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書籍レビュー

【3分でわかる】「スタンフォード式 疲れない体」を読んだ感想・要約【IAP呼吸法が、疲れない体をつくる】

悩む人
悩む人

スタンフォード式 疲れない体」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。

こんな要望に答えます。

この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。

  • 毎日欠かさず読書する、本の虫
  • 読みきった本の感想を、ブログに書き残している

スタンフォード式 疲れない体」は、スタンフォード大学で実際に行われているリカバリー法を広め、現代人の疲れを根本から軽減することを目指して、書かれている本です。

今回は、その「スタンフォード式 疲れない体」の感想を簡単にまとめました。

TK
TK

この記事を最後まで読んでいただければ、1日1分の取り組みで、体の疲労が抜けるノウハウが手に入りますよ。

3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。

スタンフォード式 疲れない体:読んで勉強になった5つのこと

スタンフォード式 疲れない体」を読んで勉強になったことは以下の5つですね。

  • 疲労は脳から来る?
  • IAP呼吸法が、疲れない体をつくる
  • 運動しないと、疲れは抜けない
  • 座りっぱなしは、リスクが高い
  • 足を組むのは、体が歪んでいるサイン

それぞれ簡単に解説します。

疲労は脳から来る?

よく、運動しすぎると「乳酸」がたまって、それが疲れの原因なんて言われていますよね。

しかし、運動していない人も疲れていることを考えると、乳酸だけが、疲れの原因とは言えません。

現代人の疲れは、実は脳から来ているそうですね。

「疲労とは、体だけでなく、脳からも生じる現象」と、私はかねてから考えています。

(中略)「脳疲労」を防ぐために、私が特に注意しているのは、「体の歪み」です。体が歪んでいる人は、中枢神経からの司令が体の各部位にうまく伝わりません。

出典:スタンフォード式 疲れない体

ズバリ言うと、体の歪みが脳の機能を狂わせ、上手く体に命令を下すことができなくなり、結果的に疲労が生じるということですね。

では、体の歪みを正すにはどうすればいいのか?

それは、次に説明する「IAP呼吸法」で解決できます。

IAP呼吸法が、疲れない体をつくる

IAP呼吸法というのは、お腹に力を入れたまま呼吸するというものです。

IAP呼吸法とは、息を吸うときも吐くときも、お腹の中の圧力を高めてお腹周りを固くする呼吸法で、お腹周りを固くしたまま息を吐ききるのが特徴です。

出典:スタンフォード式 疲れない体

このIAP呼吸法を徹底すると、正しい姿勢が維持されて無理な動きが減るので、疲労がたまりにくい体になります。

単にお腹に力を入れて呼吸すれば良いのですが、もう少し詳しく説明すると、以下のような手順で行ってもらえればOKです。

  1. 5秒間鼻から息を吸いつつ、お腹にも力を入れる。
  2. お腹に力を入れた状態をキープしながら、鼻からゆっくり息を吐く。
  3. これを3~4回繰り返す。

これを1日1回やるだけで、疲れない体を手に入れることができますよ。

本書には、更に詳しいやり方や、スポーツ選手の体験談なども載っています。

運動しないと、疲れは抜けない

疲れがたまりやすい人の原因としては、運動をしていないことが上げられます。

悩む人
悩む人

いやいや、運動したら、さらに体が疲れるじゃん…。

と思われたかもしれませんが、それは一時的な疲れです。

実は運動することによって、トータルでは疲労が減少することが、スポーツ医学界では常識になっています。

「疲れているのに眠れない」というのは、ストレスによって覚醒モードの交感神経が優位になっていることも一因です。

そんなとき、ずっと優勢になっている交感神経を、軽く汗をかく程度の運動でさらに活発にすると、その後、逆にがくっと下がってリラックスモードの副交感神経が優位になります。

出典:スタンフォード式 疲れない体

ここで言う運動とは、ジョギングとか、軽めの筋トレくらいで大丈夫です。

TK
TK

僕も日々運動しているからわかるのですが、運動していると、心身の健康レベルが確実に高くなります。

運動していない人は、マジで人生損しているので、運動は必ず習慣化してほしいですね。

座りっぱなしは、リスクが高い

ホワイトカラーの人に、注意喚起です。

座りっぱなしの状態が長く続くと、いろんな病気のリスクが高まります。

オーウェン博士(オーストラリア)によれば、座ってばかりいると血流ばかりか代謝も悪くなり、狭心病、心筋梗塞、糖尿病のリスクも高まるそうです。

出典:スタンフォード式 疲れない体

会社で働いているほとんどの人は、30分以上座りっぱなしだと思います。

TK
TK

僕も会社員時代は、余裕で30分以上座りっぱなしでした。

座り仕事をしているのであれば、一瞬でもいいので、30分経ったら席を立つクセをつけてみてください。

休憩でも、掃除でも、コピーをとるでも、何でも構いません。

こういう地道な取り組みが、疲労や病気を予防することにつながります。

足を組むのは、体が歪んでいるサイン

座っていると、ついつい足を組んでしまうこと、ありますよね?

実はそれ、体の歪みを加速させるので、止めた方がよさそうです。

座ったときに足を組む癖がある人は、体のバランスが崩れている可能性大です。

たとえば体が右に歪んでいたら、歪みをなんとか整えようと、脳(中枢神経)が「右足を組めと司令を出してバランスをとります。しかし、これではそもそも歪みは直りませんし、このくり返しで体のバランスはますます崩れることに。

出典:スタンフォード式 疲れない体

そもそもなんですけど、足を組んでいる時点で、体は歪んでいるとも言えるんですよ。

もし「足を組みたい」と思ったら、上で紹介した「IAP呼吸法」を思い出してください。

非常にシンプルな呼吸法ですが、確実にあなたの体を正しい姿勢に導いてくれますよ。

スタンフォード式 疲れない体:読んだ感想

やっぱり、王道の対策は、シンプルなんだと思いましたね。

サウナ中に、IAP呼吸法をやろうと思った

IAP呼吸法って、名前は小難しいですけど、やることは超シンプルです。

僕はIAP呼吸法をサウナ中にやろうと決めたのですが、もしあなたもやると決心した場合は、座るのが基本の状況のときに、やってみてください。

例えば、いかのようなシチュエーションのとき、やりやすいと思います。

  • 電車で座っているとき
  • 座り仕事をしているとき
  • つまらない会議に参加しているとき

ぜひ、IAP呼吸法を日常に取り入れてください。

これからも、運動は徹底しようと思った

どの健康本を見ても、運動はベタ褒めされていますね。

運動は、相当に効果が高い健康対策なのは、間違いありません。

これからも、週4のペースで運動は継続していきます。

スタンフォード式 疲れない体:まとめ

今回は、「スタンフォード式 疲れない体」を読んだ感想をササッとまとめました。

なお、今回ご紹介したことは、本書のごく1部分です。

より深く学びたい人は、ぜひ本書を手にとってみてください。

目次

  • 0章 スタンフォードで突き止めた「疲労発生」のメカニズム
    ―なぜ人は疲れるのか・・・知られざる「疲弊する仕組み」
  • 1章 世界最新の疲労予防「IAP」メソッド
    ―「体内圧力」を高めてダメージを完璧にブロックする
  • 2章 疲れを持ち越さない 究極のリカバリー法
    ―「最高の回復」で脳と体から疲労物質を即時除去
  • 3章 抗疲労体質になる 一流の食事術
    ―「体内に入れるもの」であなたの回復力は変わる
  • 4章 スタンフォード式 ハードワーク・メソッド
    ―働いても、働いても、ダメージを最小化する方法
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では、以上です。

良き読書ライフを!