先日、『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』を読みました。
では、本書のあらすじから述べていきます。
あらすじ
この本は、短編集です。
様々な女性が主人公となるのですが、それぞれの女性にはある共通点があります。
それは、恋をしていることです。
パターンも様々です。
既に恋人同士の人もいれば、不倫相手の人もいます。
そして、全ての女性達は、自分を着飾るために一生懸命です。
店員と相談しながら、恋している相手のために最高の自分を創造していきます。
著者の説明
著者は、尾形真理子さん。
2001年に博報堂に入社し、コピーライター・制作ディレクターとしてご活躍されています。
あらゆる企業の広告を手掛けた後に、本作で小説家デビューされました。
感想
いろんなパターンのお話があるので、人によって好きなお話が違いそうだなと思いました。
僕はチヒロが主人公の話が好きですね。
チヒロはある男に恋をするんですけど、まあ、ほぼ叶わない恋なんですよね。
それでも、その男に対する印象を良くするために、一生懸命着飾るいじらしさが好きです。
そして、このチヒロの短編集の締めの言葉が、めっちゃ綺麗です。
この言葉、胸にしまっておきます。