「最高の睡眠は血流で決まる」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
- 「最高の睡眠は血流で決まる」を読んで勉強になった5つのこと
- 「最高の睡眠は血流で決まる」を読んだ感想
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「最高の睡眠は血流で決まる」は、血流という視点から睡眠の質を改善するという、珍しい本です。
タイトルを見て、思わず手に取っちゃいましたね。
今回は、その「最高の睡眠は血流で決まる」の感想を簡単にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、血流が睡眠の質に欠かせないことが理解できますよ。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
最高の睡眠は血流で決まる:読んで勉強になった5つのこと
「最高の睡眠は血流で決まる」を読んで勉強になったことは以下の5つですね。
- 血流が睡眠のスイッチになる
- 毛細血管の役割とは?
- 毛細血管を増やす方法
- メラトニンの隠れた効果
- 睡眠は、運動能力をUPさせる
それぞれ簡単に解説します。
血流が睡眠のスイッチになる
そもそも、なんで血流が睡眠に関係するのか、わからないですよね?
血流と睡眠の関係を流れで説明すると、以下のような感じです
- 最も温度の高い「深部体温」を下げる準備に入る
- 血流で手足に熱を流して、熱を放出する
- 深部体温が下がる
- 脳や心臓の活動が最低限に抑えられ、眠りに入る
要するに、血流は深部体温を下げるのに必要な要素なんですよ。
深部体温は「体の内部の温度」のことで、この温度が下がることによって、眠くなります。
だから、血管を健康な状態にしておかないと、睡眠の質も下がっちゃうんですね。
では次に、深部体温を下げるために使われる、毛細血管の話をします。
毛細血管の役割とは?
毛細血管とはめちゃくちゃ細い血管で、肉眼で見えないレベルで細いです。
この毛細血管が、全身に張り巡らされていて、深部体温を調整する役割などを担っています。
毛細血管は酸素と栄養の供給と老廃物の回収だけでなく、免疫物質を届けたり、ホルモンを運んで分泌のための情報を伝達したり、体温を保つなどたくさんの役割を担っています。毛細血管内の血流が悪いと、免疫力が下がり、代謝もホルモンの分泌も悪くなって、各器官の機能が低下してしまいます。
出典:最高の睡眠は血流で決まる
とにかく、毛細血管は健康に生きるために必須のものだと覚えてもらえればOKです。
では次に、毛細血管を増やす方法について解説しますね。
毛細血管を増やす方法
健康に生きるために欠かせない毛細血管、増やす方法は以下の2つです。
- 入浴
- 運動
入浴はほぼ全員の人がしていると思いますが、運動を習慣にしている人は、少数派かなと思います。
ここで、衝撃的な事実をぶちこみますね。
実は、運動をしないと、毛細血管の数が3割も減っちゃうんですよ。
毎日体を動かしている人と、何もしない人とでは皮膚表面の毛細血管の数が3割も違う場合がある
出典:最高の睡眠は血流で決まる
運動は毛細血管を増やす以外にも、リラックス効果や、ダイエット効果など、めちゃくちゃ有益な行動です。
いろんな知識をつけちゃった今、運動をしないなんて、信じられないですね。
しつこく言いますが、とにかく、運動をしてください。
運動が、あなたの健康レベルをブチ上げてくれます。
メラトニンの隠れた効果
メラトニンって聞いたことありますか?
睡眠を誘発するホルモンとして有名ですが、実は、抗酸化作用も持っているみたいです。
メラトニンは、ビタミンCやビタミンEを上回る抗酸化力を持っています。
出典:最高の睡眠は血流で決まる
抗酸化作用っていうのは、老化や病気を防いでくれる作用のことです。
だから、メラトニンを分泌させることは、アンチエイジングに欠かせないんですよ。
ちなみにメラトニンは、強い光を浴びると、分泌されにくくなります。
寝る2時間前には、スマホやテレビなどの強い光を見るのをやめて、暗めの部屋で過ごすようにしてください。
睡眠は、運動能力をUPさせる
なんと睡眠時間を増やすだけで、運動能力がUPしたという実験結果があります。
スタンフォード大学の実験なんですけど、バスケ部に10時間以上の睡眠をとらせたら、シュートの成功率が上がったみたいです。
スタンフォード大学のバスケットボールブで約1ヶ月、毎日10時間以上の睡眠をとるように指導したところ、80メートルダッシュは0.7秒短縮、フリースローの成功率は9%アップ、スリーポイントシュートの成功率は9.2%アップと、シュートの確率がグッとあがりました。
出典:最高の睡眠は血流で決まる
ただ、この文章だけ見ると、「睡眠時間が長ければ長いほど良い」と思っちゃいそうですが、そういうことじゃありません。
逆に、10時間以上寝ると、病気のリスクが上がるという結果も出ています。
普段6時間しか眠っていない人のほうが、毎日10時間以上眠っている人より死亡リスクが低いことをご存じでしょうか? これは1982~88年にかけて、アメリカで約100万人を対象に6年間追跡した調査によるものです。この結果は、 睡眠時間が長ければ健康というわけではない事実 を物語っています。
まとめると、「適切な睡眠時間をとることで、運動能力をUPさせることができる」と言えるでしょう。
スタンフォード大学の学生は、元々の睡眠時間が少なかったから、10時間寝たことが体に良い影響を与えたのかなと思いますね。
個人差はあるのですが、7~8時間くらいが一般的に理想となる睡眠時間と言われています。
睡眠時間はホントに個人差が大きいので、スッキリ目覚められる時間を、あなたの体を実験台にして探してみてください。
最高の睡眠は血流で決まる:読んだ感想
結局は、運動が最強だと思いました。
結論は、運動しなさいってこと
本書には、血流に関する知識がいろいろと書いてありますが、要するに、運動しろってことなんですよ。
運動すれば、毛細血管が増えて、良い睡眠に大きく近づくことができますからね。
靴下したまま寝るのは、やめようと思った
寒いときって、靴下したまま寝ることもありますよね?
しかし、熱を放出して睡眠の質を高めるということを考えると、靴下はアウトなんですよ。
これからは、靴下なしで寝ようと思います。
最高の睡眠は血流で決まる:まとめ
今回は、「最高の睡眠は血流で決まる」を読んだ感想をササッとまとめました。
なお、今回ご紹介したことは、本書のごく1部分です。
より深く学びたい人は、ぜひ本書を手にとってみてください。
目次
- プロローグ 深く眠れない原因は、血流にある
- 第1章 睡眠の質を上げたければ、毛細血管を鍛えなさい
- 第2章 質のよい睡眠で、万病を防ぐ
- 第3章 睡眠が変われば、人生が変わる
- 第4章 パーフェクト睡眠を実現するための熟眠テクニック
では、以上です。
良き読書ライフを!