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書籍レビュー

【幸せ・5つの鍵とは?】「幸せ」について知っておきたい5つのことを、要約しました

この記事は、下記の動画を文字起こしした内容となっております。

こんばんは、TKです。

 

今回ご紹介する本は、「「幸せ」について知っておきたい5つのこと」という本です。

本書は、幸福について研究しているダン博士とディーナー博士が、講義形式で幸せになるための考え方・方法を教えてくれる内容となっております。

誰もが「幸せになりたい」という想いを持っていますが、ちゃんと幸せについて学んでいる人はほとんどいないと思います。

幸せについて学ばなければ、「幸せになれそうな物事」に取り組んでしまい、結果として逆に不幸になってしまうこともあるのです。

なので今回は、あらゆる研究結果から導き出された「幸せの鍵」を、5つのテーマにわけてご紹介します。

この動画を最後まで見ていただければ、幸せの本質をつかむことができ、日々をハッピーに過ごせるようになります。

ぜひ、お楽しみください。

 

はい、今回ご紹介する本のタイトルは「「幸せ」について知っておきたい5つのこと」となっております。

このタイトルを見たら、「その5つのことって何?」という疑問がわいてきますよね。

さっそくですが、その幸せについて知っておきたい5つのことを先に述べておきます。

  1. 幸せの最重要項目は、社会との結びつき
  2. お金で増える幸せには天井がある
  3. 仕事に報酬を求めると、幸せになれない
  4. 挫折を否定すると、不幸になる
  5. 正直に生きると、幸せになる

では、それぞれ順番に解説します。

幸せの最重要項目は、社会との結びつき

はい、1つ目のテーマが「幸せの最重要項目は、社会との結びつき」です。

このテーマが、本書の中で1番大事なテーマとなります。

なぜそんなに大事なのかというと、幸福度の高い人達を集めてその共通点を調べてみたら、上位10%の共通点が、「社会との結びつきが強いことだけ」だったからです。

その10%の中には運動好きもいれば、インドア派もいました。

信条深い人もいれば、無神論者もいたようです。

この研究結果が示すのは、社会との結びつきを強めることは、「幸せになるための必須条件」ということになります。

ただ、この結論を聞いて、「自分は孤独な人間だから、幸せになれないんだ…」と絶望した人もいると思います。

僕も孤独な人間なので、この研究結果は結構胸にグサッときましたね。

しかし、そこまで心配しなくてもOKです。

社会との結びつきは、「コーヒーショップでも体験することができる」とダン博士は言います。

例えばスタバに行ったとき、基本的にはメニューを注文して終わりですよね?

しかしある調査によると、メニューを注文するだけでなく、店員と笑顔でアイコンタクトを取って短い会話を交わした人のほうが、注文後の幸福度が高いことが明らかになっているそうです。

なので今度からスタバで注文するときは、店員さんと世間話をしてみてください。

と言いたいところですが、正直、店員さんと世間話をするなんてハードル高いですよね?

「それができたら苦労しねえよ!」というのが本音だと思います。

しかしここでダン博士は、さらなる実験を教えてくれました。

ある実験によると、明らかに内向的な人に対して「外交的に振る舞うように」とお願いした結果、幸福度が高まったそうです。

自分の意思に反して外交的に振る舞っても、意外と幸福度は上がるんですね。

とはいえ、無理に外交的になる必要はないとダン博士は言います。

いくら幸福度が高まると言われれも、毎日毎日無理に外交的になっていれば、それはそれでストレスが溜まってしまいます。

なので自分の無理のない範囲で、人と交わる機会を増やしていけばOKです。

もしあなたが人見知りであれば、身近な人を大事にすればいいのです。

幸福に関する研究によると、自分の弱みを見せられる人や、困ったときに頼れる親友が1,2人いるだけでも、十分幸せになれることが明らかになっています。

無理して知り合いを増やそうとしなくていいので、できる範囲で社会とのつながりを意識して生活してみてください。

お金で増える幸せには天井がある

はい、2つ目のテーマが「お金で増える幸せには天井がある」です。

お金と幸せの関係について、誰しもが1度は深く考えたことがあると思います。

「お金が増えれば増えるほど幸せになる」と考える人もいれば、「お金は必要最低限あればいい」と考える人もいるでしょう。

結論から言うと、ある程度まではお金で幸福度は高まりますが、ある一定の額で上昇がストップします。

アメリカのプリンストン大学が2010年に発表した研究結果によると、生活の満足度は年収の上昇に比例するのですが、年収が7万5000ドルに達すると、それ以上稼げるようになってもほとんど満足度が高まらないことが明らかになりました。

