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書籍レビュー

0歳から100歳までの これからの「歯の教科書」は、家庭を築く前に読んでほしい本でした【要約・書評・感想】

こんにちは、TKです。

今回ご紹介する本は、「0歳から100歳までの これからの「歯の教科書」です。

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本書では、歯の健康を守ることがいかに大切か、歯は幼少期から気遣うことで健康を保ちやすくなるといった話がまとめられております。

僕自身、歯についての勉強をしたことがなかったのですが、本書を読むことで歯の大切さを思い知らされました。

また、本書の想いとして「予防が大事」ということが強調されています。歯の治療が必要なのは生まれつきや事故によってやむを得ない状況に陥っている人であり、それ以外の方は予防で歯を守るべきだと考えられております。

今回の記事では、本書の内容をかいつまんで解説していきますので、ぜひご覧になってください。

また、本書は幸誠会たぼ歯科医院様から献本されたものです。この場を借りてお礼申し上げます。

0歳から100歳までの これからの「歯の教科書」:3つのポイントで解説

「0歳から100歳までの これからの「歯の教科書」」を以下3つのポイントで解説します。

  • 顎の成長が肝心
  • 甘い飲み物の危険性
  • 歯周病の恐ろしさ

それぞれ簡単に解説しますね。

顎の成長が肝心

歯列矯正には「第1期矯正」と「第2期矯正」があります。

基本的に僕たちが認識しているのは、「第2期矯正」です。永久歯が生えそろってからの矯正を意味しています。

対して「第1期矯正」は、乳歯から永久歯に生え替わる10歳くらいまでの期間を言います。実はこの「第1期矯正」にて顎の成長を促すことが非常に重要なようです。

顎の成長のためにやること様々あって、例えば、指しゃぶりを辞めさせることが挙げられます。

僕自身、顎の成長の重要性など全く知りませんでしたし、知らない親御さんも多いと思います。

こういった幼少期に関する情報が豊富に記載されていますので、親御さんにとって有益な書籍だと感じました。

甘い飲み物の危険性

本書の中に、次のような記述がありました。

夜、子どもに歯磨きをさせた後にスポーツドリンクやジュースを飲ませてはいけません。

なぜなら、これらの甘い飲み物は、“糖分の塊”のようなもので、それを子どもに与えることは「虫歯になってください」と言っているようなものだからです。

引用:0歳から100歳までの これからの「歯の教科書」p125

虫歯の原因となる歯垢(プラーク)は、虫歯菌が糖分を分解することで作られます。ゆえに、糖分が豊富に含まれている飲み物は控えるべきなのですね。

僕は子どもの頃はジュースが大好きで、毎日のように飲んでいました。ゆえに、虫歯もかなり多かったです。

大人になってからジュースを飲む機会が減ったのですが、最近虫歯の数はめっきり減りました。もちろん、ジュースを飲む機会が減ったこと以外にも要因はあると思いますが、この習慣が無くなったことは大きいと感じています。

ジュースを飲む量を減らすことは子どもだけでなく大人にも有効な予防となりますので、ぜひ覚えておいてください。

歯周病の恐ろしさ

歯周病は歯の健康を損ねるだけでなく、様々な病気を引き起こすことで知られています。

例えば、以下のような病気の原因になり得ます。

  • アルツハイマー型認知症
  • 糖尿病
  • 動脈硬化

このような病気の羅列を見ると、いかに歯の健康を守ることが大事かを思い知らされますね。

では、歯周病にならないためにはどうするべきか?

その方法は様々ですが、1つ取り上げるとするならば、タバコを辞めることです。実は著者の多保さんは元ヘビースモーカーだったらしいのですが、説得力を高めるためにキッパリと辞めたようですね。

また、禁煙は金銭的なメリットも大きく、個人的にはかなり有効な手段だと思っています。

本気で歯の健康、ひいては体全体の健康を考えるのであれば、禁煙は不可欠でしょう。

まとめ

今回は、「0歳から100歳までの これからの「歯の教科書」」を3つのポイントで解説しました。

なお、今回ご紹介したことは本書のごく1部分で、まだまだ伝えきれていない事がたくさんあります。

興味を持った方は、ぜひ本書を手にとって読んでみてください。

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では、以上です。

良き読書ライフを!