「すみません、金利ってなんですか?」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
- 「すみません、金利ってなんですか?」を読んで勉強になった5つのこと
- 「すみません、金利ってなんですか?」を読んだ感想
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「すみません、金利ってなんですか?」は、「大人になったのに、お金の知識がない。でも、今さら人に聞くのも恥ずかしい…」という悩みを解決してくれる本です。
今回は、その「すみません、金利ってなんですか?」の感想を簡単にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、お金の雑学が増えるので、お金の損を減らせる可能性が高まりますよ。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
すみません金利ってなんですか?:読んで勉強になった5つのこと
「すみません、金利ってなんですか?」を読んで勉強になったことは以下の5つですね。
- 金利ってなに?
- 介護保険は40歳から払う
- 薬局の薬も節税に使える
- 信用金庫と信用組合ってなに?
- 「4,5,6月」に残業すると社会保険料が上がる
それぞれ簡単に解説します。
金利ってなに?
本書のタイトルでもある、「金利」について、超簡単に解説します。
金利とは、以下のようなイメージです
- 金利とは、貸す人にとっては嬉しくて、借りる人にとっては悲しいもの。
- 「お金を貸してくれてありがとう」って意味の手数料のこと。
例えば、「100円貸してくれてありがとう。お礼として、返すときは110円で返すね」という会話があったとします。
このときの金利は10%(100円に対して、10%である10円を余計に返しているから)と表現されます。
金利の簡単な説明は、以上です。
金利なんて、こんなもんです。簡単に理解できましたよね。
介護保険は40歳から払う
これは僕が無知だっただけかもしれません。
介護保険って、40歳から払うものなんですね。
介護保険とは、介護を必要とする人に給付される保険制度。「標準報酬月額」に対して、保険料が課せられる。40歳の誕生日の前日が属する月(4月1日に40歳になる人はその前の3月)から天引きで納付する。
40歳って、家族もいるし保険料も増えるしで、お金の悩みがつきなそうだなぁって思いました。
薬局の薬も節税に使える
朗報です。
薬局の薬も節税に使えることが判明しました。
平成29年に、医療費控除の特例として「セルフメディケーション税制」がスタートしました。従来からある医療費控除は、基本的に病院や薬局に支払った費用が対象ですが、セルフメディケーション税制については、ドラッグストアで市販されている特定の風邪薬や湿布などが対象に含まれます。
普段から薬局で薬を買う人は、レシートを取っといておきましょう。
ただし、注意点もあります。
- 医療費控除とは同時に使えない
- 対象の医療品じゃないと、節税に使えない
セルフメディケーション税制は、「病院に行かなかったけど、薬局で薬を買う1年だったなぁ」というときに使えばOKです。
また、節税に使えるのは、対象の医療品だけです。
対象の医療品について詳しく知りたい方は、ぜひ本書をお読みください。
信用金庫と信用組合ってなに?
信用金庫と信用組合って、聞いたことはあるけど、実際なにをやっている組織かよくわかりませんよね?
簡単に言っちゃうと、非営利の地銀みたいな感じですかね。
信用金庫と信用組合は、まずはざっくり銀行ではないけれどもそれとほぼ同じ業務を行う金融機関と思ってください。違いは、会員や組合から集めた出資金を元手にして、「互いに助け合うこと」を目指した非営利の金融機関ということ。
まあ、正直に言うと、金借りて事業でも起こさない限りは、関係ないですね。
この知識は、頭のはじっこに置いておけばOKです。
「4,5,6月」に残業すると社会保険料が上がる
今から、衝撃の事実を話します。
「4,5,6月」に残業すると社会保険料が上がるそうですよ。
「4,5,6月」に残業すると社会保険料が上がる。会社員が加入する社会保険のうち、「健康保険」「介護保険」「厚生年金」の保険料は「標準報酬月額」という数値に連動して決まります。この標準報酬月額の基礎となるのが、毎年4〜6月の給料。
4〜6月の給料が、保険料の基準になっていたなんて、知りませんでしたよね?
僕も本書を読んで初めて知りました。
マジで…。4〜6月にめちゃ残業しちゃったんだけど。
と不安に思った、そこのあなた!
大丈夫です。
払う保険料が増えたということは、社会保険料控除が増えたり、もらえる年金が増えるメリットもあります。
単に損が増えるわけじゃないので、そこまで心配しなくてOKですよ。
すみません金利ってなんですか?:読んだ感想
かなり初心者向けの本でしたね。
お金に勉強を全くしてこなかった人が、こっそり読むのにピッタリの本でした。
中学生でも理解できるレベルだった
正直、本書はかなり目線を落として書かれている本です。
多分、中学生が読んでも理解できるレベルですよ。
勉強が苦手な人でも、安心して手に取れる良書でした。
対話形式なので、読みやすかった
本書は、「お金のプロ」と「お金の素人」が対話するという形式で書かれています。
こういう対話形式の本って、読みやすいので、最近はやっていますよね。
この形式が、あらゆるジャンルの本に広まればいいなぁと思いました。
すみません金利ってなんですか?:まとめ
今回は、「すみません、金利ってなんですか?」を読んだ感想をササッとまとめました。
今回ご紹介したことは、本書のごく1部分です。
より深く学びたい人は、ぜひ本書を手にとってみてください。
目次
- 序章 すみません、「金利」ってなんですか?
- 1章 「源泉徴収」ってなにが徴収されているんですか?
源泉徴収・年末調整・確定申告の話 - 2章 別にやろうとは思っていないのですが……
株や投資についての話 - 3章 何をどれくらい収めないといけないんですか?
税金についての話 - 4章 銀行に行っても「下ろす」しかできません
銀行にまつわる話 - 5章 「リボ払い」はリボルバー払い?
お金を使ったり払ったりするときの話 - 6章 将来への備え、複雑すぎじゃないですか?
保険に関する話 - 7章 将来もらえないって、本当ですか?
年金についての話 - 補論 仮想通貨、ブロックチェーン……
将来のお金の話
では、以上です。
良き読書ライフを!