- 「習慣が10割」の要約を知りたいなぁ。
こんな要望に答えます。
- 「習慣が10割」の要約
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「習慣が10割」は、何をやっても続かずギャンブルに明け暮れていた吉井さんが自信の体験談を元に、習慣を身につける方法や習慣の素晴らしさを教えてくれる本です。
今回は、その「習慣が10割」簡単にまとめました。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
習慣が10割:3つのポイントで要約
「習慣が10割」を以下3つのポイントに要約しました。
- 習慣を身につけるのに、特別な才能はいらない
- 習慣を簡単に身につける方法
- 習慣が人生を変える
それぞれ簡単に解説します。
習慣を身につけるのに、特別な才能はいらない
よくある勘違いとして、「習慣を身につけるのは、特別な才能が必要」ということです。
たしかに、習慣を身につけている人ってストイックに見えますから、自分にはマネできないと感じるのも理解できます。
しかし習慣は、誰でも簡単に身につけられるものなんです。
習慣を作るのに、能力や資質は関係ありません。
時代遅れの根性論も不要です。
出典:習慣が10割
例えばあなたも、以下のような習慣を身につけることができていますよね?
- 毎日、SNSを見る
- 毎日、歯を磨く
- 毎日、お風呂に入る
このように、習慣なんて誰でも身につけているんですよ。
なので、あなたも必ず習慣を身につけることはできますので、ご安心くださいね。
以下では、習慣を身につける方法について解説します。
習慣を簡単に身につける方法
ほとんどの人が、「習慣を身につける」という行為に挫折してしまいます。
しかしそれは、正しいやり方を知らないだけなんです。
以下の2点を守ってもらえれば、簡単に習慣化することができますよ。
- 続けられる環境を用意する
- すごく小さなことを続ける
それぞれ解説しますね。
続けられる環境を用意する
人は良くも悪くも、流されやすい生き物ですよね。
だから、その性質を利用して、続けられる環境を用意するんですよ。
環境を用意するというのは、以下のようなイメージです。
- 読書を習慣化したい→本を読むカフェを見つける
- 運動を習慣化したい→ジムに入会する
上記2つは、僕が実践していることでもあります。
その場所に行くだけで気分が高まり、自然と行動できるようになるんですよ。
ぜひ、習慣化したい行動に適した場所を見つけて、そこに通ってみてください。
すごく小さなことを続ける
習慣化できない最大の原因は、「頑張りすぎること」だと思います。
何かを始めたときはモチベーションが高いので、頑張ることはできるでしょう。
しかし、時がたてばたつほど、頑張れなくなってしまうのが目に見えています。
なので、習慣化したいことは、めちゃくちゃ小さいことから始めるのが正しいやり方です。
具体的には、以下のとおり。
- 読書を習慣化したい→毎日1ページだけ読む
- 運動を習慣化したい→毎日1回だけ腹筋する
極端に見えるかもしれませんが、本当にこれくらいの意識でOKです。
それに、人間は行動をスタートさえしちゃえば、意外と頑張れるものですから、読書で言えば1ページだけ読んで終わらすことのほうが難しいと思います。
こんな感じで、習慣化のハードルを下げてみてください。
きっと、習慣が簡単に身についていくはずです。
習慣が人生を変える
習慣が人生を変えるというのは、やや大げさに聞こえるかもしれませんが、これは本当のことです。
例として、本書で解説されているエピーソードを2つサラッと紹介しておきます。
このエピーソードを知れば、習慣が人生を変えると確信できますよ。
今回紹介するエピーソードは、以下の2つです。
- 義理の娘にハガキを書き続けた話
- 「ありがとう」を口ぐせにした話
それぞれ解説します。
義理の娘にハガキを書き続けた話
著者の吉井さんは、荒れていた自分を変えるために、32歳のときある研修に参加します。
そこで吉井さんは、ある男性と出会いました。
その男性は、ある女性と再婚したのですが、相手の女性には10代の娘がいたんですよ。
でもその娘さんが、なかなか懐いてくれなくて悩んでしました。
そこで彼は、毎日娘のためにハガキを書き続けることを決意します。
娘は全寮制の高校に進学したので、その寮に3年間1度も休まずに、娘のことを想うハガキを送り続けました。
そして迎えた卒業式の日に、初めて娘さんが彼のことを「お父さん」と呼んでくれたそうです。
ハガキを送るというのは、別に特別な行動じゃないですよね?
そんな些細なことでも、3年間も続ければ、大きな実を結ぶこともあるという好例です。
「ありがとう」を口ぐせにした話
幼い頃から母親に心配や迷惑をかけていた吉井さん。
大人になって思い返せば、母親に「ありがとう」とまともに言ったことがないことに気がつきます。
そこで吉井さんは、母親に以下のようなメッセージを贈りました。
「命がけで産んでくれてありがとうございます。これからは、少しでも『産んでよかった』を思ってもらえるように頑張りますから、ぜひ長生きしてください」
出典:習慣が10割
これを毎年1月1日に母親に伝えると決めた吉井さんは、さっそく母親にこの手紙を呼んだところ、今までにない表情を見せてくれたそうです。
残念ながら、その後すぐに母親は他界してしまい、このメッセージは2回しか伝えられなかったのですが、これをキッカケに、「ありがとう」を伝えるのが習慣になりました。
「ありがとう」を習慣的に言うようになると、些細なことにも感謝できる心の豊かさが生まれ、周囲との人間関係も良くなったそうです。
「ありがとう」という言葉、普段あなたは使っていますか?
当たり前の言葉に思えますが、習慣的に「ありがとう」と言うようにすると、確実にあなたの人生を好転させてくれます。
ぜひ身近なことからでいいので、「ありがとう」と言う意識を持ってみてほしいです。
習慣が10割:まとめ
今回は、「習慣が10割」の要約を3つのポイントで紹介しました。
なお、今回ご紹介したことは本書のごく1部分で、まだまだ伝えきれていない事がたくさんあります。
目次
- 第1章 人生は「習慣が10割」
- 第2章 なぜ、あなたは続けられないのか?
- 第3章 意志が弱い人でも続く! 「最強の習慣化」スキル
- 第4章 「脳の力」で、習慣を超強力にする
- 第5章 習慣の力で、「あなたの人生」が動き出す
習慣の力をかりて、最高の人生を手に入れましょう。
では、以上です。
良き読書ライフを!