「投資家みたいに生きろ」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
- 「投資家みたいに生きろ」を読んで勉強になった5つのこと
- 「投資家みたいに生きろ」を読んだ感想
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「投資家みたいに生きろ」は、投資家の視点を得ることで、ビジネスセンスを磨くことを目的とした本です。
今回は、その「投資家みたいに生きろ」の感想を簡単にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、日常の風景が今までと違って見えるようになりますよ。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
投資家みたいに生きろ:読んで勉強になった5つのこと
「投資家みたいに生きろ」を読んで勉強になったことは以下の5つですね。
- 大手がやりたくないことを、あえてやる
- 流行には、とりあえずのってみる
- 家電量販店は、最先端の情報がつまっている
- 人間は、孤独を埋めるために浪費する
- 進化したペットボトルのシール
それぞれ簡単に解説します。
大手がやりたくないことを、あえてやる
あなたは、朝日印刷という会社を知っていますか?
この朝日印刷は、医薬品のパッケージを印刷することに特化した、非常に狭い範囲を狙った企業です。
しかし、その戦略が見事にハマり、地味に高い売上を上げています。(2019年度の売上高は400億を超えています≫2019年度有価証券報告書)
医薬品には、いわゆる薬事法という法律があり、パッケージの印刷をするのに面倒な手続きが多くなります。そのため、大手印刷会社はわざわざ力を入れない分野なのです。そこに朝日印刷は勝機を見出し、リスクをとって設備投資をしています。
出典:投資家みたいに生きろ
ニーズがあるけど面倒だと、以外とみんなやらないんですよね。
そういうニーズに特化した事業をやるのも、1つの手です。
また、株式投資をする際は、こういう「地味に良い戦略で成果を上げている会社」に投資すると、利益を上げやすくなるとも思いましたね。
流行には、とりあえずのってみる
とりあえず流行にのってみるフットワークの軽さは、世の中のニーズやトレンドを押さえるという点で重要になります。
世の中には、流行を嫌う人がいます。しかし、投資家的に見ると、流行嫌いのマインドは変える必要があります。(中略)流行しているものをいち早く自分で試すことによって、世の中の価値観に対してのあなた自身の身体的感覚を得ることがすごく大事なのです。
出典:投資家みたいに生きろ
例えば一昔前、ポケモンGOが大流行しましたよね?
そのとき、ポケモンGOをやっていないのは、論外だそうです。
流行りに乗っかるって、なんとなく「ダサい」と思っていましたが、その考えがひっくり返されましたね。
ドハマりしなくてもいいので、少しは流行に触れようと思いました。
家電量販店は、最先端の情報がつまっている
著者の藤野さんは、家電量販店に足を運ぶことをおすすめしています。
理由は、流行りや景気を感じ取れるからです。
投資の視点を身につけるのに、特におすすめなのは、「家電量販店」です。(中略)今、何が売れて、何が流行っていて、業界の話や日本全体の景気まで感じ取れるようになります。
出典:投資家みたいに生きろ
家電量販店には、おける商品数が限られていますので、流行りを取り入れた商品が並ぶのは必然です。
なので、家電量販店をブラブラしているだけでも、最先端の情報に触れられるのですね。
お出かけしたついでに、足を運んでみようと思いました。
人間は、孤独を埋めるために浪費する
この文章は、個人的にかなり印象に残りました。
浪費とは「孤独を埋める」ことだそうです。
私たち人間には、孤独を埋めるために商品やサービスに思わずお金や時間を使ってしまう「弱さ」があります。
出典:投資家みたいに生きろ
僕は寂しくなったら、よくギャンブルしちゃうので、この一言は胸に刺さりましたね。
裏を返せば「孤独を埋めるサービスはめちゃ稼げる」ということも言えます。
金持ちがホストやキャバ嬢にハマる理由が、わかったような気がします。
要するに、独りの時間が長いと、無駄遣いしちゃうということですよね。
もう少し、友人や家族との時間を増やしたほうがいいのかな、と思いました。
進化したペットボトルのシール
最近、ペットボトルの形状が多様化してきたの、気がついていましたか?
昔はペットボトルの形って1パターンでしたけど、オシャレさを求める消費者のニーズにこたえて、いろんなパターンのペットボトル飲料が販売されています。
その形状を可能にしたのが、「シュリンクラベル」というシールです。
昔のペットボトルのシールは、糊でくっついていました。大きめのペットボトルにベタっと張り付いていただけでした。
それが今は、「シュリンクラベル」という技術によって、ラベルを縮ませてペットボトルにくっつけています。すると、ペットボトルがどういう形であっても、よく付くのです。それだけでなく、糊の量も少なくて済みますし、ラベルがすぐに剥がせるので、環境的にもとてもよい。
このラベルを作っているのが、大阪にあるフジシールという企業です。
出典:投資家みたいに生きろ
シュリンクっていうのは、日本語にすると「収縮」という意味です。
要するに、シュリンクラベルは熱によって縮むラベルなんですね。
まだまだ自分は、世の中のことを知らないんだと思わされました。
日本の技術力、凄いです。
投資家みたいに生きろ:読んだ感想
自分はなんて狭い世界で生きているんだろう、と思わされました。
もっと広い視野を持てば、見える世界が変わる気がします。
目立たない所に目を光らせることが、大事だと思った
朝日印刷やフジシールは、本書を読んで初めて知った会社です。
こういう地味に凄い会社は、就職先や投資先として、コスパが優れています。
以外な穴場を見つけるために、目立たない所に目を光らせようと思いました。
流行をチェックするクセをつけねばと思った
僕はどちらかというと、流行には興味ない方です。
しかし流行を無視するような人は、世の中の流れについていけませんよね。
そのうち、老害になっちゃう危険性もあります…。
流行をチェックするくらいはしようと思いました。
投資家みたいに生きろ:まとめ
今回は、「投資家みたいに生きろ」を読んだ感想をササッとまとめました。
見える世界を変えて、充実した人生を過ごしましょう。
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では、以上です。
良き読書ライフを!