「こんな僕でも社長になれた」ってどんな本なんだろう?読んだ人の感想をしりたいなぁ…。
こんな要望に答えます。
- 著者:家入一真さんってどんな人?
- こんな僕でも社長になれたを読んで勉強になった3つのこと
- こんな僕でも社長になれたに対する世間の声は?
- こんな僕でも社長になれたを読んだ感想
こんな僕でも社長になれたは、家入さんの「幼少期~会社が上手くいくまでの過程」をまとめた自伝です。
本書を読めば「どんなダメ人間でもやればできる」ということが、上っ面の言葉ではなく本当のことなんだと理解できますよ。
著者の家入さんはかなりのダメ人間です(リスペクトを込めての発言です)。そのダメっぷりを赤裸々に書いたこんな僕でも社長になれたからは「どんな境遇にいる人も、俺よりはマシだから頑張って!」というメッセージが伝わってきました。
3分ほどでササッと読めますので、ぜひお気軽な気持でご覧ください。
こんな僕でも社長になれたの著者:家入一真さんってどんな人?
家入さんは、株式会社CAMPFIREという会社の社長です。
CAMPFIREは「クラウドファンディングをもっと身近で利用しやすくする」という理念を元に運営されています。
クラウドファンディングの会社をつくるなんて、家入さんってすごい人なんだね。
と、思うじゃないですか?
ディスるわけじゃありませんが、実は家入さん、超がつくほどのダメ人間なんですよ。
- 中学時代→友達を怒らせてしまい、完全に孤立する
- 高校時代→友達の作り方を忘れてしまい、ここでも孤立
- 受験生時代→願書出し忘れたり寝坊したりで、大学受験を2度失敗
- 社会人時代→上司にキレた結果気まずくなり、置き手紙に「やめます」と書いて逃げる
特に高校時代の話はめっちゃシリアスで、読んでで悲しくなりました…。
家入さんはCAMPFIREの前に「ペパボ(現:GMOペパボ)」という会社を立ち上げています。その会社を立ち上げるまでのダメっぷりが、こんな僕でも社長になれたの注目ポイントです。
読んでて悲しくなるくらい悲惨な学生時代を送っていた家入さん。
「こんな僕でも社長になれた」というタイトルに嘘はありませんでした。
こんな僕でも社長になれたを読んで勉強になった3つのこと
「こんな僕でも社長になれた」を読んで勉強になったことは以下の3つですね。
- 一度の悪ふざけが、最悪の結果を招くこともある
- 皆と同じになる必要はない
-
逃げることは、悪いことじゃない
それぞれ簡単に解説します。
一度の悪ふざけが、最悪の結果を招くこともある
これは今でも家入さんは後悔しているでしょうね…。
実は家入さん、中学時代に友達を一回からかったことがキッカケで、友達がゼロになったんですよ。
もちろん可愛い冗談のつもりだった。いつもと何も変わらない悪ふざけのつもりだった。ところが、この一言に僕の友人はぶち切れたのだ。
出典:こんな僕でも社長になれた
まあ正直に言うと、そんなブチ切れることか?とは思うんですけどね(笑)。(マジでくだらない一言です)
でもこの事件がキッカケで、高校時代も孤独に過ごすことになったんですよ…。
人の逆鱗に触れないように気をつけようと思いました。
冗談でからかったりすることは誰でもあることです。でも、言っていいラインを超えたと思ったら、即からかうのをやめるべきです。(家入さんは、友人をしつこくからかった)じゃないと、家入さんのようになっちゃうかも…。
皆と同じになる必要はない
高校時代まで孤独の人生を歩んできた家入さん。
皆と同じように振る舞えない自分を呪っていたのですが、新聞奨学生時代に片岡さんという人に出会います。
その片岡さんが破天荒だけど人に好かれているのを見て「皆と同じになる必要はない」って思えたそうです。
友達をつくるために、社会でうまくやっていくために、みんなと同じ格好をして、みんなと同じ趣味を持って、トゲのない言葉を選んで話す……そういうことが、当然必要なんだろうと、それまでの僕は思っていた。それができるようにならなくちゃいけない、そう思って疑わなかった。でも、ずば抜けて破天荒な片岡さんという人に出会って、こんな方法もありなのか、という衝撃が僕の中に走った。
出典:こんな僕でも社長になれた
特に日本は「皆と同じ=正しい」みたいな認識が強いので、個性的な人は生きづらいと思います。
例えば就活を例に上げても、とにかく皆を同じにしたがりますよね?
