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こんにちは、TKです。
今回ご紹介する「稼ぐことから逃げるな」は、株式会社StockSun代表取締役の株本祐己(かぶもとゆうき)さんが自身の体験を元に、稼げる人間になるためのノウハウや考え方を教えてくれる本です。
株元さんの経歴は、以下のとおり。
株本さんは稼げない人間を「雑魚」と呼んでいるので、アンチが多い人としても有名です(笑)。
今回はそんな株本さんが書いた、「稼ぐことから逃げるな」を以下3つのポイントで要約しました。
- 株本さんの悲惨な下積み時代
- ビジネス戦闘力を高めるノウハウ5選
- 年収チャンネルの面白さ
5分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
稼ぐことから逃げるな:3つのポイントで要約
「稼ぐことから逃げるな」を以下3つのポイントに要約しました。
- 株本さんの悲惨な下積み時代
- ビジネス戦闘力を高めるノウハウ5選
- 年収チャンネルの面白さ
それぞれ簡単に解説します。
株本さんの悲惨な下積み時代
株本さんは現在年収が億を超えているんですけど、学生時代にはかなり悲惨な下積みを経験しています。
とても最初は、億を稼げるような人の話じゃなかったので、ビックリしましたね。
ではここからは、株本さんの学生時代から就職するまでの、悲惨な下積み時代について解説します。
雑魚だったバイト時代
ネット上では「雑魚お断り」と厳しい言葉を投げかける株本さんですが、株本さんのバイト時代は、まさに雑魚そのものです(笑)。
株本さんは学生時代にあるカフェでバイトしていたんですけど、そこはオシャレなパフェを提供するお店でした。
パフェをオシャレに見せるために、バナナを斜めに切らなきゃいけないんですけど、株元さんはなぜか輪切りに切ってしまい、全然オシャレじゃないパフェが完成しました…。
その様子を見ていたチーフに包丁を突きつけられ、「●すぞ」と言われたそうです(笑)。
バーミヤンのバイトでも、レシピは覚えられないわ遅刻はするわで、すぐに辞めちゃいます。
テレビ局のバイトでも、局内を迷子になってしまい、ろくにお使いもできない状況をまた上司が「株本くん、今日で辞めてもらいたいんだけど」と言われちゃいます。
こんな感じで、バイトでは良い結果を株元さんは残すことができませんでした。
成功者って、バイトは全然ダメだったっていう人多いですよね。
やっぱ成功する人って、人に使われる器じゃないんだと思います。
インターンでも失敗続き
東日本大震災をきっかけに大学の休みが伸び、時間ができた株本さん。
周りの友人がインターンに参加しまくっているのを見て、なんとなく自分もインターンに参加することを決めました。
ただ、そのインターンでもバイト時代のダメっぷりを見せてしまいます。
スーツにくるぶし丈のソックスを履いているのを注意されたり、仕事中に寝たり、会議で言っていることが理解できなかったり、徹マン後に仕事いったり、無断欠勤したりともう散々でした。
そんな様子を見た社長に、「おまえ、ふざけんな。遊びじゃねえんだ」と言われてしまいます。
そのときのブチギレ方をみて、これは流石にヤバいと思って、心を入れ替えて仕事をするようになったそうです(笑)。
またバイト時代とは違って、任される仕事のレベルが高くやりがいを感じていたことも、辞めなかった理由の1つになります。
新規事業を任される
心を入れ替えて仕事をしていたある日、株本さんは社長から、メディアの立ち上げ事業という仕事を任されます。
具体的には、フランチャイズ本部と、フランチャイズを始めたい脱サラオーナーのマッチングメディアを作るように言われたそうです。
この話を聞いて、やっぱりインターンって任される仕事のレベルが違うなって思わされました。
成長したい人が、インターンに参加しまくる理由もわかります。
株本さんはこの新規事業を成功させるために、最初は足を使って営業し、その後は効率を考えて電話をして営業します。
営業相手は社長や役員が多いので、ありきたりな提案だと相手にしてもらえないことが多く、結構苦労されたそうです…。
株本さんは意外と、泥臭い仕事も経験しているんですね。
