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書籍レビュー

【一瞬で変わる】「大丈夫!すべて思い通り。」から潜在意識を変える方法を伝授します【要約】

この記事は、下記の動画を文字起こしした内容となっております。

こんにちは、こんばんは、TKです。

 

今回ご紹介する本は、「大丈夫!すべて思い通り。」という本になります。

著者はYouTuberとしてもご活躍されているHonamiさんです。

本書は、潜在意識という無意識に働きかけることで、人生を好転させる術を教えてくれる内容となっております。

最初に言っておくと、本書はスピリチュアルな表現も多く、本書の内容を受けつけられない人も多くいると思います。

例えば、「ピンクの呼吸法を実践したら、二重まぶたになって整形疑惑がでるほど可愛くなりました!」という話が載っていました。

はい、だいぶ胡散臭く感じたかもしれません(笑)。

ただ、ここで言うピンクの呼吸法はいわゆる瞑想のことですので、実践すれば人体に良い効果があるのは理解できます。

また、二重まぶたになるためにまぶたの体操やアイテープを頑張っていたというも事実あるので、二重まぶたになった根拠も腑に落ちました。

ここで僕の意見を言わせてもらうと、根拠を述べずわかりにくい言葉で濁すことが多いだけで、本書で述べられている内容は有効なものが多いです。

今回の動画では、本書の主張を胡散臭く感じさせないように、できる限り根拠を述べつつ解説を進めていきます。

本書のメインテーマは、「潜在意識を変える方法」です。

なぜ潜在意識を変えることに焦点を当てているかというと、人間の意識の95~97%は潜在意識で構成されているからです。

わかりやすく言うと、95~97%の行動は「無意識が軸になっている」ということですね。

なので、良い潜在意識を身につけることができれば、良い行動を無意識のうちにとれるようになります。

これは決してスピリチュアルな話ではなく、科学的なお話です。

Honamiさんは潜在意識を変える手順として、以下4つの手順を本書で紹介しています。

  1. 手放す
  2. 五感を磨く
  3. 自分を愛する
  4. 望む未来をクリエイトする

ではそれぞれの手順を順番通りに解説します。

極力疑問を残さないよう努力しますので、ぜひお楽しみください。

①手放す

はい、1つ目の手順は「手放す」です。

なぜ手放すことが重要か?

それは、「不要なものをため込むと、あなたの運気が巡らなくなるから」だとHonamiさんは言います。

要するに、断捨離しましょうということですね。

この主張に関して僕は納得できましたし、あなたも納得できたと思います。

部屋の中が不要な物で溢れていれば気が散りますし、嫌な人間関係を保ち続ければストレスがたまりますからね。

そんな状態では、潜在意識がネガティブな感情で埋め尽くされるのは間違いありません。

では、具体的に何を捨てればいいのか?

5つのテーマにわけて、淡々と説明していきますね。

まず1番に主張されていたのが、服ですね。

簡単に言うと、「着たくない服を捨てて、着たい服を買ってください」とHonamiさんは主張しています。

服は常に身につけていますから、潜在意識に強い影響を与えるものです。

なので「気に入らない服は捨てて、気に入った服だけを着る」というシンプルな作戦がとても有効になります。

はい、次にご紹介されていたのが「本」です。

「思い入れがない本はどんどん捨ててください」とHonamiさんは主張しています。

この主張には僕も大賛成です。

読まない本を置いといても、場所を取るだけですし、放置される本がかわいそうですからね。

ここで補足しておきますが、物を「生きているように扱う」という意識はとても大事です。

なぜなら、普段から物に真摯に接していないと、人に真摯に接することができないからです。

物を雑に扱う人は、必ず人も雑に扱います。

雑な態度は潜在意識に刻まれて、それが行動となって表面化しますので、ぜひ覚えておいてください。

話が逸れましたが、読まない本を放置しておくとかわいそうだし、場所も取るので、どんどん捨てていきましょう。

はい、次に捨ててほしいのが「テレビ」です。

「いや、テレビは無理だよ!」と思われたかもしれません。

たしかに僕も見たい番組はありますので、捨てることはかなり抵抗があります。

そういう方は、意図的にテレビと距離を置くだけでもOKです。

ではなぜ、テレビを捨てろとHonamiさんは主張しているのか?

