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【株式投資】JTの将来性は明るいと思う「1つの理由」【財務分析つき】

こんにちはTKです。(@lasdream03

僕は大学生の頃から投資に興味を持ち、株や投資信託を購入してきました。

現在は毎月5万円の投資信託を購入しています。↓

JTの株を現在200株保有しています↓

 

さて、先日こんなツイートをしました。

※もう買っている→儲かっている

株式優待の画像がこれです↓

最新の電子タバコを送ってくれるとは、太っ腹ですね。

 

この記事では、そんなJTの将来性について分析します。

前半では「事業内容」について。後半では「財務」について語るという構成です。

JTの将来性は明るいと思う「1つの理由」

JTの将来はなぜ明るいか?それは、「たばこ」という嗜好品を独占的に扱っている会社だからです。

独占的な商品を売っている会社は強い

変化の激しい世の中において、永続的に反映するのはとても困難なことです。

とくにIT系の企業なんかは、「一瞬ものすごい伸びを見せたと思ったら、数年後には全く目立なくなる」なんてことよくありますよね?

そんな中、独占的な商品を扱っている会社は、世の中の浮き沈みに関係なく、安定した利益を叩き出し続けるのです。

 

たばこの魅力とは?【流れに逆らう強さがある】

世の中の動きを見ていると、年々「禁煙化」が加速しているように感じます。

ですが、たばこは「中毒性」が高い商品なので、ちょっと逆風が吹いたくらいで無くなったりはしません。

たばこの安定感は神レベルです。

 

たばこは、販売価格の6割超が税金→国はたばこを無くさない

ご存知かもしれませんが、たばこの販売価格の6割超は税金です。

 

引用:JT

こんな税金の塊でも売れる商品を、国が無くすわけありません。風当たりが強くなったとしても、なんとかして「たばこを存続させる」に決まっているのです。

 

【注意】完全民営化によって株価に影響がでるかも?

私が懸念しているのが、「完全民営化」の件です。

実は現在、JT株の1/3を政府(財務省)が所有しています。

2019年9月30日現在 引用:JT

これを財務省が全部売却して、完全民営化を目指そうという話が出ているのです。

 

なぜ民営化を進めたいのか?→ざっくり言うと「コストダウン」のため

JTは法律によって、「たばこの原料である国産葉たばこをすべて買い取ること」が義務づけられています。

つまりJTは、「葉タバコの調達に関してコストダウン戦略を測れない」という現状に悩まされているのですね。

 

完全民営化になると?→短期的にはマイナスだが長期的にはプラス

もし完全民営化になれば、1/3の株が大量放出されますから、株価が大きく下落するかもしれません。

しかし、JTはより利益を追求した経営ができるので、「長期的にはプラスになるのかな?」と思っています。

 

完全民営化の可能性はまだまだ先の話

完全民営化による株価変動を心配している私ですが、現在の状況を考えると、まだまだ先の話でしょう。

なぜならたばこ産業には、多くの業界と利権(おそらく私は把握しきれていない)が絡んでいるからです。したがって、すんなりと完全民営化にはならないかと。

しばらくは国の管理化でたばこを売る日々が続くと思っています。

 

たばこだけに依存しているわけではないが…

「最強の安定商品:たばこ」を売って利益をだしているJTですが、食品や医薬にも積極的に進出しています。

株を保有していると、株主優待として、自社商品の食品を送ってくれますよ。↓

と言っても、たばこの売上高には到底かなわないんですけどね…(全体の売上の約9割がたばこの販売で賄われている)

結局は、「たばこを扱っていることが強みの会社」と言えるでしょう。

JTの財務分析【大まかに分析すればOK】

では、BSとPLから、JTの財務分析をしていきます。

財務分析は、トコトンやろうとするとキリが無くなります。なので、「自分が大事だと思っている指標」をチェックするのみに留めています。

JTのBS分析【自己資本比率を見る】

まずはJTのBSに、ざっと目を通してください。

単位は百万円です。引用:JT

注目してほしいのは、自己資本比率です。

私は会社の株を買う時に、かならず自己資本比率を見ます。自己資本比率は「純資産/総資産×100」で計算します。

2018年12月のJTの自己資本比率は以下の通り。

  • 純資産:2,700,445
  • 総資産:5,641,400
  • 自己資本比率=2,700,445÷5,641,400×100=47.87%

いろんな本や会社を見てきた僕の感覚からすると、40%を超えていれば問題ないです。

なので、JTの資産状況は安全と判断しました。

JTのPL分析【売上総利益率を見る】

PLを貼り付けますので、ざっと目を通してください。

単位は百万円です。引用:JT

注目してほしいのは、粗利益率です。

粗利益率は「売上原価/売上収益×100」で計算できます。

JTの粗利益率は以下の通り。

  • 売上原価:933,034
  • 売上収益:2,215,962
  • 粗利益率=933,034÷2,215,962×100=42.1%

この粗利益率は業界によってかなり異なりますので、目安をバシッと定義するのは難しいです。しかし、製造業で42.1%は優秀な数字と言えるでしょう。

粗利益率が高ければ高いほど、商品を高い値段で売れている。つまり「強気な価格設定ができている=優位なポジションを確保できている」と考えられますね。

結論:僕はJTの株を持ち続ける

JTは現在保有している株の中で、1番持ち続けたい株です。

なんと言っても、取り扱っている商品(たばこ)が素晴らしいですよね。

それに加えて財務状況も健全。

また、配当利回りも毎年5%前後をキープしており、安定して儲かっていることを読み取れます。

ただし、政府絡みの不安要素を抱えていますので、今後の動向に注目ですね。

 

以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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