「仕事は楽しいかね?」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「仕事は楽しいかね?」は、仕事にやりがいを見い出せないサラリーマンに対し、老人マックスが、わくわくしながら働ける方法を教える本です。
今回は、その「仕事は楽しいかね?」の感想を簡単にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
仕事は楽しいかね?:読んで勉強になった5つのこと

「仕事は楽しいかね?」を読んで勉強になったことは以下の5つですね。
- 人生は、思い通りにならない
- なにごとも、遊び感覚でいい
- 「試す」ことで、仕事は楽しくなる
- 今が最大の始め時
- 完璧と思ったら、そこで成長は終わり
それぞれ簡単に解説します。
人生は、思い通りにならない
なにかと僕たちって、人生設計をしがちですよね。
でも、そのほとんどは無意味なんですよ。
だって人生は、思い通りになんかいかないですからね。
いまだ私が手に握りしめている〝成功のための戦略〟の紙を指差し、それを見るように促した。 「ここをごらん。きみがこの紙のリストにあげた〝自分の人生をきちんと管理すること〟という項目を。
ハハ!人生はそんな扱いやすいものじゃない。僕は人生の中で何をすべきかなんて、問いかけなくなった──どうせ、人生なんて思いどおりにはならないからね」
出典:仕事は楽しいかね?
さすがに、全くの無計画じゃヤバいとは思いますけど、キッチリした計画なんか絶対いらないです。
人間は未来を見通して計画を立てられるほど、賢くないですからね。
なにごとも、遊び感覚でいい
僕が本書を読んでいて、大事にしたいと思う言葉がありました。
それは、以下の言葉です。
〝遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る〟
出典:仕事は楽しいかね?
仕事をしてると、「遊び感覚」を持つことって、難しいですよね。
でも、遊び感覚がない仕事ってつまんないし、新しい発想も生まれないんですよ。
昔の僕は、遊び感覚が無い人間でした。しかし今はダメ元でも、遊び感覚でいろいろチャレンジするようにしています。
しかし、世の中には保守的な仕事もありますから、全ての人が遊び感覚を持つ必要はありません。
もし固い仕事をしているのであれば、せめてプライベートは遊び感覚で試す余裕を持ってほしいですね。
「試す」ことで、仕事は楽しくなる
仕事を面白くする最強のテクニックは「試す」ことです。
僕は、たった一つしか目標を持っていない。毎日毎日、違う自分になること。これは〝試すこと〟を続けなければならないということだ。
そして試すこととは、あっちにぶつかりこっちにぶつかり、試行錯誤を繰り返しながら、それでもどうにかこうにか、手当たり次第に、あれこれやってみるということだ。
出典:仕事は楽しいかね?
大人になればなるほど、「失敗しない方法」を探すようになっちゃいます。
これが仕事を、いや、人生をつまらなくするんですね。
成功率100%の行動って、ホントに面白くありません。
もちろん、絶対に失敗が許されない仕事もありますよ。
でも、そうじゃない限りは、失敗を前提にどんどん行動してOKです。
その結果、人生は楽しくなるし、どんどん成長できる人間になれます。
今が最大の始め時
これは聞き飽きた言葉かもしれませんが、大事なことなので、改めてお伝えします。
なにごとも、「今が最大の始め時」ですよ。
〝適切な時〟とか〝完璧な機会〟なんてものはないということ。
出典:仕事は楽しいかね?
たとえば料理を習いたいと思ったら、次の休みの日から、習い始めればいいんですよ。
もし、「今はタイミングが違う」とか「仕事が落ち着いたら」っていう言い訳が浮かんだら、それはただ単にやりたくないってことです。
本当に情熱があれば、すぐにでも始めちゃうのが人間ですから
それに、タイミングを後にズラしても、良いことってあんまり無いです。
やりたきゃ、今すぐやる。
そのくらいのスピード感があると、人生に刺激が増えて、楽しくなりますよ。
完璧と思ったら、そこで成長は終わり
ある程度仕事になれちゃうと、「自分はもう完璧だな」って思っちゃうことありますよね?
しかし、それが落とし穴です。
この世に、完璧なんて無いんですから。
「ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上よくならず、ライバルに追い抜かれるのをただ待つだけだ。その結果言えるのは──彼の言葉をそのまま繰り返すと──〝完璧とは、ダメになる過程の第一段階〟ってこと
出典:仕事は楽しいかね?
完璧がダメへの過程って、なかなか重い言葉ですね。
「これ以上改善することはないな」と思わず、常に課題を見つけてチャレンジしていきたいですね。
仕事は楽しいかね?:読んだ感想

本書は、マジメすぎる人に贈りたい1冊でした。
計画なんて、いらないってことがわかりますよ。
未来は誰にもわからない
人間は、数秒先の未来すら、完璧に予想するのは不可能です。
そんな人間に、数ヶ月先をみすえるような計画を立てるなんて、無理に決まっていますよね。
もっと「今」にフォーカスを当てて、全力生きるのがベストだと思いました。
マジメすぎる気持ちは、捨てようと思った
マジメに考えることは、「面白い発想」を捨てることにもつながっちゃいます。
だから今後は、マジメに考える頻度を減らしていきたいと思いました。
ロバート秋山さんを見ればわかります。彼は、芸人の仕事をマジメにやるというよりは、楽しんでいますよね?
誤解しないでほしいのが、テキトーに仕事していいと言っているわけじゃありません。
「当たり前の発想」で、仕事しなくていいと言っているのです。
ぜひあなたにも、遊び感覚を大事にして、人生に取り組んでほしいと思います。
仕事は楽しいかね?:まとめ

今回は、「仕事は楽しいかね?」を読んだ感想をササッとまとめました。
なお、今回ご紹介したことは、本書のごく1部分です。
より深く学びたい人は、ぜひ本書を手にとってみてください。
目次
- 第1章 仕事は楽しいかね?
- 第2章 人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。
一つのくだらないことが<何度も>繰り返されていくのだよ。 - 第3章 試してみることに失敗はない
- 第4章 明日は今日と違う自分になる、だよ。
- 第5章 これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行き見守る」というのがね。
- 第6章 必要は発明の母かもしれない。だけど偶然は発明の父なんだ。
- 第7章 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、 じーっと待っていたりしないということだよ。
- 第8章 きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落していたんだ。
- 第9章 あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。
- 第10章 それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。
- 第11章 もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?
- 第12章 覚えておいてくれ。「試すことは簡単だが、変えるのは難しい」ということを。
- 第13章 新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ
。 - 第14章 きみが「試すこと」に喜びを見い出してくれるといいな。
では、以上です。
良き読書ライフを!