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書籍レビュー

【バカは独学禁止!?】無敵の独学術:ゴールをハッキリさせることが超重要です【解説】

この記事は、下記の動画を文字起こしした内容となっております。

 

今回ご紹介するのは、ひろゆきさんの著書「無敵の独学術」という本です。

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本書は、ひろゆきさん流の独学術や、独学に対する考えをまとめた1冊となっております。

「独学」と一言にいうと、「試験の勉強を誰にも頼らず独りでやる」というイメージを持ちがちですが、本書で言う独学はもっと広い範囲を意味しています。

気になった情報をネットで自分なりに調べたり、調べた情報を元に考えたりすることは、あなたも日常的に行っていますよね。

そんな独りで調べ考える行動も全てひっくるめて「独学」と本書では表現していると思ってください。

したがって、本書で言う「独学」は関係が無い人はいないと言えるほど、広いテーマとなっております。

そんな独学に対するひろゆきさんの考えは、めちゃくちゃ有益でしたね。

独学に関する誤った認識や独学で陥りやすい失敗などネガティブな部分も、自身の経験を交えつつ教えてくれるので、とても読みごたえがありました。

今回はそんな本書の中から、ネガティブな部分に焦点を当てたお話を多めに解説しようと思います。

ぜひ今回の解説を参考にして、独学で失敗しないようにしてほしいです。

具体的には、以下3つのテーマを解説します。

  • ① バカは独学禁止!?
  • ② 学歴フィルターは存在する
  • ③ ゴールをハッキリさせよう

では、1つ目のテーマから見ていきましょう!

① バカは独学禁止!?

はい、いきなり衝撃的なテーマですいません。

しかしですね、本書の最初の章に「バカは独学禁止!」と書いてあるんですよ。

本当は、はてなマークすらついていなくて、「バカは独学禁止!」と言い切っちゃってます。

「独学術を語る本なのに、めちゃくちゃなこと言っているなぁ」と思いましたが、実はこのテーマにはひろゆきさんのある想いがこめられているんですよ。

それは、「学校の力を頼れよ!」という想いです。

まず大前提として、独学するためには、物事について調べる「検索力」と、教科書や本を読んで理解する「読解力」が必要です。

つまり、検索も読解もできない人は、そもそも独学は無理なんですね。

例えば受験勉強で言えば、「そもそも自分が何がわからないのかわからない」という場合、独学しようとしても、受かるわけないのは明白ですよね。

「出題傾向がわからない・教書に書いてあることが理解できない」こんな状態じゃ結果は決まりきっています。

では、検索も読解もできない人はどうすればいいのでしょうか?

答えは、学校に行けばOKです。

「独学術を教える本なのに、学校に行けってどういうこと?」と思われたかもしれません。

しかしですね、ひろゆきさんは決して、独学を強く推奨しているわけじゃないんですよ。

独学はあくまでも1つの手段であって、別に独学にこだわる必要はありません。

厳しいことを言えば、もともと能力が高い人に独学で追いつくのは不可能というのが、ひろゆきさんの考えです。

いわゆるエリートと呼ばれる人たちは、もともと能力が高い上に、学習の量や質も優れているます。

そういう人たちは、疑問や問題にぶち当たっても、自力で情報にアクセスしたり自分の頭で考えたりできるので、学校で学び方を教わる必要がないのです。

ただ、優秀でなければエリートのやり方を真似しても、追いつくどころか距離ができてしまいます。

よくインフルエンサーの中に、「学校なんて行く必要がない」と発言する人がいますが、あれは鵜呑みにしないほうがいいです。

学校は効率よく学力を身につけさせてくれる場所ですから、使い倒したほうがいいに決まっています。

だから何でもかんでも独学でいいとは思わず、まずは周りの力を頼ってみる意識が必要なんですね。

ここで、ひろゆきさんの独学に対する考えを引用してご紹介します。

どんな状況であっても欠かせない武器になるのは、自分の身についた「基礎学力」

その力を身につけるためにも、まずは学校でしっかりと最低限の学力である検索力や読解力を身につけてください。

独学への道というのは、そこから始まると思うのです。

引用:無敵の独学術

はい、いかがでしょうか?