そして2ヶ月で、30社掲載を達成するという、上々のスタートを切ることができました。
初めての利益
インターン開始から半年が経つころ、無料の募集広告は100社を超えるほどまでに成長しました。
ただ、このときは全て無料で掲載していたので、利益は1円も発生していません。
そんなある日、株本さんの元に1本の電話がかかってきます。
その電話は、介護デイサービスを運営する会社からで、「御社のサイト経由で契約につながりました!お金を払うからもっと資料請求に力を入れてほしい」というものでした。
これが株本さんが立ち上げた事業の、初めての利益になったのです。
初めて利益が出たときの感想については書かれていなかったのですが、相当に嬉しかったと思います。
その後も社長や役員相手の営業を繰り返しながら、新規事業を成長させていきました。
学生ながら相当な実力と経験を積み上げた株本さんは、その経歴を持って就活に挑みます。
就活は連戦連敗
学生にしてはかなりの経験を積んできた株本さんは、「就活は余裕」と考えていたそうです。
しかし以外や以外、株本さんは20社受けても内定がゼロという結果でした。
「なんでこんな凄い経歴を持っているのに、受からないんだろう?」と株本さんは考えます。
そして出た答えは、「自分、こんだけすごいので、要りませんか?」というスタンスで挑んでいたから、というものでした。
一括採用で欲しいのは、会社のことを理解し、会社のために頑張ってくれる人ですよね?
ただただ自分のアピールをしても、会社のことを研究していなければ、そのサボりはすぐに見抜かれます。
その後はスタンスを変え、採用する立場になって就活を進めたところ、内定が取れるようになったそうです。
ただ、インターン先の仕事にやりがいを感じていた株元さんは、結局、インターン先のベンチャー企業に入社することを決めました。
株本さんのエピソードから学んでほしいこと
ざっと株本さんの、学生時代~ベンチャー企業入社までのエピソードを解説しました。
このエピソードを聞いた上で、ぜひ学んでほしいことが2つあります。
それは、以下のとおりです。
- バイトで失敗しても、心配しなくてOK
- 成長したいならベンチャーへ行こう
もしあなたがバイトで結果を出せなくても、心配しなくてOKですし、むしろラッキーくらいに思ってOKです。
なぜなら、株本さんのような成功者は、大抵、バイトで失敗しているからですね。
例えば、ビジネス系YouTuberとして活躍しているマナブさんも、バイトでは全く使えなかったそうです。
バイトで失敗したとしても、たまたまその働き方が合っていなかっただけです。
僕もバイトは上手くこなせない人間ですが、パソコン1つで月10万円は稼ぐことができました。
株本さんと比べると超雑魚なので恥ずかしいですが、バイトがダメダメでもこれくらいは稼げるんですよ。
自分に合った働き方をすれば、必ず収入は作り出せますので、バイトなんかで失敗しても落ち込まなくてOKです。
また、もし目先の利益ではなく成長を求めているなら、ベンチャー企業に入社することをおすすめします。
理由は、ベンチャー企業に入れば、いきなり大きな仕事を経験できる可能性があるからです。
株本さんは大学生という身分で、新規事業を任されたわけですが、こんなことは、ベンチャー企業じゃない限りあり得ないと思ってください。
僕は中小企業に勤務していた経験があるので、新人が大きな仕事を任されないのは、身を持って理解しています。
例えベンチャー企業で失敗しても、人生が終わるわけじゃないですし、その失敗は必ずその後の糧になります。
成長を求める方は、ぜひベンチャー企業に入社して、若いうちからレベルの高い仕事にチャレンジしてみてください!
ビジネス戦闘力を高めるノウハウ5選
ここまで、株本さんの経歴をざっと解説してきました。
では次に、「稼ぐことから逃げるな」の中から、これはぜひ覚えてほしいと思った、「ビジネス戦闘力を高めるノウハウ」を5つ紹介します。
そのノウハウとは、以下のとおり。
- コスパ思考で行動する
- 勝ち癖をつける
- 雑魚とはつるまない
- 丸投げ思考を捨てる
- ブログでノウハウを公開する
それぞれ解説します。
コスパ思考で行動する
何事も結果を出すためには、努力が必要になります。
ただし努力するのって疲れますから、「努力したくない」というのが本音ですよね?