ちなみに7万5000ドルを日本円になおすと、ざっと750万円くらいですね。

従って、年収が750万円に達していない人は、これからも稼げるように頑張ることが幸福につながる可能性は高いです。

ただ、年収がすでに750万円に達している人は、それ以上稼いでも幸せが増えることはありません。

すでに高収入を得ている場合は、稼ぐことよりも「お金の使い方」に注目する必要があります。

ではここからは、「幸せになるお金の使い方」について解説します。

ちなみにこのお話は、決して高収入を得ていない人にとっても大事なお話なので、ぜひ聞いてほしいと思います。

結論から言うと、お金は「経験or他人」に使うと幸福度が高まるそうです。

僕たちはお金を稼ぐとつい、物を買ったり自分のために使ったりしがちですが、それだと幸福度は高められません。

実はある調査によると、人は経験には「お金を使わなかった」ことを後悔し、物には「お金を使った」ことを後悔するそうです。

例えばお金をケチって旅行に参加しなかったら、あとでめちゃくちゃ後悔したなんて経験、1度はあると思います。

逆に奮発してカッコいい靴を買ったけど、後で「やっぱいらないなー」と後悔したこともありますよね。

なのでお金の使い道で迷ったら、「経験」を優先してみてください。

また、こんな研究結果もあります。

ある女の子にクラッカーをあげたところ、その女の子は喜びました。

そして次に、「そのクラッカーをぬいぐるみにあげて」と言い、女の子はぬいぐるみにクラッカーを渡しました。

すると、クラッカーをもらったときよりも、クラッカーをぬいぐるみにあげたときのほうが、もっと喜んだそうです。

なんか、すごい可愛い実験ですよね(笑)。

つまりここで言いたいのは、「人には与える喜びが備わっている」ということです。

この与える喜びは、あなたも日々実感しているものだと思います。

なんの見返りも求めずに他人にプレゼントしてあげたときって、なんか幸せな気分になりますよね。

まとめると、年収を上げるのは750万円まででOKで、お金は極力「経験or他人」に使うということを覚えてもらえれば幸いです。

仕事に報酬を求めると、幸せになれない

はい、3つ目のテーマが「仕事に報酬を求めると、幸せになれない」です。

「タダ働きしろってことか!?」と思われた方もいるかもしれませんが、そうじゃありませんので、どうか落ち着いてください。

要するにここで言いたいのは、「お金があれば幸せになるってわけじゃない、むしろ報酬を求めすぎると逆に不幸になる」ということです。

まず、お金があれば幸せになるわけじゃない根拠から説明いたします。

2012年のパナマのGDPは363億ドル、対して日本のGDPは5兆9,000億ドルでした。

にも関わらず、日本よりもパナマのほうが幸福度が高かったそうです。

簡単に言うと、年収が5億9,000万円の人よりも、363万円の人のほうが幸せというイメージですね。

なぜ日本のほうが幸福度が低くなってしまうのか?

要因は色々あると思いますが、ディーナー博士は主な要因として「周りの目を気にしすぎていること」をあげています。

日本を含むアジアの人々は、自分自身がどう思うかよりも、他人がどう思うかを意識してしまうクセがあるそうです。

そのクセがプレッシャーになってしまい、幸福度が下がってしまうということです。

また、これは日本人に限ったことではありませんが、仕事に報酬を求めすぎることで不幸になるという研究結果もあります。

イェール大学のエイミー・レズネスキー准教授によると、仕事に対する態度は大きく3つに分けることができるそうです。

その3つとは、「ジョブ・キャリア・コーリング」です。

ジョブは、働く理由を「報酬」に置いている人です。

キャリアは、働く理由を「成長」に置いている人です。

コーリングは、働く理由を「自分の仕事には深い意義があるという実感」に置いている人です。

つまりコーリングに分類されている人は、報酬が無くても働きます。

結論を言うと、3タイプの中で最も幸福なのは「コーリング」なんですよ。

逆にジョブとして働いている人は、幸福度が低いということになります。

ただ、現実的な話をすると、ほとんどの人は「報酬」に重きを置いて働いていると思います。

ここまでの話を聞くと、「じゃあ、報酬のために働いている俺は幸せになれないんだ…」と悲しんでいるかもしれませんが、ご安心ください。

どんな態度で働いている人でも、仕事の価値を見つめ直すことで幸福度を高めることができます。

ここで、僕の好きな「鴨頭嘉人さんが考えるタクシー運転手の存在価値」というお話を紹介します。

タクシー運転手はなりたくてなっている人が少ないから、働いている人の満足度は低いというお話があります。

しかし、鴨頭さんはその事実はおかしいと声をあげているんですよ。

鴨頭さんは、「タクシー運転手は困っている人を助けているスーパーヒーローだ!」という捉え方をしています。

終電が無くなって困っているときにタクシーが目の前にあったら、ものすごく救われた気持ちになりますよね。

でもタクシー運転手の方は、残念ながら人を救っていることに気がついていないことが多いのです。

どんな仕事にも必ず「意義」があります。

その意義を見つめ直すことで、必ず仕事から幸福を感じることができます。

仕事から幸福を感じられない方は、ぜひ「自分の仕事で救われている人の顔」を思い浮かべる時間を作ってほしいなと思います。

挫折を否定すると、不幸になる

はい、4つ目のテーマが「挫折を否定すると、不幸になる」です。

人は生きていると、必ず挫折を味わう瞬間がありますよね。

「挫折」という事実はとても辛いものですが、それを無視しようとすると、むしろ不幸になってしまうそうです。

ここで、プロのカヤック選手であるカレンの人生をご紹介します。

カレンはとにかくアクティブな方で、大学時代には海沿いの断崖をなんと素手で登りました。

そんな危険なチャレンジを繰り返していたある日、崖から落ちてしまい、下半身付随の体となってしまいました。

当然彼女はひどく落ち込み、現実に絶望したそうです。

しかしその後、友人の誘いによって少しずつ外で活動を始めたカレン。

次第に元気を取り戻したカレンは、岩壁を登るというチャレンジを、なんと腕だけで行い始めました。

そして2009年には、パラサイクリングという種目で銅メダルを獲得することもできました。

はい、いかがでしょうか?

