先日、「予知夢」を読みました。
では、本書の感想を淡々と述べていきます。
「予知夢」は、ガリレオシリーズの1作品です。本書のテーマを簡単に言うと、「非科学的な力」でしょうか。ポルターガイスト現象や予知夢といった、非科学的な力が事件に絡んできて、それが湯川(ガリレオ)と絶妙な化学反応を起こします。
湯川はどんな現象も必ず科学的にアプローチできると思っていますので、周りの人間がどれだけ馬鹿騒ぎしていようとも、冷静に淡々と真相に近づいていきます。
個人的に面白かったのが、第三章の「騒霊ぐ(さわぐ)」ですね。ポルターガイスト現象が事件と絡んでくるのですが、なぜが他の章に比べてよりドキドキしました。
良い作品でした。読めて良かったです。