それは、自分と関係の無い情報がどんどん脳内に流れこんでくるからです。

特にニュースはネガティブな情報も多いですよね。

そういうネガティブな情報は、確実に潜在意識を汚していきます。

なのでテレビを流し見するのはやめて、ピンポイントでみたい番組だけをみることを心がけてください。

はい、次はちょっと角度が変わります。

「人間関係も手放しましょう」とHonamiさんは主張しています。

とはいえ、何でもかんでも人間関係を断てと言っているわけじゃありません。

具体的には、「悪口・批判・愚痴・噂話」を言う人から距離を置きましょう。

ネガティブな発言をする人と一緒にいると、ネガティブな気分になりますよね?

当然、ネガティブな気分になれば潜在意識もどんどん汚れていきます。

自分のためにも、ネガティブな発言をする人からは距離をとってください。

はい、さいごにご紹介するのは「やりたくない仕事を手放す」です。

これは難易度が高いと思いますが、ときには勇気を持って実践する必要があります。

なぜなら、やりたくないことをやっていると、「自分が本当にやりたいことがわからなくなる」からです。

「勉強やスポーツに年月を注いできたけど、よく考えたら親の勧めでやってきただけで、本当にやりたいことじゃなかった」なんて経験、1度はあると思います。

Honamiさんも親の勧めでテニスをやっていましたが、苦痛で仕方なかったそうです。

真にやりたいことに集中するためにも、「やりたくない」という素直な気持ちを大事にすることはとても大事です。

自分の人生を全うするためにも、ときには仕事を手放す意識を持ってほしいと思います。

②五感を磨く

はい、2つ目の手順が「五感を磨く」です。

「五感を磨く」ちょっと難しい表現ですが、紐解けばそんなに難しいことじゃないのでご安心ください。

まず、そもそもなぜ五感を磨く必要があるか?そこから説明します。

五感を磨く理由は、五感と潜在意識はつながっているからです。

五感とは、「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」ことでして、それらを磨くことによって潜在意識が良い方向に導かれ、心が動くようになります。

もう少しわかりやすく言うと、「好きなこと・やりたいこと」がハッキリとわかるようになります。

では、五感を磨く方法を5つご紹介します。

最初にご紹介するのは「ピュアなものに触れる」という方法です。

具体例をあげると、赤ちゃんや猫ちゃんに触れましょうということですね。

彼らは理屈ではなく、心に従って行動しています。

なので彼らに触れることで、ピュアなエネルギーを取り戻せるということです。

はい、どんどん紹介していきます。

2つ目は「物に名前をつけて話しかける」という方法です。

実際にHonamiさんはお花に名前をつけて、「○○ちゃん、めっちゃキレイだね」と話しかけるそうです。

はい、傍から見たらだいぶヤバい人ですね(笑)。

ただ、このように物に愛着を持って接することで、物の変化に敏感になれます。

結果として、五感が研ぎ澄まされるということですね。

3つ目が「物を磨く」という方法です。

床・窓・机・靴・パソコンなど、周りにある物をどんど磨いていきましょう。

すると、物の汚れに敏感になり感性が磨かれていきますし、隅々まで物事を見る心も養われていきます。

4つ目が、「予定を決めないで直感で過ごす」という方法です。

予定を決めるというのは、理屈に従った行動ですよね。

ただ、五感を磨くためには、理屈じゃなく感覚に従って行動する時間をつくる必要があります。

特に現代人はスマホや情報に支配されていますので、それらをデトックスするという意味も込めて、予定をなんも決めずに感覚のまま過ごすのは良いと思います。

5つ目が、「動作をゆっくりにする」という方法です。

現代人は常にスピードを意識して行動しています。

しかし、そんなに忙しく動いていては、物事をゆっくりと感じる余裕が無くなってしまいます。

五感を磨く方法として計5つを紹介しましたが、僕が最も重視したいと思ったのが、この「動作をゆっくりにする」なんですよね。

忙しくしていると心の余裕を無くすというのは、あなたも実感しているところだと思います。

忙しいときって、人当たりも悪くなりますし、感動する力もほとんど無くなりますよね。

現代はスピードやコスパが重視されていますが、一旦、その思考から離れてみましょう。

次の休日は、ただただ心の赴くままに、ゆっくりと過ごしてみてほしいと思います。

③自分を愛する

はい、3つ目の手順が「自分を愛する」です。

自分を愛することができれば、日々自信を持って行動できますし、対面する人も愛することができるようになります。

まず結論から言います。

自分を愛する絶対条件は、「本音で生きること」です。

なぜ本音で生きることが必要かと言うと、本音で生きないと自分を裏切り続けることになるからです。

裏切る人のことをあなたは愛せますか?愛せないですよね。

なので、「本音で生きる」ということは自分を愛する上で絶対に欠かせません。

では、以上の話を踏まえて、「本音で生きるための方法」を3つご紹介します。

1つ目が、「もう一人の自分と会話すること」という方法です。

要するに、本田圭佑がリトルホンダに話しかけているイメージですね。

もう一人の自分はとても素直な感情を持っています。

そこには、常識とか周りの意見など存在しません。

「もう一人の自分と会話する」これは自分を愛するための第1歩になります。

2つ目が、「自分をねぎらう」という方法です。

普段あなたは、自分のことをねぎらう時間をつくっていますか?

