「スッキリした朝に変わる睡眠の本」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
- 「スッキリした朝に変わる睡眠の本」を読んで勉強になった5つのこと
- 「スッキリした朝に変わる睡眠の本」を読んだ感想
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「スッキリした朝に変わる睡眠の本」は、目覚めの良い朝を手に入れて、1日を気分よく過ごしてもらうためのノウハウをまとめた本です。
今回は、その「スッキリした朝に変わる睡眠の本」の感想を簡単にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、ユウウツな朝が、ハツラツとした朝に変化しますよ。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
スッキリした朝に変わる睡眠の本:読んで勉強になった5つのこと
「スッキリした朝に変わる睡眠の本」を読んで勉強になったことは以下の5つですね。
- 睡眠不足は死につながる
- たくさん寝れば良いってわけじゃない
- 寝る前のルーティンを決める
- 目覚ましは小さめの音で
- 年をとると疲れやすくなる原因
それぞれ簡単に解説します。
睡眠不足は死につながる
まずあなたに知ってほしいのは、睡眠不足は死に直結するという事実です。
ネズミを使ったものですが、眠らずにいると一体どうなるかを実証した断眠実験が1980年代にアメリカの研究者によって行われました。
その実験によると、ネズミは一時的には普段よりえさを多く食べるようになったにもかかわらず、次第にやせ細り、最終的には 10 ~ 20 日で死んでしまったそうです。これは眠らなかったことが原因なのではなく、疲れを回復させる機会を奪われた結果だと考えられます。
ネズミがかわいそうですね…。
それはさておき、睡眠不足の怖さをわかっていただけましたか?
ご飯をちゃんと食べていても、寝ないとやせて死ぬって、なかなか衝撃的ですよね。
生きる上で睡眠は本当に大切です。まずは、この事実だけでも覚えてください。
睡眠を削ってバリバリ働くみたいな人がよくいますけど、マジでやめたほうがいいですよ。
たくさん寝れば良いってわけじゃない
睡眠は大切と言いましたが、ただ単にたくさん寝ればいいってわけじゃないんですよ。
実は、10時間以上の睡眠は、逆に健康に悪いという結果が出ています。
普段6時間しか眠っていない人のほうが、毎日10時間以上眠っている人より死亡リスクが低いことをご存じでしょうか? これは1982~88年にかけて、アメリカで約100万人を対象に6年間追跡した調査によるものです。この結果は、 睡眠時間が長ければ健康というわけではない事実 を物語っています。
ではなぜ、10時間以上の睡眠をとると死亡リスクが高まるのか?
それは、質の高い睡眠がとれていない割合が高まるからなんです。
質の良い睡眠がとれていれば、10時間も寝れないですからね。
睡眠は「量×質」で決まります。
量は大体7~8時間が理想と言われていますが、実は人によって様々なんですよ。
ですが、質の高め方については万人に共通する方法がありますので、以下で2つ説明しますね。
寝る前のルーティンを決める
寝る前のルーティンを決めると、スッと眠りにつくことができます。
理由は、脳が「あっ、この行動を取るってことは、もう寝るんだな」と判断してくれるからです。
「寝る1時間前は○○」と決めて、眠りにつく前の週間をつくると自律神経の切り替わりが行われやすくなります。これを「入眠儀式」といいます。「寝る目はパジャマに着替える」や「1杯の水を飲む」といったシンプルなことでかまいません。
ただし、筋トレやゲームなど、体が興奮するような行動はダメですよ。
おすすめは、瞑想ですね。
瞑想は心を落ち着けてくれますので、寝る前のルーティンとしては最適かと思います。実際に僕も、寝る前には10分ほど瞑想していますよ。
