タイトルを見て、思わず手に取ってしまった『アドラーに学ぶ 人はなぜ働くのか』
「なぜ」と問われると、なんか気になっちゃうんですよね。
なぜ働くか。簡単なアンサーとしては、金を稼ぐためと言えるでしょう。ただ、それ以外の理由というか意義が仕事にはありますよね。
金を稼ぐことができればなんでもいいわけではありませんので。
では、個人的に気になった箇所に焦点を当てて書評していきます。
貢献感を得るために
労働を様々な視点から考察している本書ですが、僕がしっくりきたのは「貢献感」という発想です。
自分の労働が誰かのためになっていると実感できたとき、人は世に貢献できたと思え、勇気を抱けるものです。
これ、人によっては綺麗事に聞こえそうなことかもしれませんね。本当に生活に困っている人からすれば、金が稼げればなんでもいいかもしれないので。
ただ、ある程度選択できる余裕がある僕からすれば、この発想はその通りだと感じましたね。
僕は昔経理として働いていたのですが、全く会社の役に立っている感覚が無くて、軽い鬱になりました。仕事自体はめちゃ楽だったのですがね。クソほどつまらなかったですよ。
今は友達に誘われた仕事をしているのですが、貢献感が高く、前向きな気持ちで人生を歩めています。結果的に、恋人もできました。これは決して突拍子もない話ではありません。
仕事を通じて自分に価値があると信じられるようになると、対人関係に入っていく勇気が得られると本書では語られています。僕は、その通りだと思います。
貢献感を抱けるような仕事に誘ってくれた友達に感謝ですね。
理不尽な奴は自信がない
仕事で理不尽なことを言ってくる奴、どこの職場にもいますよね。
なんでそんな対応をしてくるのか。それは「自分の能力がないことを知っているから」だそうです。簡単に言えば、自信がないんです。
部下が落ち込むのを見て優越感に浸る。そんな奴が最近までいました。その人は、クビのような形で職場を去りました。
本当に優秀な人は理不尽に叱りませんし、理不尽な叱りがマイナスにしかならないことを理解しているものです。
ポイントまとめ
では、簡単に書評のポイントをまとめます。
- 仕事は貢献感を得る手段でもある
- 理不尽な奴は自信がない
では、良き読書ライフを。