- 髪の色は黒
- スーツは黒
- ワイシャツは白
もうこれが常識になっちゃってるんで、当たり前のように皆も受け入れています。
ですが、ここまで統一する意味ありますか?
皆と同じが常識なんて考え、クソくらえです。
自分の個性を潰して社会に染まっても、それはそれで生きづらいと思うんですよね。あなたも無理をせず、自分らしく生きてOKです。必ず居場所はありますから。
逃げることは、悪いことじゃない
「逃げることは、悪いことじゃない」
これが、こんな僕でも社長になれたが伝えたいメッセージかなと思います。
家入さんはトコトン嫌なことから逃げてきました。
- 体育祭に行きたくないので、見知らぬ土地まで電車で行く
- 人間関係が上手く行かず、高校を中退する
- 大学受験を受け損ねて、大学に行くのを諦める
- 仕事先に置き手紙を残してバックレ
ちょっと逃げすぎ(笑)、とも思いますが、これでいいんですよ。
世の中には「逃げることから逃げた」結果として病気になったり、命を落とす人までいます。
そんなことになるくらいなら、逃げちゃってOKです。
実は僕も、大学のゼミをバックレた経験があります。理由は先生がめちゃくちゃ嫌いで、かなりのストレスを感じていたからです。周りからはバカにされましたが、バックレたことに後悔はありません。嫌だったら、逃げましょ。なんとかなりますから。
こんな僕でも社長になれたに対する世間の声は?
「こんな僕でも社長になれた」に対する世間の声はどんな感じなのか?
Twitterから感想を3件ピックアップしました。
時代の波に乗ることの重要性を感じた。
#マナブの宿題
【こんな僕でも社長になれた】時代の波に乗ることの重要性を感じた。
家入さんは孤独から逃れるためPCにのめり込んだ、決して始まりは将来を見据えたものではなかったと思う。
その時代にあった努力をしないといけないと改めて感じた。
— 独身整形外科医(28歳男) (@kinghu04) July 24, 2020
家入さんはたまたまレンタルサーバーという事業を選択しましたが、結果として大正解だったわけです。
家入さんの努力も忘れてはいけませんが、成功できたのは、時代の流れに乗れたのが大きかったのでしょう。
目の前のことに集中し続け、大きな会社に成長させたのがすごい
また夜更かししてしまった。一度はまるとやめられないんですよね😖
家入一真著『こんな僕でも社長になれた』読み終わりました😀
新しく生まれた子供と奥さんと長く一緒にいて、食っていけるように、という理由だけで起業しする。そして目の前のことに集中し続け、大きな会社に成長させたのがすごい😲— サクモ@引きこもり (@At1617820706) July 23, 2020
家入さんがスゴいのは「目の前のことに集中できる」ことなんですよ。
プログラミングに没頭したときも、家にこもりすぎて、近所から死んだと思われるほどでした(笑)。
その集中力が、会社を大きくできた要因なのは間違いありません
逃げ続けて、自分が頑張れそうなステージに立った時に頑張れば良い
『こんな僕でも社長になれた』著者:家入一真
逃げることは悪いことではない。社長になれたのは逃げ続けたから。逃げることも行動の一つ。称えられるものである。逃げ続けて、自分が頑張れそうなステージに立った時に頑張れば良い。
— [Tom]@データサイエンス見習い🐶 (@tommnoblog) July 23, 2020
逃げは悪いことと思われがちですが、そうじゃないんですよ。
逃げは自分にあったステージに移るために必要な行動なんです。
今の環境が合わなかったら、積極的に逃げましょう。
こんな僕でも社長になれたを読んだ感想
逃げ続けることも、あながち悪いことではないって思いましたね。
世の中の人は逃げることにビビりすぎだし、逃げることに厳しすぎです。
もっと多くの人にこんな僕でも社長になれたを読んでもらって、逃げることへの認識を変えてほしいなと思います。
僕はいろんなことから逃げてきた人間なので、共感しながらこんな僕でも社長になれたを読めました。逃げることに否定的な言葉を浴びせてくる人がほとんどだったけど、結果的に元気でやってるから良かったのかなと思います。
こんな僕でも社長になれた:まとめ
こんな僕でも社長になれたの感想をササッとまとめてみました。
「逃げ出したいけど周りの目が気になる…」
そんな人に勇気を与えてくれる、ステキな本でした。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!