彼女は下半身付随という挫折を受け入れ、それを乗り越えたわけですね。

ただ今の話を聞くと、「自分にはカレンほどの力強さは無いよ…」と思われたかもしれません。

確かに、彼女のほどのパワフルさは普通の人には無いと思います。

ただ、注目して欲しいのはそこではなく、「挫折を受け入れた」という部分なのです。

ディーナー博士はこう言います。

まずは逆境に耐え、「受け入れる」ことを学びましょう。いやな感情をごまかしたりせず向き合ってみてください。不愉快なことを思い出しても気を紛らわそうとせず、その状況を受け止めてみましょう。

引用:「幸せ」について知っておきたい5つのこと

はい、例え不愉快な気持ちになろうとも、嫌な現実には向き合うべきなんですね。

なぜ嫌な気持ちになっても、現実と向き合うべきか?

理由は、快適さの追求は刹那的な喜びしかもたらさないからです。

ちょっと難しい表現になりましたが、要するに、「快楽に逃げても幸せにはなれないから」という意味です。

よく挫折を味わった後に、お酒やギャンブルに溺れる人がいますよね。

確かに、一時的には挫折を忘れられるかもしれません。

ただ、その後に襲ってくるのは激しい虚しさです。

だから辛くても、挫折と向き合い、受け入れて前に進む必要があるのです。

では、挫折を受け入れるにはどうすればいいのか?

方法としては、「メタ認知」があります。

メタ認知とは、自分の思考を客観的に見てみる取り組みのことです。

もし挫折を味わったら、「なぜ自分は挫折を味わっているのだろう?」と冷静に分析してみてください。

すると、段々と挫折を味わっている理由が明確となり、素直にその挫折を受け入れることができるようになるんですよ。

これは僕の見解なのですが、「人は理解できないことにストレスを感じる生き物」だと思っています。

だから挫折を感じる原因を明確につかめれば、案外受け入れられちゃうと思うんですよね。

もし挫折を味わって不幸な気分になっているのであれば、ぜひその思考を客観視して、原因を分析してみてください。

正直に生きると、幸せになる

はい、5つ目のテーマが「正直に生きると、幸せになる」です。

このテーマには人生最後の日に後悔しないための、とても重要なお話が含まれています。

僕たちは日々誰かの期待に応えるために働いていますよね。

ときには仕事だからと、やりたくないこともやったりします。

ただ、常に自分の気持ちを押し殺して生きていると、とんでもない後悔を生む原因となるのです。

オーストラリアの病院で働く看護師が、余命数週間の患者にこう問いかけました。

「人生で一番後悔していることは何ですか?」

この問いに対して1番多かった答えは、「人の期待に応えず、自分に正直に生きる勇気がほしかった」だそうです。

この答えをみて、ドキッとした人も多いと思います。

では、2番めに多かった答えも紹介しますね。

2番めに多かった答えは、「あんなに働かなければよかった」です。

3番めに多かった答えは、「勇気を出して自分の気持を伝えればよかった」です。

4番目に多かった答えは、「友だちとつきあい続ければよかった」です。

はい、いかかでしょうか?

中には、自分に当てはまりすぎて怖くなった人もいると思います。

今ご紹介した4つの共通点は、「正直に生きられなかった」という事実に集約できます。

もちろん社会で生きていくためには、他人を優先して動かなきゃいけない場面もあるでしょう。

ただ、周りの目を気にして我慢ばっかりしていると、必ず大きな後悔を生むことになります。

しかし裏を返せば「正直に生きる」、これだけで人は幸せになれるのです。

人の期待に応えるだけでなく、ときには自分の意志を貫き通す勇気をもって、人生を全うしてほしいと思います。

まとめ

はい、これで「「幸せ」について知っておきたい5つのこと」の解説は以上となります。

今回の解説を聞いて、「幸せになるための生き方と真逆のことをやっていた」とショックを受けた方もいるかもしれません。

しかし、生き方は今すぐにでも変えることができます。

ぜひ無理のない範囲で、今回の学びをご自身の人生に反映してもらえれば嬉しいです。

なお、「「幸せ」について知っておきたい5つのこと」では最後に、「幸福になるための12の質問」という章があります。

その1問目でなんと、東日本大震災について触れられています。

悲惨な現実を受け入れ前に進みたい方は、ぜひ本書を手にとって熟読してほしいです。

はい、では以上になります。

最後までご清聴、ありがとうございました!