今は刺激的なテーマでお送りしていますけど、要は「学校の力を頼れよ!」ということを言いたいだけなんです。

もしあなたが今学校や塾に通っているのであれば、その学校をぜひ使い倒してください。

仮に学校や塾に通っていなくても、周りにいる人達の力を頼ってください。

どこにあるのかわからない情報や、見ても理解できない情報に対して、独りで悩み続ける意味はありませんからね。

はい、ここまでのお話を聞くと、なんだか独学が悪いもののように思えてきそうですが、そうじゃないので誤解のないようにお願いします。

ひろゆきさんはあくまでも、「学校の存在を軽視する風潮」を批判しているだけであり、独学を否定しているわけじゃありません。

独学には、「費用が安く済む・自分のペースでやれる・考える力がつく」といったメリットがありますから、個人的には独学をぜひ実践してほしいと思います。

しかし、ひろゆきさんが仰るように、学校を使う姿勢ももちろん大事です。

要は、バランスだと思うんですよね。

学校に完全に頼り切るのもよくないし、独学だけにこだわるのもよくないです。

最低限の学力は学校で学べますから、まずは学校をしっかりと頼って基礎学力を身につけてください。

そして、学校の枠を超えた学びを得たくなったら、独学という選択肢を視野に入れていく、そんなバランスのよさが求められるのかなと思いました。

② 学歴フィルターは存在する

はい、なんだか独学とかけ離れたお話に思えるかもしれませんが、結構関連性が高いテーマですので、どうか聞いてほしいと思います。

先程は学校を「最低限の学力が身につく場所」としてお話を進めましたが、他にも学校に行くメリットはあります。

それは、学歴フィルターで得をするというメリットです。

はい、なんだか嫌な話ですけど、真実なのでしっかりと解説させてください。

残念ながら世の中は、いくら独学で頭が良くなっても、それだけではうまくいかないことが多いです。

例えば、仕事ができる優秀な人であっても、中卒だったりすると企業に採用されなかったりします。

逆に、対して能力のない人であっても、大卒であれば採用されるという現実があるのです。

もちろん、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグのように大学を中退して大成功を収めている人もいますが、あれはきわめて優秀な人の例なので、参考にしないほうがいいと思います。

また、どんな大学であろうと、入学して卒業すれば大卒という肩書きを手に入れることができますよね。

この大卒という肩書きがあれば人生楽勝とは言いませんが、生きやすくなるのは事実です。

大卒の平均生涯賃金は約2億8000万円と言われますが、高卒の場合は2億4000万円。

しかも高卒の人は4年も早く働き始めているのに、生涯賃金で4000万円もの差がついてしまうのです。

単純に考えれば、大学に行くだけでも将来4000万円の得をすることになります。

もちろん、この発想はかなり単純化していますが、それでも、大卒という肩書きが金銭的な面において有利に働くのは間違いないです。

はい、ではちょっと立ち止まって考えてみましょう。

なぜひろゆきさんは、こんなお話を独学術の本で展開しているのでしょうか?

それは、インフルエンサーによる情弱ビジネスで騙されてしまう人を減らすためです。

「大学なんて意味がない」

そういうことをつぶやくインフルエンサーがいますが、それはハッキリとした嘘です。

そういうインフルエンサーは、「人生を一発で逆転する方法」みたいなタイトルで情報を売ったりしていますが、あまり信用しないほうがいいです。

ちゃんとデータを調べれば、大学に行ったほうが得をする可能性は高いのは一目瞭然ですからね。

はい、長くなってきたのでここまでのお話をまとめます。

いろいろなお話をしましたが、要は、「学校は頼ったほうがいい・大学を卒業する価値は高い」という事を覚えてもらえればOKです。

インフルエンサーの学歴不要論に安易に流されないように、ぜひ上記2点の内容を頭に叩き込んでください。

③ ゴールをハッキリさせよう

はい、ここまでさんざん独学のネガティブキャンペーンを行ってしまったので、最後は独学の良さや方法を伝えて終わりにします。

独学の良さとは何なのか?

