てる時間術:まとめ

今回は、「捨てる時間術」の要約を3つのポイントで紹介しました。
なお、今回ご紹介したことは本書のごく1部分で、まだまだ伝えきれていない事がたくさんあります。
目次
- 1 「時間のムダ」を捨てれば人生が変わる
- 2 「なんとなく残業」は時間のムダ
- 3 「イヤな人間関係」は時間のムダ
- 4 「お金のムダづかい」は時間のムダ
- 5 お金と時間のムダをなくす「片づけ」
- 6 「夫婦のすれ違い」は時間のムダ
- 7 「親のための育児」は時間のムダ
ムダな時間を排除して、自分の人生を謳歌しましょう。
では、以上です。
良き読書ライフを!