「知識を操る超読書術」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、全て書き残している(詳細はこちら)
「知識を操る超読書術」は、メンタリストDaiGOさんの著書で、研究データを元に、読書の質を高めるためのノウハウを教えてくれる内容になっています。
本書を読めば、本のインプットからアウトプットまでを、高いレベルでこなせるようになりますよ。
今回は、その「知識を操る超読書術」の感想を簡単にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、読書の定着率が28%はアップするはずです。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
知識を操る超読書術を読んで勉強になった3つのこと
「知識を操る超読書術」を読んで勉強になったことは以下の3つですね。
- 速読はできない?
- 好奇心がないと、読書は記憶に残らない
- 教えるつもりで読めば、記憶への定着率が28%も高まる
それぞれ簡単に解説します。
速読はできない?
世の中には、速読に関する本がたくさん出版されています。
よくあるのが「3分で1冊読める」みたいなやつですね。
しかし、カリフォルニア大学の研究チームは、速読の効果を否定しています。
2016年にカリフォルニア大学の研究チームが過去145の研究データから「速読は可能なのか?」ということを調べ、次のような結論を出しています。
読むスピードを上げると、読んだ気になるだけで内容の理解度はむしろ下がる。
出典: 知識を操る超読書術
この結果には、完全に同意できますね。
読書を習慣化すれば、読むスピードは徐々に上がりますが、そのスピードには限界があるということです。
異常な速さを宣伝文句にしているものは、ほぼ嘘だと思っています。
実は、速読を身に着けたいという思考の根本には「楽をしたい」という感情があるんですよね。
楽をしたいという感情を逆手に取った、詐欺まがいのビジネスにご注意を。
好奇心がないと、読書は記憶に残らない
本をじっくり読んでいるのに、記憶に残らない…。
こんな悩みを抱えている人は、かなり多いと思います。
結論を言うと、記憶に残らないのは、好奇心が少ない状態で読んでいるからなんですね。
ここで言う好奇心ですが、本の内容と直接関係ない好奇心でもOKです。
好奇心を強くくすぐられたとき、脳内ではモチベーションと記憶に関する部分が活性を高め、興味対象のみならず、その状態のうちに提示された情報に関しては、たとえ興味がないものであっても記憶に定着させようとする (2014年カリフォルニア大学の研究結果)。
出典: 知識を操る超読書術
じゃあ、その好奇心ってどうやって高めばいいの?
最も簡単な方法は、趣味の遊びをした後に読書することです。
趣味の遊びをした後は当然、好奇心が高まっている状態ですので、記憶への定着率が高まりますよ。
僕は、オシャレなカフェで読書をすることが多いです。要するに、気分がアゲになればOKだと思います。
教えるつもりで読めば、記憶への定着率が28%も高まる
あなたは読書をするとき、「教えるつもり」で読んでいますか?
実は、教えるつもりで本を読むだけで、28%も記憶への定着率が高まることが明らかになっています。
ワシントン大学の実験によると、実際に教えたかどうかは重要ではなく「教えるつもりで読む」だけで記憶への定着率が28%上がることが判明しています。
出典: 知識を操る超読書術
一応、教えるつもりとは書いてありますが、実際に教えちゃいましょう。
僕が使っているのは、Twitterですね。
こんな感じで、読んだ内容をシェアしています。
2016年のカリフォルニア大学の研究チームが過去145の研究データから「速読は可能なのか?」を調べました
結論は以下のとおり
✅速く読んでも、読んだ気になるだけまぁ、そりゃそうだよなって感じですよね
読書になれれば、ある程度速くなりますけど、一分で1冊みたいなのは嘘だと思っています😌
— TK@書評ブロガー 📕読書家を増やしたい (@lasdream03) September 7, 2020
こうやって、アウトプットする意識を持つだけで、28%も定着率が上がります
やらない手はないですね。
知識を操る超読書術に対する世間の声は?
「知識を操る超読書術」に対する世間の声はどんな感じなのか?
Twitterから感想を3件ピックアップしました。
読書術に関してはもちろん裏技のようなものはない
🔸今日の一冊🔸
知識を操る超読書術
DaiGo読書術を学びたいというより、DaiGoさんの考え方に触れたくて読んだ本。
読書術に関してはもちろん裏技のようなものはない。 pic.twitter.com/hN9istans9— くめさん@遠回りしても取締役 (@DaichiKumemura) September 1, 2020
どんなジャンルにも言えますが、裏技なんてありません。
読書も、地道に続けていくことによって、人生が少しづつ変化していきます。
大切なのは読むべき箇所を選ぶ力
【知識を操る超読書術/メンタリストDaigo】
⇒普段の読書の質を上げたい人向け・読書の前に「得たい知識」を明らかにすること
・スピードより大切なのは読むべき箇所を選ぶ力
・読んでいる最中、読んだ後にメモをすることで知識を最大化https://t.co/9ycHEO8AGy#本要約 #読書 #メンタリストDaigo pic.twitter.com/CkDadA4adE— ぽんぽん@本要約チャンネル/読書📖で賢く成長しよう! (@book_summarize) August 31, 2020
読む箇所を選ぶテクニックを、スキミングと言います。
「本を多読している人全員」がやっていると言っても過言じゃない、重要なテクニックです。
予測が外れれば外れるほど記憶に残る
本を読む前に、どんな内容が書いてあるのか予測し、書き出しておく。その予測と比較しながら読むと、意外性を感じた点が頭に残りやすくなる。この「予測読み」 によって、予測が外れれば外れるほど記憶に残る。
「知識を操る超読書術」より#マナブの宿題
— 義経 健太 (@4lqbznhkZdVwdqG) August 31, 2020
ある程度、内容を予測して読むのは、良い心がけですね。
たとえ外れても、裏切られたショックで、記憶に残りやすくなります。
知識を操る超読書術を読んだ感想
有名な大学の研究が、説明の裏付けになっているので、素直に読めました。
やっぱり、権威性を利用した本は強いですね。
結局、裏技みたいなものは無い
~術みたいな本を読むときって、効率をバク上げする方法を期待しちゃいますよね?
でも、そんな方法は無いんですよ。
せいぜい数十%くらいしか効率は高まらないので、異常な期待はしちゃいけないと思います。
異常な数値を宣伝文句にしていたら、それは嘘だと思っていいでしょう。
カフェに行くモチベが高まった
読んだことを定着させるためには、感情が大事っていう話が、印象に残りましたね。
カフェのコーヒーって高いですけど、記憶力が高まるなら、投資効果はあると思いました。
最近、買ってない本を持ち込めるカフェが近くにできました。通い詰めそうな予感です。
知識を操る超読書術:まとめ
今回は、「知識を操る超読書術」を読んだ感想をササッとまとめました。
読書を、人生を変える力にしたい人は、ぜひ。
では、以上です。
良き読書ライフを!