こんにちは、TKです。
かなり幅広いジャンルを読んだので、いろんな刺激を貰えた1ヶ月でしたね。
では、淡々と紹介していきます!
ミシン

ほんタメで、あかりんが紹介していたのをキッカケに手に取りました。
結論から言うと、物凄く美しい世界観が描かれていましたね。いろんな本を読んできましたが、ここまで繊細で美しい物語はそんなに多くありません。
本書は2つの作品が収録されているのですが、僕は最初の話がとても好きです。よくこんな繊細で美しい話が書けるなぁと思いましたね。
美しさに没頭したい方にオススメです。
ハルシオン・ランチ

これは、見た目が女の子の宇宙人がありとあらゆるものを食べてしまって、食べたものを吐くと食べたものがグチャグチャに合体しているお話です。
一言でいえば、かなりぶっ飛んだ漫画です(笑)。
なぜこの漫画を読むに至ったかというと、間違って送られてきました。タコピーの原罪をネットで買ったら、間違えてハルシオン・ランチが届きました。で、「まあせっかくだし読むかぁ」となったということです。
正直に言って万人受けする漫画じゃないので、あまりオススメはできません。ぶっ飛んだ作品が見たい方はぜひ。
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タコピーの原罪

帯に可愛いタコがいますよね。それが、タコピーです。
タコピー自体はめっちゃ可愛いんですけど、内容は結構シリアスです・・・。
苛烈なイジメがありますし、その仕返しも苛烈です。
ダークな世界観が好きな方はハマる作品となっております。
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この部屋から東京タワーは永遠に見えない

この部屋から東京タワーは永遠に見えない。
麻布競馬場という意味深なハンドルネームの方が書いたショートストーリー集です。
一応フィクションの物語のみが載っているのですが、どのお話も固有名詞が出てきますので、かなりリアリティがあります。
学歴・容姿・年収といったステータスにまみれた世界の話が多くて、とても面白かったですね。東京に夢を見ている人は、一度見てみると考え方が変わるかもしれません・・・。
ハサミ男

ハサミ男は、ミステリー好きならまず知っているような有名な作品ですね。
主人公のハサミ男は連続殺人鬼なんですけど、またターゲットを決めてある女の子を手に掛けようとしました。すると、なぜか自分が手を掛ける前に、その女の子が誰かの手によって殺されてしまいます。しかも、自分がやろうとしていた手口で・・・。
自分と同じ手口でターゲットを殺した奴は誰なのか?殺人鬼が真犯人を探すミステリーなのですが、かなりの大どんでん返しがあってですね、ものすごく惹き込まれました。
一番鳥肌が経ったのが、ラストの1ページですね。個人的には史上最高のラストでした。
僕は僕の書いた小説を知らない

事故によって、前日の記憶を無くしてしまう小説家のお話です。
この話の魅力は、「執念」を感じられるところですね。いくら書いても忘れてしまうわけですから、忘れてもなんとかなるように緻密に情報を記録して、次の日の自分に繋げていく姿勢が美しいです。
以上です。
12月も新しい本との出会いが楽しみです。