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【感想・要約】株式投資の未来 ~永続する会社が本当の利益をもたらす~

こんにちはTKです。(@lasdream03

本は最高の自己投資と信じ、年間100冊以上の本を読んでいます。

ユキちゃん
ユキちゃん
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」を読むと、どんなことが学べるのでしょうか?簡単に内容を説明してほしいです!

ユキちゃんのような疑問を持っている人に向けて、この記事は書かれています。

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」はペンシルベニア大学ウォートン・スクール教授の、ジェレミー・シーゲルによって書かれた本です。他にも「株式投資」という名著を出版しており、いずれも長期投資に特化した内容になっています。

今回紹介する「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」の内容を簡単に言うと、「長期投資で成功するための方法がまとまった本」となりますね。

投資関連の本には胡散臭いものも沢山あります。しかし本書は、裏付けとなるデータが豊富に示されており、かり信頼できる内容と言えるでしょう。

長期的なリターンを追求している私にとってはとても有益な本で、出会えてよかったと心の底から思いました!

 

さて、本記事では、為になった知識を3つほど、感想を交えつつ紹介しています。

それでは、ごらんください。

【感想・要約】株式投資の未来 ~永続する会社が本当の利益をもたらす~

私が「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」を読んで、特に参考になった事は以下の3点です。

  • 成長性の罠
  • IPO投資は当たればデカイが、基本的には市場平均を下回る運用成績になる
  • 最高の運用成績をもたらした業界とは?

どれも長期投資をする方なら、必ず押さえておきたい知識です。

では、それぞれの項目を深堀りしていきましょう。

成長性の罠

成長性の罠とは、「新興銘柄を過大評価し、これといって話題性のない業界の銘柄を無視する傾向」のことです。

ここで言う新興銘柄は、日本でいうとマザーズに上場されているような、新進気鋭の企業のことを意味します。

実際にマザーズ市場のPER・PBRを調べてみると、非常に割高になっていることが読み取れます。

2019年11月時点の、マザーズ市場のPER・PBRは以下のとおり。

PER(倍) 91.9
PBR(倍) 5.4

引用:日本取引所グループ

 

PERの平均は15倍前後で、PBRの平均は1.2倍前後です。この平均を上回ると割高と言えるので、マザーズ市場の株は相当に割高になっていると言えますね。

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このように過大評価されている株を避け、地道に稼いでいる企業に投資をすることが、投資家に高いリターンをもたらすと、著者は主張しています。

投資家はハイテク銘柄をはじめ新興銘柄を過大評価し、これといって話題性のない業界の銘柄を無視する傾向がある。そしてこうした話題性のない業界の銘柄は、しばしば目覚ましいリターンをもたらす。

引用:株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらすxiv

これから伸びそうな企業に投資したくなる気持ちがわかりますが、期待が高まりすぎて、結果として良い投資にならないのですね。

この文章を読んで、特に騒がれてはいないけど、確実に利益を積み上げている会社に投資をしようと決心しました。

IPO投資は当たればデカイが、基本的には市場平均を下回る運用成績になる

IPO投資とは、新規上場株の買付に申し込んで、当選すれば買う権利が与えられる投資のことですね。上場前に買えた株は、上場後に値上がりする可能性が高いと信じられているため、IPO投資は非常に人気があります。

しかし、著者はIPO投資には否定的な立場をとっています。なぜなら、IPO投資で勝ち取った株のその後の成績が、市場の平均を大きく下回っていたからです。

IPOに投資をするのは、宝くじを買うのと、とても良く似ている。一握りはとんでもなく成功するだろう。たとえばマイクロソフトやインテルだ。だが、IPO銘柄を無条件に定期的に買うなら、既存銘柄で運用する場合に比べて、運用成績は大幅に低くなるだろう。

引用:株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらすp97

 

この主張の正しさは、以下のグラフを見れば一目瞭然です。

 

ほとんどの株が低リターンになっていますね。

もちろん、平均リターンに比べて、圧倒的に高い成績を残す銘柄もありますが、それはごく一部にすぎません。

著者も主張しているように、IPO投資は宝くじを買うのに似ています。ほとんどの人は損をしますが、一部の人は大儲けできるからです。ギャンブルとしてIPO投資を買うならOKですが、長期投資目的で買うのは控えたほうがいいでしょう。

この本を読む前までは、IPO投資に興味があって「いつかやってみよう」と思っていたのですが、完全にやる気が失せましたね(笑)。

結論としては、もしあなたが長期投資目的で株を買うのであれば、「IPO投資は全くやる必要がない」ということです。

最高の運用成績をもたらした業界とは?

このパートが、この本を読んでいて最も為になったところです。

過去50年に渡って高い運用成績を残してきた銘柄を、著者は「黄金銘柄」と呼んでいるのですが、実はその黄金銘柄のうち、90%がある2つの業界によって占められています。

過去半世紀、主要10セクターでとくに高い運用成績を示したのは、○○と△△の2セクターだった。年間リターンでみると、○○が13.76%、△△が13.36%に達し、いずれもS&P500種平均を2%以上上回っている。(中略)わたしが「黄金銘柄と」呼ぶ運用成績上位20社のうち、90%はこの2セクターに集中している。

引用:株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらすp287

これはかなり衝撃の事実でした。

この文章を読んで、これからは「この2業界を中心に株を買おう」と決心しましたね。

 

すいませんが、この2業界の答えは伏せます。ここは「本書の超メインパート」なので、ネタバレするわけにはいきませんでした。

ちなみに、この2業界は昔の時代にマッチしていたから、運用成績が高かったわけではありません。現代でも高い運用成績を期待できる業界です。その根拠も併せて本書で示されていますので、気になる方はチェックしてみてください。

【まとめ】株式投資の未来 ~永続する会社が本当の利益をもたらす~ は私のバイブルになりました

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」は豊富なデータを裏付けに、長期投資で成功する方法を教えてくれる、素晴らしい本でした。この本は私にとってのバイブルです。

これからは、本書の内容を信じて、株の選定を行っていこうと思いました。

 

今回の記事で紹介した内容はごく一部で、他にも「為になる話」がたくさんあります。

ご紹介できなかった内容
  • 配当再投資
  • 妥当なPERとは?
  • 技術の進歩は、投資家にリターンをもたらさない?
  • 買った株に惚れ込んではいけない
  • ポートフォリオ戦略

長期投資目的で株を買う人は、絶対に読んで損はしません!

では、良き投資ライフを。

ディープくん
ディープくん
この記事は以上になります。最後まで読んでくれて、ありがとうございました!

参考文献