「稼ぐ人は思い込みを捨てる。」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
- 「稼ぐ人は思い込みを捨てる。」を読んで勉強になった5つのこと
- 「稼ぐ人は思い込みを捨てる。」を読んだ感想
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、ブログに書き残している
「稼ぐ人は思い込みを捨てる。」は、権威のあるデータを元に、日本人が勘違いしてる思い込みを解消する本。
今回は、その「稼ぐ人は思い込みを捨てる。」の感想を簡単にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、あなたの中にある思い込みに、気がつくことができるかもしれません。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
稼ぐ人は思い込みを捨てる。:読んで勉強になった5つのこと
「稼ぐ人は思い込みを捨てる。」を読んで勉強になったことは以下の5つですね。
- みんな自分を、特別と思い込みがち
- 給料は、何をやるかで決まる
- 日本はギャンブル大国
- 日本の生産性は、実は高い?
- 会社は意外と潰れない?
それぞれ簡単に解説します。
みんな自分を、特別と思い込みがち
前に働いていた会社で、よく上司が、「うちは特別だからな」と言っていました。
しかし、著者の坂口さんから言わせれば、ほぼ全ての会社が「うちは特殊」と言うそうです。
私はコンサルタントとして多くの企業を見ている。かならずクライアントから「うちは特殊なんです」と聞かされる。何か施策を提案すると、「難しいと思う。なぜなら、うちは特殊だから」といった感じだ。逆に、「うちは平凡で、よくある企業です」という意見には出会った経験がない。
これは僕の推測なんですけど、人って外部の会社は「パターン化」して見ちゃうと思うんですよね。
要するに、詳細を知りもしないくせに、印象で決めつけちゃう感じですね。
しかし自分の会社のことは詳しく知っているから、単純な枠にはめることができず、特殊だと勘違いするんですよ。
もし、「何で自分は人と違うんだろう…」と悩んでいたとしたら、それは思い込みです。
だってほぼ全員の人間が「何で自分は人と違うんだろう…」って悩んでいますからね。
給料は、何をやるかで決まる
「頑張れば給料は増える!」と考えているそこのあなた!
それはただの思い込みかもしれません。
結論から言えば、何を選ぶかで給料はきまる。というのも、企業の稼ぐ力が異なるからだ。
本書では「企業の稼ぐ力」と書いてありますが、要するに、業種がかなり需要なんですよ。
例えば以下のような仕事は、給料が増えにくい傾向にあります。
- 運送業
- 飲食業
- 介護職
なんでかというと、市場全体の稼ぐ力が伸びていないからです。
しかしIT系の市場は稼ぐ力が伸びているので、正直に言うと、そこそこのレベルでもお金は稼げちゃうんですね。
もしお金をたくさん稼ぎたかったら、「どんな業種で頑張るか?」ということが超大事だと覚えておいてください。
日本はギャンブル大国
IR法案が可決されて、日本にカジノができることを、不安に思う人もいると思います。
ですが、ご安心ください。
すでに日本は、ギャンブル大国ですから。
順位 | 国 | ギャンブルマシンの設置台数 |
1 | 日本 | 4,525,253 |
2 | アメリカ | 884,239 |
3 | イタリア | 463,931 |
なんとアメリカの5倍以上のギャンブルマシンが、日本にはあるんですよ。
今さらカジノができたところで、ギャンブル依存症が増えるとは思えません。
依存症になるポテンシャルがあれば、とっくに依存症になっていますよ。
カジノに反対するんじゃなくて、今ある依存症問題を解決するべきだと思いますね。
日本の生産性は、実は高い?
日本は長時間労働が原因で、生産性が低いと思われがちですよね?
でも実は、他国に比べたら、生産性は決して低くない可能性もあるんですよ。
あるとき、インドにある空港のファーストフード店で注文しようとした。私の前に並ぶ客がジュースを頼んだ。店員は振り返って、ジュースを注いだ。そして追加のオーダーを聞き、調理に向かった。そして、出来上がると、また追加を聞いた。日本ならまとめて注文を聞くはずだ。
こんな話、日本じゃあり得ませんよね。
じゃあなぜ他国に比べて日本は生産性が低いというイメージがあるのでしょうか?
それは、「闇労働」が原因の1つになっている可能性があると、著者は指摘しています。
闇労働とは、働いているのに、働いていないことにしている状態のことです。
就労ビザの取得がないのに、違法に働かせている人をカウントしたくないなどの考えがあるみたいです。
まあ要するに、「他国は労働者の数を少なく申告しているから、生産性が高いように見えるかも」ということですね。
他にも生産性が低く見えてしまう原因が語られていましたので、興味があればぜひ本書をごらんください。
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会社は意外と潰れない?
起業した会社って、ほとんどが10年以内に潰れるイメージがありませんか?
でも実は、3割以上の会社は生き残っているんですよ。
中小企業白書に記載されている、会社の生存率値を使って計算してみると、10年経った時点での会社の生存率はなんと36%にもなった。
これは結構おどろきでしたね。
しかし著者の坂口さんは、周りでは上手くやっている経営者も多いから、これくらいが妥当に感じるとの意見が書いてありました。
じゃあなんで、会社ってつぶれるイメージが強いんでしょうね?
これは僕の推測ですが、人間はネガティブ思考に陥りやすい体と思います。
起業してうまくいったという話よりも、起業して失敗したという話のほうが、頭に残りやすいんですよ。
その結果、会社は潰れやすいという感覚を持ってしまうのかもしれません。
もしネガティブ思考を持ってしまったら、「それは思い込みかも」というクセをつけたほうがいいと思いましたね。
稼ぐ人は思い込みを捨てる。:読んだ感想
僕も含めて、ほとんどの人は思い込みを軸にして、生きていると思いましたね。
日本は生産性が低いと思いこんでた
日本は生産性が低いってよく言われますけど、「それは思い込みだったかな」ぁと思いましたね。
もちろん、生産性が低いと言わざるを得ない働き方をしている人もいますけど、世界レベルで見れば、マシな方なのかもしれません。
よくよく考えたら、生産性の低い国が、こんなに豊かにくらせるわけないですよね。
直感で判断することも大事ですけど、具体的なデータの確認もサボっちゃいけないなと思いました。
結局は、自分を正当化しているだけ?
なんで人は、具体的なデータも見ずに思い込んでしまうのか?
1つの原因ははネガティブ思考なことが上げられますけど、もう1つの原因として、自分を正当化するためでもあると思いました。
例えば会社が潰れやすいと思い込んでいれば、チャレンジしない自分を正当化できるじゃないですか。
思い込みが激しすぎると、どんどんネガティブになり、どんどん自分に甘い人間になります。
具体的なデータから逃げず、思い込みを極力減らしたいと思いました。
稼ぐ人は思い込みを捨てる。:まとめ
今回は、「稼ぐ人は思い込みを捨てる。」を読んだ感想をササッとまとめました。
今回ご紹介したことは、本書のごく1部分です。
より深く学びたい人は、ぜひ本書を手にとってみてください。
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では、以上です。
良き読書ライフを!