そんなあなたには、コスパ思考で行動することをおすすめします。
例えば就活を有利に進めたいのであれば、早稲田大学スポーツ科学部に入るのがベストです。
理由は、就活に強い早慶という看板を、1番簡単に手に入れられるからですね。
実は早稲田大学スポーツ科学部に入るためには、2教科+小論文という少ない科目数の勉強だけすればOKなんですよ。
実際に株本さんは早稲田大学という看板をGETできればいいと考えていたので、早稲田大学スポーツ科学部に入るための勉強だけを重点的にこなしました。
結果的に株本さんは、他の学生よりもコスパ良く、早稲田大学に合格することができたのです。
このようにコスパよく行動するためには、「ゴールを明確にすること」を意識してください。
例えば簿記3級を取りたかったら、配点が大きくかつ簡単な大問1の練習をたくさんする、みたいなイメージですね。
このコスパ思考はあらゆるジャンルで結果を出すための王道テクニックなので、ぜひ覚えておいてください。
勝ち癖をつける
ビジネスで結果を出すためには、勝ち癖をつける必要があります。
理由は、勝ち癖がついていないと、結果を出すための努力ができないからです。
先程コスパ思考という、効率よく結果を出すためのテクニックをご紹介しましたが、これは努力が全くいらないわけではなく、努力する量が効率化されているに過ぎません。
早稲田大学スポーツ科学部に入るのは、他の学部に比べて簡単なのは間違いないですが、それでも天才でない限りは、最低1年間は勉強漬けで頑張る必要があると思います。
そしてこの最低限の努力は、ある程度の勝ち癖がついていないと、やりきることができないというのが、株本さんの持論です。
この株本さんの持論は、僕も概ね正しいと思っています。
ではこの勝ち癖をつけるためには、どうすればいいのか?
結論を言うと、どんなことでもいいので、ある程度の結果が出るまで頑張る経験をすることです。
勝ち癖をつけるのに小手先のテクニックはありません、ただただ何かで結果を出すしか方法はないと思ってください。
例えば株本さんは、中学時代に卓球で東京私学1位になったり、早稲田大学に合格することで、勝ち癖をつけていきました。
ちなみに僕の話をすると、TOEICで785点をとったり独学で小論文を身につけて大学に合格するという過程で、勝ち癖が身についたように感じています。
こんな感じで、本当にどんなことでもいいので、自分で目標を設定して、それを達成するまで頑張るという経験を積み上げていってください。
雑魚とはつるまない
「雑魚とはつるまない」というのは、いかにも炎上しそうな言葉使いですが、実際に本書に書いてある言葉ですので、そのまま引用しました(笑)。
ここで言う雑魚というのは、「決定権のない人」のことです。
なぜ「決定権のない人」とつるんではいけないかというと、ビジネスチャンスに結びつかないからです。
例えばあなたが、居酒屋を紹介するサイトを運営していたとしますよね。
その場合、居酒屋チェーンを運営する会社の社員と、個人経営をしている店長とでは、どちらに営業をかけたほうがいいでしょうか?
答えは、個人経営をしている店長です、理由は以下の通り。
- 会社の社員→決定権が無いので、PRの提案をしても話が進まない
- 個人経営をしている店長→決定権を持っているので、PRの提案が通る可能性がある
このように、決定権がない人とつるんでもビジネスチャンスが広がらないので、つるむだけ無駄というのが、株本さんの意見なんですよ。
ただしこれは、絶対にビジネスで結果を出したい人だけにおすすめするテクニックです。
損得だけで人付き合いを決めていたら、嫌われるリスクもありますので、ご注意ください…。
丸投げ思考を捨てる
ビジネスで結果を出したいなら、丸投げ思考を今すぐ捨ててください。
理由は、丸投げする人は、他人の時間とエネルギーを奪う人と見なされてしまうからです。
例えばイベントの幹事をしている人に、「皆さんどうしたいですか?」という質問されたら、抽象的すぎて答えにくいですよね?
