「スタンフォード式生き抜く力」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
- 「スタンフォード式生き抜く力」を読んで勉強になった5つのこと
- 「スタンフォード式生き抜く力」を読んだ感想
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「スタンフォード式生き抜く力」は、科学と理論を軸に、人間関係や幸せといったあらゆる視点から、生き抜く力を教えてくれる本です。
今回は、その「スタンフォード式生き抜く力」の感想を簡単にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、楽しく、そして賢く生きるための知恵が身につきますよ。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
スタンフォード式 生き抜く力:読んで勉強になった5つのこと
「スタンフォード式生き抜く力」を読んで勉強になったことは以下の5つですね。
- エンパシーを持て
- 見返りを求めない人は、長生きする
- 【悪用厳禁】アローン博士の36問
- 言っちゃいけない4つのコト
- お金は体験に使え
それぞれ簡単に解説します。
エンパシーを持て
エンパシーってなに?
エンパシーとは「共感」のことです。
共感は様々な障害を乗り越える力になると、ビル・ゲイツは言いました。
エンパシーなしのイノベーションでは、意味がない。エンパシーは、イノベーションと同じくらい重要だ。エンパシーこそ、様々な障害を打ち破り、未来への希望を開拓してくれる力である。
オバマやヘンリー・フォードも同じように、エンパシーの大事さを語っています。
なぜエンパシーが大事かというと、人の感情を動かすのに欠かせないからです。
人は正論では動きません。人は感情によって動きます。
例えばやる気のない部下に対して、「ちゃんと仕事しろ!」と言っても、ちゃんと仕事するわけありません。
やる気がない原因を理解し寄り添うことで、その部下のモチベーションをアップさせることができます。
どんな場面でも、エンパシーは強力な武器になることを、覚えておいてください。
見返りを求めない人は、長生きする
見返りを求めずに、人のために行動できる人って、ステキですよね。
そんなステキな人には、神からプレゼントを貰えます。
インディアナ大学のサラ・コンラス准教授らによると、長寿の可能性が上がるのは、自分に見返りを期待しないで人助けした場合に限られるというのです。
人のために行動すると、自分の心が満たされて、ストレスが低下するのでしょうね。
人助けをすると、心が洗われるような気分になるのは、頭ではわかっているんですけど、実行するのは簡単じゃないんですよ…。
やっぱり人間は、自分が1番かわいいですからね。
でも、自分のためにしか行動しなければ、ホントに幸せな気分って味わえないと思うんですよ。
意識的に、人のために行動する時間を作らなきゃいけないと思いました。
【悪用厳禁】アローン博士の36問
人との親密度を高めたいときに使える、「アローン博士の36問」というものがあります。
ここに載っている質問を、相手と一緒になって、交互に答え合うと、親密度が高まるみたいですね。
例として、「アローン博士の36問」のうち、3つだけご紹介します。
- 世界中の誰でもディナーに誘えるとしたら、誰を誘いますか?
- 有名になりたいですか?なりたいとしたら、どういうふうに有名になりたいですか?
- 電話する前に、これから電話で話すことを練習したことがありますか?なぜそうしましたか?
「アローン博士の36問」は、人の内面に踏み込んだ質問が多いので、親密度が高まるんだと思います。
ちなみに、「アローン博士の36問」を答えあった2人は、よく恋人に発展してしまうことがあるみたいです。
あくまでも親密度を高めるための道具なので、悪用厳禁でお願いします…。
言っちゃいけない4つのコト
これだけは言っちゃいけないという、4つのコトをざっと紹介します。
- 決めつける
- 話の腰を折る
- アドバイスする
- 否定する
特に注意してほしい場面は、「目下の人」と会話するときですね。
理由は、目下の人はついつい見下しがちになるからです。
例えば子供と話すときも、上の4つをやっていないと断言できますか?
子供が相手でも、対等な気持ちを持たなきゃいけません。
子供もバカじゃありませんから、見下していれば、必ず気づかれますよ。
お金は体験に使え
形に残らない体験にお金を使うのって、抵抗がありますよね?
しかし、お金は体験に使ったほうが、幸福度は向上するそうです。
買うなら、ものか体験か、コロラド大学のリーフ・ファン・ボーベン教授らが2003年に出した心理学論文の答えは「体験」でした。
(中略)また、体験のほうが実際の幸せ感が高いのに、お金の使い道を考えるときに、人はついもののほうを選んでしまいがちなこともわかってきました。
ではここで、以下2人の部屋を想像してみてください。
- 幸せそうな人
- 不幸そうな人
なんとなく、幸せそうな人は部屋がキレイで、不幸そうな人は部屋が汚いイメージじゃないでしょうか?
これは僕の推測なんですけど、「物をためこむとストレスが増して、不幸になる」と思うんですよ。
満員電車はストレスMAXですけど、空いている電車はリラックスできますよね。
お金で物を買うのもいいですが、不要な物を買うと、ストレスが増えるだけです。
お金の使い道で迷ったら、体験に使って、人生を豊かにしていきましょう。
スタンフォード式 生き抜く力:読んだ感想
突き詰めると、ストレスを減らすことが、生き抜く力になるんだと思いました。
ストレスは、幸福度を下げる最大の敵
ストレスをためこむと、以下のようなデメリットがあります。
- 健康を害す
- ちょっとしたことで、イライラする
- ちょっとしたことを、幸せに感じられない
とくに本書では、物よりも体験にお金を使えという話がありました。
これを機に、家の中を大掃除して、物を一気に減らしてみようと思います。
結果が楽しみです。
共感できる人が、最強だと思った
共感できる人は、人から好かれるし、人を動かすこともできます。
間違いなく共感できる人は最強なんですけど、共感するのって、簡単じゃないですよね…。
僕は人の気持に気がつきやすいほうなんですけど、それをちゃんと言葉で伝えることができていないので、共感できているとはとても思えません。
ちゃんと感じたことを言葉で伝えて、共感できることを知ってもらいたいなと思いました。
スタンフォード式 生き抜く力:まとめ
今回は、「スタンフォード式生き抜く力」を読んだ感想をササッとまとめました。
なお、今回ご紹介したことは、本書のごく1部分です。
より深く学びたい人は、ぜひ本書を手にとってみてください。
目次
- 第1講 スタンフォード、シリコンバレーの世界最先端科学と「生き抜く力」
- 第2講 古今東西「生き抜く力」の思想史
- 第3講 スタンフォード式「生き抜く力」の磨き方
- 第4講 【ハーバード×スタンフォード】 極上「コラボ力」で最高の人間関係をつくる
- 第5講 世界の天才たちもやっているコミュニケーション力の鍛え方
- 第6講 スタンフォード式「許す力」で世界中の“天敵”を思いやる
- 第7講 スタンフォード大学・オンラインハイスクールから実況生中継! 本当の幸せの見つけ方を科学する
では、以上です。
良き読書ライフを!