読書しても、内容を忘れちゃうんだよね…。解決法を教えてほしいなぁ。
こんな悩みを解決します。
- 読書の内容を忘れるのは当たり前な話
- 気になった文章は、メモしておこう
- 「99%忘れない読書」はウソです
この記事を書く僕(TK)は、以下のような人間です。
- 毎日欠かさず読書する、本の虫
- 読みきった本の感想を、全て書き残している(詳細はこちら)
この記事を読んでいるあなたは、「本を読む意欲はあるのに、読んでも忘れちゃう…。どうすればいいの?」とお悩みかと思います。
結論から言うと、読んだ内容を忘れるのは当たり前なので、気にしなくてOKです。
忘れるのが当たり前って…。じゃあ本を読む意味ないじゃん。
いえいえ、忘れてしまうのが当たり前なら、忘れても困らないように対策をしたり、忘れてもいいと思えるようになればいいのです。
この記事では、忘れる前提で本を読むテクニックを解説します。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひご覧ください。
【安心して】読書の内容を忘れるのは当たり前です【1%覚ればOK】
そもそもなんですけど、読書の内容を完璧に覚えている人っているんですかね?
おそらく、いないですよね。
まずは、「読書の内容を覚えなきゃいけない」という思考を捨てていきましょう。
文庫や新書の文字数は約12万→覚えられるわけない
あなたは12万もの文字を1回読んだだけで、覚えられますか?
絶対に覚えられないですよね。
だから僕に言わせれば、読書の内容なんて忘れて当たり前です。
人生を変えた本でも、覚えているのは1%くらい
DaiGOさんが書いた「自分を操る超集中力」は、僕の人生を大きく変えてくれました。
でも、何が書いてあったかを書こうとすると、以下くらいの量しか書けません。
- スマホの通知はオフにすべき
- 天井が高いとこで作業すると、ひらめき力が高まる
- 運動が集中力を高める
- 青い道具が集中力を高める
- 作業時間を小分けにすると、集中力を保ちやすい
- 瞑想が集中力を高める
- 朝のほうが集中力が高い
文字数にしたら、全体の1%にも満たない量です。
でも、これだけの情報が頭に入っていれば、行動に移すには十分ですよね?
本を読むときは、1%を頭に残すくらいの意識でOKです。
読書は、試験勉強じゃない
読書の内容を忘れちゃう…。
と悩んでいる人は、読書を試験勉強と勘違いしていますね。
忘れても、本をまた読めばいいじゃないですか。
義務教育に染まりすぎた結果、「覚えなきゃいけない」と思い込んでしまっているだけです。
暗記が評価されるのは、学校のテストだけです。安心して忘れてください。
読書は、超ザックリした情報を覚えればOK
読書なんて、その本に書いてあった内容を、超ザックリと覚えておけばいいんですよ。
例えば「本当の自由を手に入れるお金の大学」には、初心者にピッタリの投資術がわかりやすく解説されています。
しかし、本書を読んで覚えてほしいことは、投資術の詳細じゃなくて「投資術に関する情報がのっている」ということなんですよ。
投資術は覚えなくていいです。実際に投資するときに、また読めばいいんですから。
つまり、知識を増やすんじゃなくて、「知識の引き出し」を増やすイメージですね。
これくらい気楽に読書できれば、忘れてもOKと思えるようになります。
気になった文章は、メモしておこう→おすすめはEver note
ここまで、読んだ内容は忘れてもいいことについて解説してきました。
とはいえ、忘れてしまうよりも、忘れないほうが良いのは、間違いありません。
そこで、僕は忘れる確率を下げるために、気になった文章はメモするようにしています。
メモすることのメリットとは?
気になった文章をメモすると、以下のようなメリットがあります。
- 記憶に定着しやすくなる
- 後で見返しやすくなる
漢字の勉強をするときも、見るより書く方が覚えられましたよね?
そんな感じで、人はアウトプットしたときに脳に情報が定着するので、どうしても覚えたいことは、メモすることをおすすめします。
あとは、見返しやすくなるのもメリットの1つですね。
本は数百ページありますから、その中から知りたい情報を探すのは、少し手間です。
メモして管理しておけば、知りたい情報にアクセスできるスピードは速くなります。
メモにおすすめなのは、Ever note
僕は本の内容をメモするときに、「Ever note」を使っています。
「Ever note」は、カテゴリ別にメモを管理できるので、便利ですよ。
有料版もあるんですけど、無料版で十分です。
お気に入りのメモアプリがあれば、それを使ってください。「Ever note」を無理に使う必要はありません。
「99%忘れない読書」はウソです【極端な表現には気をつけよう】
最後に、注意事項を書いて終わりにします。
世の中には、すごい効果を期待させる読書術がたくさんあります。
例えば、以下のような感じですね。
- 99%忘れない読書
- 3分で読めるようになる
この表現は、ウソです。
読書した内容を99%覚えるのは無理ですし、まともな本なら3分で読み切るのも無理です。
ただし、相当に飛ばし読みすれば、3分でも読めるかもしれません。でもそれは、あなたが求めている読書とは、ちょっと違うと思います。
楽することばっかり考えないで、「人間は忘れる生き物」という前提で、読書を楽しみましょう。
では、以上です。
良き読書ライフを!