それは、コスパが良いことです。

独学は人を雇って教えてもらうことをしないので、費用がめちゃくちゃ安く済みます。

僕は受験勉強のほぼ全てを独学で乗り切ったのですが、掛かった費用は参考書や過去問などの書籍代だけです。

総額にしたら、2万円くらいだと思います。

ただ、コスパが良いとはいえ、ノウハウがある人に教えてもらうことができないので、勉強の方向性を決めるのがなかなか難しいですよね。

そこで、独学でつまづかないためのテクニックをお教えします。

それが、ゴールをはっきりさせることです。

これは、めちゃくちゃ大事なお話なのでぜひ覚えておいてください。

ひろゆきさんはよく、「独学でプログラミングを習得したかったけど、挫折した」という話を聞くみたいです。

そこでひろゆきさんは、「で、プログラミングで何をしたいの?」と質問してみます。

すると、「JavaScript(プログラミング言語のひとつ)を全部マスターしたい」と答えるような完璧主義者が多いそうです。

ただ、その発想は独学においてかなり危険です。

なぜなら、独学でその分野をマスターするのはハードルが高すぎるからです。

マスターするということは、その分野におけるスキルを完璧に習得した状態のことを意味しますよね。

そんな状態になるためには、当然、専門家の意見を直接聞いたりして小さな疑問もつぶしていく必要がありますから、独学では厳しいのは目に見えています。

なので独学する場合は、ゴールを明確にすることをおすすめします。

例えば僕は大学を受験する際に、小論文が必要となりました。

僕はできるだけお金を使いたくなかったので独学で小論文を学ぶ道を選択したのですが、小論文をマスターしようという気持ちはありませんでした。

僕のゴールは「大学に受かること」ですから、完璧を目指す必要はないのです。

このように、ゴールが明確になると、やることも明確になっていきます。

過去問を見ていると、「時事ネタに関する800字の小論文を書かされている」ということに気がつきました。

その傾向に気がついてからは、「時事ネタのインプット」と「800字で小論文を書く練習」をひたすら繰り返します。

そして受験当日、傾向どおりに「時事ネタに関する800字の小論文」が出題され、無事に合格することができました。

もし過去問から傾向を調べなかったり、完璧主義に陥ったりしていたら、ゴールが明確にならず、途中で挫折していたと思います。

どんな場合でも、独学には必ず「ゴール」があるはずです。

なので独学をする前に、「独学によってどんなゴールを達成したいのか?」と自分に問いかけてみてください。

その問いかけによって必要な行動が見えてきますし、もしかしたら、「独学じゃなくて学校に入ったほうがいいかも」と新たな方向性が見えてくることもあるでしょう。

しつこいようですが、独学はあくまでも1つの手段です。

ぜひあなたの頭でしっかりと考えた上で、1番と思える手段を選択し、学びを続けていってほしいと思います。

まとめ

はい、これで「無敵の独学術」の解説は以上になります。

ではまとめとして、今回ご紹介した内容をサクッと振り返りましょう。

  • ① バカは独学禁止!?→まずは、学校を有効活用するべき
  • ② 学歴フィルターは存在する→学歴不要論に騙されないようにしよう
  • ③ ゴールをハッキリさせよう→完璧主義になる必要はない

はい、今回のお話、いかがでしたでしょうか?

独学術に関するお話を期待していた方は、ちょっと期待外れの内容だったかもしれません。

しかし、独学で失敗してほしくなかったので、今回はあえてネガティブなお話を多めに盛り込みました。

独学のメリットや方法に関する情報は、また別の動画で解説していますので、そちらを参考にしてください。

リンクは詳細欄に張っておきます。

ちなみに僕は、独学をこよなく愛しています。

独学は費用が安く済みますし、自分で考える時間が多くなった結果として思考力が身につくメリットもありますからね。

なので、個人的には「③ ゴールをハッキリさせよう」の話を参考にしつつ、独学を実践してほしいと思います。

また、今回お話した内容は本書の1部分であり、まだまだ紹介できていないことがたくさんあります。

本書には他にも、「モチベーションを上げる方法・パクリの技術・行動することの大切さ・集中力を高める方法」など、独学をうまく進めるための情報がたくさん書かれています。

リンクは詳細欄に貼ってありますので、興味を持った方はぜひ本書を手にとって読んでみてください。

では、本書を読んで最も心に残った「神の一文」をご紹介して終わりにします。

最近では「ひろゆきの説明はわかりやすい」と言ってもらえることさえあるわけですが、それは単にボキャブラリーが減ったからだと思います。

日本語の会話なのに、「アサイン」だとか「コミットメント」だとか。やたらと横文字を使いたがる人は多くいますけど、あまりアタマがよくない人ほど、よくわからない熟語や単語を使いがちだと思います。

出典:無敵の独学術

はい、以上になります。

ご清聴、ありがとうございました!