「自分を愛する力」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
自分を愛する力は、五体不満足として産まれた乙武さんが書いた本です。
手足が無いことを不幸と思わず、チャレンジする姿がカッコいいですよね。
そんな乙武さんが書いた自分を愛する力には「人が幸せに生きるための思考法」が実体験ベースで解説されています。
自分を愛する力のメインテーマは「自己肯定感」です。周りまたは自分が自信を持てていないと感じる人が読むと、良い気づきが得られると思います。
3分ほどでササッと読める程度の感想をまとめたので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
自分を愛する力を読んで勉強になった3つのこと
「自分を愛する力」を読んで勉強になったことは以下の3つですね。
- 自己肯定感を高めると幸せになれる
- 優先順位を決めると、ブレない行動ができる
- ルールに従って生きれば楽だが、自分の人生は生きられない
それぞれ簡単に解説します。
自己肯定感を高めると幸せになれる
自己肯定感というのは要するに「自信」みたいなものです。
乙武さんは五体不満足として産まれたにも関わらず、自己肯定感が高い人なんですよ。
その自己肯定感の高さは、お母さんの意識が1番の要因になっています。
母がはじめて僕を目にした瞬間に口にした言葉は、意外なものだった。 「かわいい」 この言葉が、このときの母の感情が、僕の人生を決定づけたと言っても過言ではない。
出典: 自分を愛する力
運動神経が良かったり頭が良いことが幸せなんじゃないんですよ。
自分の人生のに意味があると確信が持てたとき、人は幸せに生きられるんですね。
このように肯定することが幸せの王道なのに、世間の人は否定する言葉を使いがちです。
- うちの子は勉強できない
- 部下が使えない
- 自分は大したことがない
こんな言葉を使うのはもうやめましょう。
欠点じゃなくて優れている点に注目できれば。周りも自分も自己肯定感が高まり、幸せを感じられるようになるはずです。
僕は自己肯定感という存在を知ってから、自他関係なく否定の言葉を使うのを意識的にやめるようにしています。明らかに心が穏やかになったし、気持も前向きになりました。
優先順位を決めると、ブレない行動ができる
世の中の多くの人は、他人が決めた価値観で生きています。
そんなことないよ。自分のことは自分で決めている!
本当にそうでしょうか?
他人が決めた価値観で行動している例はいくらでも上げることができます。
- レベルの高い大学に行くこと
- 大企業に入ること
- ブランド品を買うこと
これらの行動って、他人の価値観が軸になっている可能性が高いです。
そしてある日気づくんですよ。
「なんでこんなことに時間を使ってきたんだろう?」と。
なぜわかりやすく良いものにすがりつくのか?それは自分の中に確固たる優先順位を持っていないからなんですよ。乙武さんのお父さんは「子供の幸せが1番」という優先順位があったので、迷わず出世のための転勤を断りました。
出世が約束された道を、なぜ父は迷うことなく蹴ってしまうことができたのだろう。それは、おそらく自分が生きていくうえでの優先順位を、自分の人生において何が大切なことなのかを、しっかりと意識しながら生きてきたからではないだろうか。建築は楽しい。仕事も大事。でも、何より大切なのは家族だ、と──。
出典: 自分を愛する力
後悔しないためにも、大事にすることは決めておきたいですね。
ルールに従って生きれば楽だが、自分の人生は生きられない
乙武さんは教育現場で見られる「ある問題」を指摘しています。
それは、ルールに従って生きることばかり優先してしまい、自分の頭で考えられる人が少ないという問題です。
- 休み時間にトイレに行っていいか聞く子供
- ノートの取り方を細かく聞いてくる子供
- 中身のないルールを徹底して守る大人
教育現場では子供から大人までつまらないルールを守っている人が多いそうです。
根底にあるのは「失敗したくない」という発想でしょう。
たしかにルールに従っていれば責任をすべてルールのせいにできますが、それって自分の人生を生きていると言えるのでしょうか?
「ルールに従う=正しいこと」という考えは完全な思考停止です。こんなこと信じていたら、自分で考えられない人間になっちゃいますよ。
世の中のルールや常識を盲信するのではなくて、自分で考えるクセをつけたいですね。
自分を愛する力に対する世間の声は?
「自分を愛する力」に対する世間の声はどんな感じなのか?
Twitterから感想を3件ピックアップしました。
無事に産まれたことに感謝したい
📖自分を愛する力
まだ第1章の途中ですが
とりあえずアウトプット僕も父親なので『子育て』について
✅無事に生まれてくれた感謝を忘れない
✅「お前はすごいなぁ」と素直にほめるそして何より『夫として』
✅妻の還暦の誕生日に
バラを贈れるようなかっこいい夫になりたい💐#マナブの宿題— エースケ@副業で借金返済(残359万) (@SKKmark2) July 21, 2020
子供は「無事に産まれてきてくれた」ことだけでありがたいことですよね。
それが当たり前と思わないようにしたいものです。
同情していた自分が恥ずかしい
マナブさんの動画を見て
乙武さんの書籍「自分を愛する力」を読みました😀乙武さんの身体を見て少しでも同情していた自分が恥ずかしいです。
乙武さん、(マナブさん)
ありがとうございます🙇♂️— パヤシ (@7hOXb71IEnSV4z9) July 23, 2020
乙武さんは自分のことをかわいそうだなんて思っていないし、思われたくもないのです。
自己肯定感の高い乙武さんは、むしろ自分はめちゃくちゃ幸せだと考えています。
みんなちがってみんないい
自分を愛する力 読了
読みながらこの人は幸せなんだと単純に感じさせてくれた。
幸せの気分を吸い込める。
自己肯定感。みんなちがってみんないい。出来ないことが悪いわけじゃない。自分の出来ることを認めたい。#マナブの宿題— misa (@misao560317) July 22, 2020
人それぞれできることがあるし、できないことがあります。
それでいいんですよね。
自分を愛する力を読んだ感想
自分を愛する力は、健康でお金に困ったこともないのに、幸せを感じられない人に読んでほしい本だと感じましたね。
幸せって極端な言い方すると「自己満」なんですよ。
周りの価値観で生きずに自分の価値観で生きることができれば、誰だって幸せになれると思えるようになりました。
初めて乙武さんの本を読みましたが、こんなに幸せに満ちた人だとは知りませんでしたね。幸せって、本当に考え方で決まるんだと思います。
自分を愛する力:まとめ
自分を愛する力の感想をササッと説明しました。
自分も周りも幸せにしたい人はぜひ。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!