開業届の書き方と提出方法がわからない。わかりやすく解説してほしいなぁ…。
こんな悩みを解決します。
- 開業届の書き方と、提出方法
- 開業届に関するよくある質問
この記事を書く僕(TK)は、2020年8月に退職し、9月にすぐ開業届を出しました。
開業届とは、「個人事業主を始めました」ということを税務署に知らせる書類で、提出すると、節税できるメリットがあります。
始めて開業届を出したんですが、思っていた以上に簡単でしたね。
トータルでかかる時間は、20分くらいでした。
この記事を最後まで見ていただければ、開業届に関する疑問が吹っ飛ぶはずです。
5分ほどでササッと読めますので、お気軽にご覧ください。
開業届の書き方と、提出方法→開業freeeを使えば20分で完了
開業届の書き方なんて、全然わからん!
というのが、素直な意見だと思います。
大丈夫、僕も全くわかりませんでしたが、「開業freee」を使ったら、かんたんに書けました。
では、その「開業freee」を使った書き方の手順を、画像つきで紹介しますね。
ちなみに、お金は一切かからないので、ご安心を。
③:下記5つの質問にこたえて、「次へ」を選択。
- なんの仕事をするのか?
- 仕事はいつから始めるのか?
- 収入はいくらになりそうか?
- どこで仕事をするのか?
- 従業員や家族に給料を支払う予定はあるか?
どの質問も、大体でこたえればOKですよ。
④:以下4つの質問にこたえて、「書類を提出する」を選択。
- 屋号→フリーランスなら、入力しなくてOK
- 個人情報
- 収入の種類→事業所得
- 確定申告の種類→青色申告65万円控除
屋号は、お店の名前みたいなもんです。
個人で活動するなら、必要ありません。(参考ページ:屋号とは?個人事業主の屋号の意味について徹底解説!)
確定申告の種類は、「青色申告65万円控除」を選択してください。
理由は、節税できるメリットがあるからです。(参考ページ:青色申告と開業届の基礎知識!青色申告のメリットと白色申告との違い)
ここまでの作業で、大体20分くらいですね。
思った以上にかんたんだったので、拍子抜けしました。
開業届に関するよくある質問
開業届に関するよくある質問を、ザッとまとめました。
これさえ理解すればOKという、初歩的な質問のみに厳選しています。
そもそも、なんで開業届を出すの?
結論を言うと、以下2つのメリットがあるからです。
- 青色申告で確定申告ができるから→節税できるということ(参考ページ:青色申告と開業届の基礎知識!青色申告のメリットと白色申告との違い)
- 信用が高まるから→仕事場の賃貸契約や、融資を受ける際の信用になる
ほとんどの人は、「青色申告で確定申告するため」に出すものと思ってください。
開業届はいつ出せばいいの?
仕事を始めてから、2ヶ月以内が原則とされています。
もしくは、1月1日~3月15日までに出せばOK。
まあ、忘れないように、仕事を始めたらすぐに出してください。
開業届ってどこに出すの?
税務署です。
「開業freee」を使えば、住所から適した税務署を選んでくれるので、ご心配なく。
開業届以外に、出す資料はあるの?
開業届と一緒に、以下4つの資料が必要になります。
- 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
- 給与支払事業所等の解説・移転・廃止届出書
- 所得税の青色申告承認申請書
- 青色専従者給与に関する届出書
漢字だらけで、わけわからん…。
たしかに、頭がパンクしそうになっちゃいますよね(笑)。
でも、大丈夫です。
これらの資料も、「開業freee」を使えば、勝手に作成されるのでご安心を。
ちなみに、大半の人は「所得税の青色申告承認申請書」だけを、開業届と一緒に出すことになります。
開業届を出した後の準備は?
会計ソフトを使って、売上や費用の計上をしておけばOKです。
開業届に使ったfreeeは、「個人向け会計ソフト」のサービスも取り扱っていますので、それを使えば、かんたんに会計を管理できます。
なお、1月あたり1,000円ほどの料金が発生しますが、これはさすがに必要経費だ思って、払ったほうがいいです。
僕は経理として働いていたのでわかるんですが、売上や経費を手作業で管理するのは、めちゃシンドいですよ。
別にfreeeの会計ソフトじゃなくてもいいので、何かしらの会計ソフトは使いましょう。
開業届を出すのは「かんたん」でした
開業届は、ザックリ言っちゃうと「仕事を始めました。青色申告で確定申告するのでよろしく!」という書類だと思ってくれればOKです。
作成もかんたんなので、心配無用ですよ。
では、以上になります。
サクッと開業届を出して、仕事にフルコミットしましょう。