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書籍レビュー

【1分でわかる】「Humankind 希望の歴史 人類が善き未来をつくるための18章 」の「あらすじ」と「メッセージ」

こんにちは、こんばんは、TKです。

今回の記事では、「Humankind 希望の歴史 人類が善き未来をつくるための18章 」のあらすじとメッセージを1分でわかるように解説します。

本書の内容をササッと知りたい方は、ぜひ参考にして下さい。

あらすじ

本書は、「人間の本質は善良である」という見方が正しいことを裏付ける、数々の科学的証拠を提供することを目的として作成された本です。

実は歴史を振り返ると、「性悪説」という考えが正しいと思い込まれるような作品や事実がたくさん出てきます。「性悪説」とは、人は本質的には悪であり、仕組み・努力・理性によってなんとか人は善良な行動が取れているという考えのことです。

この性悪説を裏付ける有名な実験として、スタンフォード監獄実験があります。これは、スタンフォード大学の学生に看守役と囚人役をやらせたら、看守役が囚人役にとんでもない虐待を働いたという有名な実験です。

結果だけ見ると、やはり人の本性は悪のように思えます。しかしですね、実はこの実験には明らかな欠陥があるので、結果を鵜呑みにしてはいけません。このように本書は、性悪説を否定し、性善説を肯定するスタンスの内容となっております。

メッセージ

ズバリ本書が伝えたいことは、「ほとんどの人は、本質的にかなり善良だ」というメッセージになります。

ではなぜ、「ほとんどの人は、本質的にかなり善良だ」と言えるのか?理由は、「命の危険にさらされたときに、他人を優先するような行動を取った事例が多くあるから」です。

例えば2001年の同時多発テロが起きた際、実は中で他人を優先するような行動が取られていました。このように本書では、歴史的な事実を踏まえつつ、性善説を裏付けるお話を18章に渡って解説しています。

 

本書の内容をより深く知りたい方は、ぜひ下の動画を参考にして下さい。