このように時間を奪うような丸投げの質問をする人は、確実に嫌われますのでご注意ください。
なのでもしあなたがイベントの幹事になったら、「この中からよいものを選んでください。一番多かったものを採用します」と選択肢を提示するなど、相手のエネルギーを奪わない発想を持つことが大事になります。
ちなみに僕も、この丸投げをしないように意識している人間の1人です。
具体的には、取引相手に質問をするときは、「何個の質問をするのか?」「具体的にどんなことを答えればいいのか?」「この質問の意図はなんなのか?」という疑問が残らないことを意識しています。
このように疑問が残らない形で質問をすれば、相手は質問にスッと答えることができますよね。
「相手の時間とエネルギーを奪わないためにはどうすればいいのか?」ということを、常に意識してほしいと思います。
ブログでノウハウを公開する
ブログでノウハウを公開すると、ビジネスチャンスを増やすことができます。
理由は、記事を読んだ人がお客さんになってくれることがあるからです。
実は株本さんは自身のブログで、ウェブコンサルティングに使っている具体的なマーケティングの手法を公開しているんですよ。
そのブログ経由で案件の依頼が舞い込み、調子が良いときには、月商が10倍にまで跳ね上がったこともあるそうです。
でも、具体的な手法を公開しちゃったら、仕事の依頼が逆に来なくなっちゃうんじゃないの?
と思われたかもしれませんが、大丈夫なんですよ。
なぜなら、手法を知っても、それを実行に移すのは時間も労力もかかるからです。
僕も小論文の書き方を公開しているブログを持っているんですけど、そのブログ経由で、論文作成の仕事が定期的に舞い込んできます。
これは僕の経験から言えることですが、ノウハウや情報はどんどん公開しちゃっていいと思います。
出し惜しみすると、本気で情報発信している人に負けちゃいますからね。
このブログ発信のメリットは僕自身もめちゃくちゃ感じているので、これからビジネスを始める人は、ぜひ覚えておいてほしいです。
年収チャンネルの面白さ
では最後に、株本さんが代表の会社:株式会社年収チャンネルが運営する、年収チャンネルの面白さについて解説します。
これから先、稼げる人間になるためのスキルや心構えを知れる
年収チャンネルでは、株本さんを始め、豪華ゲストの話をたくさん聞くことができます。
話をする人は皆、誰よりも働いてきた人たちばかりなので、とても参考になりますよ。
例えば、特にこの株本さんが20分に渡って語る動画は、これから就職するにあたって、めちゃくちゃ大事なメッセージが込められていますので、ぜひ見てほしいですね。
いろんな企業の裏側を知れる
年収チャンネルの特徴として、大企業で務めた経験がある人を呼んで、リアルな裏側を聞くということがあります。
例えば野村證券で働いていた宋(そん)さんの話は、暴露話が多くめちゃくちゃ面白いです。
こういうリアルな話は就活イベントとかじゃ絶対に聞けないので、ぜひここでリアルな裏側も把握しておいてほしいと思います。
ちなみに、一通り年収チャンネルの動画をみたら、証券に就職するきが失せるので、ご注意を(笑)。
稼ぐことから逃げるな:まとめ
今回は、「稼ぐことから逃げるな」の要約を3つのポイントで紹介しました。
- 株本さんの悲惨な下積み時代
- ビジネス戦闘力を高めるノウハウ5選
- 年収チャンネルの面白さ
なお、今回ご紹介したことは本書のごく1部分で、まだまだ伝えきれていない事がたくさんあります。
今回は株本さんがベンチャー企業に入社するまでの流れを解説しましたが、その後ベイカレントに転職したときのお話とか、起業するまでのお話も、めちゃくちゃ面白いです。
興味を持った方は、ぜひ本書を手にとって読んでみてください。
目次
- 第1章 思考停止で大手企業を目指すな
- 第2章 自分の武器を知り「ビジネス戦闘力」を高める
- 第3章 収入を一気に上げるフリーランスの道
- 第4章 爆稼ぎのビジネスモデルを盤石にする方法
- 第5章 雑魚になるな! 王になれ!
(2024/12/08 07:07:04時点 Amazon調べ-詳細)
では、以上です。
良き読書ライフを!