「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
- 「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」を読んで勉強になった5つのこと
- 「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」を読んだ感想
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」は、「食事・運動・脳科学」の視点から、睡眠という投資の効率を上げるノウハウをまとめた本。
今回は、その「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」の感想を簡単にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、睡眠偏差値を上げることができますよ。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法:読んで勉強になった5つのこと
「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」を読んで勉強になったことは以下の5つですね。
- 睡眠不足が、メンタルに悪影響を及ぼす理由
- 睡眠は、つみたて投資
- 寝不足=ほろ酔い状態
- メラトニンの作られ方
- インスタント食品が、睡眠の質を下げる理由
それぞれ簡単に解説します。
睡眠不足が、メンタルに悪影響を及ぼす理由
なぜ睡眠不足がメンタルに悪影響を及ぼすのか?
それは、DMN(デフォルドモードネットワーク)という状態に、なりがちになるからです。
DMNってなに?
DMNというのは、簡単に言うと、ぼーっとしている状態ですね。
何かに集中しているときは「意思」のネットワークCEN(Central Exective Network)が働いている状態です。別名ワーキングメモリーネットワークと呼ばれています。CENとシーソーのような関係にあるのがDMN(Default Mode Network)です。DMNは、ぼーっと考え事をしていたり、記憶を整理したり、ひらめくときに働いているネットワークです。
DMNは、ひらめき生んだりするメリットもあるんですけど、考え事が頭の中でグルグルまわり続けるので、注意力が無くなるというデメリットもあります。
特に睡眠不足がだと、DMNの状態から抜け出せず、いつまでも考え事をしちゃうんですよ。
考え事ってネガティブなことも多いですから、メンタルがやられちゃうというわけですね。
睡眠は、つみたて投資
「睡眠負債」っていう言葉を聞いたことありますか?
質の悪い睡眠を続けていると、その行動が負債となり、健康に害を及ぼすという発想を元につくられた言葉です。
しかし裏を返せば、質の良い睡眠を続けていると、投資として積み重なり、健康に良い影響を及ぼします。
睡眠は毎日積み重なるからこそ、投資としての睡眠と、そうではない睡眠に大きな差が生まれます。つみたて投資のように、投資としての睡眠は1日だけでなく、1週間や1ヶ月、1年と長くなればなるほど効果を発揮します。
睡眠を投資として考えると、良い睡眠をとりたくなってきませんか?
どうすれば良い睡眠をとれるかは、「食事・運動・脳科学」の3視点から、本書で徹底解説されています。
食事に関しては、具体的なメニューがカラーで載っていたので、参考にしやすかったですね。
寝不足=ほろ酔い状態
寝不足で出社しても、怒られることってそんなにないですよね。
でも、寝不足っていうのは、酒を飲んでいるのと一緒なんですよ。
睡眠不足はほろ酔い状態同じくらい覚醒度が低下します。目覚めてから17時間が経つと、日本酒1合を飲んだ程度まで脳の反応性が低下し、ミスが起こりやすくなるのです。
飲酒っていうわかりやすい行動がないだけで、寝不足もパフォーマンスに相当影響していることは、しっかりと頭に入れておいてほしいと思います。
寝不足で運転するのは、犯罪と思っておきましょう。
メラトニンの作られ方
睡眠を促すホルモンのことを、メラトニンと言います。
このメラトニンが作られる手順は、以下のとおりです。
- トリプトファンを増やす
- トリプトファンからセロトニンができる
- セロトニンが「メラトニン」に変化する
「トリプトファン→セロトニン→メラトニン」という順番ですね。
では、始めのトリプトファンはどのように増やせばいいのか?
結論から言うと、以下の2つです。
- 運動
- 食事
運動をすると、脳内にトリプトファンが増え、幸せホルモンのセロトニン濃度が上がります。食事でトリプトファンを摂取するだけでなく、運動を組み合わせることでより効果的に脳にセロトニンが増えるのです。
運動は激しいものでなくてもOKです。
トリプトファンを多く含み手軽に食べられるものとしては、バナナがおすすめされていました。
運動も食事も手軽に実践できるので、ぜひおためしあれ。
インスタント食品が、睡眠の質を下げる理由
僕はこの文章を見て、よりインスタント食品を食べる割合を減らそうと思いましたね。
質の高い睡眠を促すために食べないほうがいいのは、インスタント食品です。インスタント食品はリン酸塩(保存料)を含み、亜鉛の吸収を妨げ、カルシウム排出を促します。亜鉛が不足すると、イライラしたり、落ち込みやすくなったり、味覚が変わったり、不眠の状態になりやすくなります。
インスタント食品というよりかは、「リン酸塩(保存料)」という部分に注目してもらえたらいいのかなと思います。
保存料が多い食品の代表例は、以下のとおりです。
- インスタント食品
- ファーストフード
- ハム
- ベーコン
- 缶詰
出典元:Medipress
もし今の睡眠に満足できていなければ、食品を変えてみるのも手ですね。
僕はめったに、インスタント食品やファーストフードを食べません。そのおかげか、睡眠には満足しています。
インスタントラーメンを食べていた日々に比べると、寝付きも違うし、起きたときのパワーも違いますね。
もちろん、他にもいろんな環境が変わっていますので、食事を変えれば睡眠の質が変わるとは断言できません。
ただ、食品が睡眠の質に影響を与えることは確かですから、これを機に、日々の食事を見直してみてください。
眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法:読んだ感想
睡眠って、寝る前だけが重要じゃないと思いましたね。
1日の過ごし方で、睡眠の質が変わると思った
寝る前にスマホをいじると、寝付きが悪くなるというのは、有名な話です。
しかし、寝付きを良くするためには、以下のような気遣いも必要になります。
- 朝日を浴びる
- 運動をする
- 食品に気をつける
- 寝る時間と起きる時間を固定する
睡眠って奥が深いですね。
でも、睡眠は健康にめちゃくちゃ大きな影響を及ぼしますから、徹底していこうと思います。
気をつける項目は多いけど、習慣化すれば簡単
睡眠の質を高めるためには、いろいろなことに気を使う必要はあります。
ですが、どの項目も習慣化しちゃえば楽勝ですよ。
運動も、まずは1日5分とかでもOKです。小さく始めれば、必ず習慣化できます。
習慣化のコツは、頑張らないことです。
できるところから改善して、良い睡眠をGETしてくださいね。
眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法:まとめ
今回は、「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」を読んだ感想をササッとまとめました。
なお、今回ご紹介したことは、本書のごく1部分です。
より深く学びたい人は、ぜひ本書を手にとってみてください。
目次
- あらゆる不調は睡眠から表れる
- いい睡眠がいい人生をつくる
- 睡眠という投資
- 究極の眠る投資(睡眠法;食事;運動;脳の使い方)
では、以上です。
良き読書ライフを!