おそらく、「自分をねぎらっていない」と答えたかと思います。

そんなあなたにおすすめなのが、セルフハグです。

セルフハグをすると、自分自身をねぎらう時間をつくれますし、幸せホルモンであるセロトニンやオキシトシンが分泌されます。

自分自身を抱きしめて感謝の言葉を掛けてあげるだけで、簡単に素直な気持ちに浸ることができます。

3つ目が、「禁止事項を減らす」という方法です。

禁止事項が多いことは、素直な気持ちで行動することを妨げる原因になってしまいます。

例えば「ダラダラした時間を過ごしてはいけない」というルールを持っているとします。

すると、他人がダラダラしているのを見るとイライラしますし、自分がダラダラすることもできなくなってしまいます。

本当はダラダラしたいのにダラダラできない。

これは素直に生きているとは言えません。

素直に生きるということは、ときには恥ずかしい一面を見せることもあります。

しかし、それでいいのです。

素直に生き自分を愛すためにも、禁止事項はどんどん減らしてあげてください。

④望む未来をクリエイトする

はい、ここまでの手順を実践していただければ、かなり潜在意識が良い方に導かれているはずです。

周りの物事に感謝したり、自分を愛したり、素直な感情を大事にできたりする、そんな素敵な人になっていると思います。

ではこの状態まで潜在意識が磨かれたあなたに、最後の手順をご紹介します。

それは、「臨む未来をクリエイトする」というものです。

「臨む未来をクリエイトする」ためにやることは、たったの3つだけです。

  1. 理想の自分を明確にする
  2. 潜在意識に刻む
  3. 浮かんだことを楽しみながら即行動する

この3つを実行するだけで、理想の自分へと近づくことができます。

まず1つ目の「理想の自分を明確にする」、これは具体的に何をすればいいのか?

それは、「自分の理想を書き出す」という作業を行えばOKです。

例えば、「年収600万円を達成したい」「常に前向きな気持ちでいたい」「自分を慕ってくれる仲間をつくりたい」という理想を思いつく限り書いていきます。

この作業は、RASと呼ばれる脳の機能を活性化させる効果が期待できます。

簡単に言うと、RASという機能に働きかけることで、関心事に関する情報が目に入りやすくなるのです。

例えば「前向きな気持ちでいたい」と書き出すと、「前向きになる方法」を探そうと無意識のうちに思うようになります。

これは脳科学的に見て間違いない事実ですので、ぜひ実践してください。

2つ目の「潜在意識に刻む」、これは先程書き出した理想の自分をより潜在意識に残すための作業になります。

具体的にやることは、「ピンクの呼吸法」です。

まあ、言ってしまえば瞑想ですね。

やり方としては、「ネガティブな感情を吐き出す気持ちで口から息を10秒吐きます。次にキラキラ輝くピンク色の空気が全身に染み渡るイメージで鼻から息を5秒吸います。これを5分から10分繰り返します」

はい、途中引っかかった部分もあるかもしれませんが、素直な気持ちで実践することが大事です。

この作業により脳がリラックスモードとなり、より理想の自分を素直にイメージできようになります。

そして3つ目が、「浮かんだことを楽しみながら即行動する」です。

「理想の自分を明確にする」「潜在意識に刻む」という作業を行ったことにより、あなたの感性は研ぎ澄まされた状態になっております。

つまり、そのときに浮かんだことを実践すれば、理想の自分へと近づける可能性はグンと高まるのです。

自分の感覚を信じ、ぜひ浮かんだことを試してみてください!

まとめ

はい、これで「大丈夫!すべて思い通り。」の解説は以上になります。

駆け足で解説を進めてきたこともあり、腑に落ちていない部分もあるかもしれません。

しかし、今回解説した内容を試すことにリスクはありません。

まずは素直な気持ちで試してみること、これが大事です。

なお、今回は本書の大枠を解説するために、お話できていない部分もたくさんあります。

今回の解説に興味を持った方は、ぜひ本書を手にとって読んでほしいと思います。

はい、では以上になります。

最後までご清聴、ありがとうございました!