リラックスできる音楽と共に、ぜひ寝る前の瞑想を試してみてください。
目覚ましは小さめの音で
もし、大きな音の目覚まし時計をセットしていたら、即やめてください。
理由は、大きい音で目覚めると、ストレスがたまるからです。
音は、自然界では身の危険を察知するために非常に重要なものです。大きな音が突然鳴るということは、自然界でいえば敵が襲いかかってくるなど危険が迫っている状況です。目覚ましで起きるのは、ヒトの体にとっては、これと同じようなものでなのです。
人間もしょせんは動物ですから、大きな音には身の危険を感じるんですよ。
寝ているときの音なんて、特に危険を感じる本能がはたらくと思うので、できるだけ目覚ましは小さめの音でセットしましょう。
でも、目覚ましの音が小さいと、起きられないんだよなぁ…。
とお悩みでしたら、起きる時間を心の中で決めてみてください。
実は「○時に起きるぞ!」と決めるだけで、その時間に起きられる確率がアップします。
実はヒトには自分で起きる時間をある程度コントロールできる力があるのです。それが自己覚醒法という方法です。信じられないかもしれませんが、寝る前に「明日○時に起きる」と意識することで、約半数の人がその時間に起きられるようになるのです。
なんと半分の人は、決めた時間に起きられるそうですよ。
まずは予定のない休日で、試してみてください。
年をとると疲れやすくなる原因
年齢をかさねるごとに、だんだん疲れやすくなりますよね。
その原因は、睡眠による回復力が落ちてしまうからなんです。
年をとると「疲れやすくなった」と感じる方は多いのですが、これは加齢による体力の低下に加え、疲労回復物質FRの反応性が低くなっていくことも原因の1つです。 反応性が低くなると、若い頃より修復しきれない細胞が増えることになり、その結果疲れやすくなるのです。
若いときは寝るだけで全回復できましたけど、年をとると回復できない理由が、わかってもらえましたか?
なので年をとったら、意識して回復しなきゃいけないんですよ。
簡単にできる回復方法は、以下の2つ。
- 胸肉を毎週200グラム食べる
- 軽い運動を習慣化する
詳しくは本書を読んでほしいのですが、上記2つを行うだけで、睡眠による回復力が上がりますので、ぜひおためしあれ。
注意点としては、強めの運動をしすぎると、疲労がたまりすぎる場合もあるということです。
体力に自信が無ければ、ウオーキングくらいの運動にとどめておきましょう。
スッキリした朝に変わる睡眠の本:読んだ感想
できるだけ、自然な方法で睡眠をコントロールすることが、重要だと思いましたね。
目覚まし時計は、自然界ではありえないことですから。
寝る前のルーティンを徹底しようと思った
僕は今目覚ましに頼っているんですけど、体に悪いんで、優しい音楽に変更しようと思います。
また、自然に起きられるよう、以下のルーティンを徹底したいですね。
- 起きる時間を決める
- 寝る前に瞑想をする
- 寝る前はカーテンを開けておく
まずはこの3つを徹底して、自然な睡眠を目指します。
食事の勉強しようと思った
年をとるにつれて、食事や運動で回復力を高める必要があります。
運動は徹底しているのですが、食事に関してはそこまで勉強していません。
より日々のパフォーマンスを高めていくためにも、食事に関する知識も付けていきたいと思いました。
スッキリした朝に変わる睡眠の本:まとめ
今回は、「スッキリした朝に変わる睡眠の本」を読んだ感想をササッとまとめました。
なお、今回ご紹介したことは、本書のごく1部分です。
より深く学びたい人は、ぜひ本書を手にとってみてください。
目次
- 第1章 なぜ寝ても疲れがとれないのか?
- 第2章 こんな人の睡眠は要注意
- 第3章 「睡眠による疲労解消」がもたらす9つの効果
- 第4章 スッキリした朝に変わるための良い習慣
- 第5章 〈朝スッキリ!〉深く眠るための環境をつくる
- 第6章 あなただけの良い睡眠の見つけ方
(2024/12/08 06:06:06時点 Amazon調べ-詳細)
では、以上です。
良き読書ライフを!