こんにちはTKです。(@lasdream03)
僕は大学生の頃から投資に興味を持ち、株や投資信託を購入してきました。
現在は毎月5万円の投資信託を購入しています。↓
JTの株を現在200株保有しています↓
さて、先日こんなツイートをしました。
JT2914の株主優待が届きました!
プルームテックという電子タバコですね。
まあ、私は吸わないので、友達かメルカリに流します😌
こんな立派なものを全株主に流しているとは、もう買っている証拠ですね。#株主優待
— TK@投資ブロガー、新馬ハンター (@lasdream03) November 21, 2019
※もう買っている→儲かっている
株式優待の画像がこれです↓
最新の電子タバコを送ってくれるとは、太っ腹ですね。
この記事では、そんなJTの将来性について分析します。
前半では「事業内容」について。後半では「財務」について語るという構成です。
JTの将来性は明るいと思う「1つの理由」
JTの将来はなぜ明るいか?それは、「たばこ」という嗜好品を独占的に扱っている会社だからです。
独占的な商品を売っている会社は強い
変化の激しい世の中において、永続的に反映するのはとても困難なことです。
とくにIT系の企業なんかは、「一瞬ものすごい伸びを見せたと思ったら、数年後には全く目立なくなる」なんてことよくありますよね?
そんな中、独占的な商品を扱っている会社は、世の中の浮き沈みに関係なく、安定した利益を叩き出し続けるのです。
たばこの魅力とは?【流れに逆らう強さがある】
世の中の動きを見ていると、年々「禁煙化」が加速しているように感じます。
ですが、たばこは「中毒性」が高い商品なので、ちょっと逆風が吹いたくらいで無くなったりはしません。
たばこの安定感は神レベルです。
たばこは、販売価格の6割超が税金→国はたばこを無くさない
ご存知かもしれませんが、たばこの販売価格の6割超は税金です。
こんな税金の塊でも売れる商品を、国が無くすわけありません。風当たりが強くなったとしても、なんとかして「たばこを存続させる」に決まっているのです。
【注意】完全民営化によって株価に影響がでるかも?
私が懸念しているのが、「完全民営化」の件です。
実は現在、JT株の1/3を政府(財務省)が所有しています。
これを財務省が全部売却して、完全民営化を目指そうという話が出ているのです。
なぜ民営化を進めたいのか?→ざっくり言うと「コストダウン」のため
JTは法律によって、「たばこの原料である国産葉たばこをすべて買い取ること」が義務づけられています。
つまりJTは、「葉タバコの調達に関してコストダウン戦略を測れない」という現状に悩まされているのですね。
完全民営化になると?→短期的にはマイナスだが長期的にはプラス
もし完全民営化になれば、1/3の株が大量放出されますから、株価が大きく下落するかもしれません。
しかし、JTはより利益を追求した経営ができるので、「長期的にはプラスになるのかな?」と思っています。
完全民営化の可能性はまだまだ先の話
完全民営化による株価変動を心配している私ですが、現在の状況を考えると、まだまだ先の話でしょう。
なぜならたばこ産業には、多くの業界と利権(おそらく私は把握しきれていない)が絡んでいるからです。したがって、すんなりと完全民営化にはならないかと。
しばらくは国の管理化でたばこを売る日々が続くと思っています。
たばこだけに依存しているわけではないが…
「最強の安定商品:たばこ」を売って利益をだしているJTですが、食品や医薬にも積極的に進出しています。
株を保有していると、株主優待として、自社商品の食品を送ってくれますよ。↓
と言っても、たばこの売上高には到底かなわないんですけどね…(全体の売上の約9割がたばこの販売で賄われている)
結局は、「たばこを扱っていることが強みの会社」と言えるでしょう。
JTの財務分析【大まかに分析すればOK】
では、BSとPLから、JTの財務分析をしていきます。
財務分析は、トコトンやろうとするとキリが無くなります。なので、「自分が大事だと思っている指標」をチェックするのみに留めています。
JTのBS分析【自己資本比率を見る】
まずはJTのBSに、ざっと目を通してください。
注目してほしいのは、自己資本比率です。
私は会社の株を買う時に、かならず自己資本比率を見ます。自己資本比率は「純資産/総資産×100」で計算します。
2018年12月のJTの自己資本比率は以下の通り。
- 純資産:2,700,445
- 総資産:5,641,400
- 自己資本比率=2,700,445÷5,641,400×100=47.87%
いろんな本や会社を見てきた僕の感覚からすると、40%を超えていれば問題ないです。
なので、JTの資産状況は安全と判断しました。
JTのPL分析【売上総利益率を見る】
PLを貼り付けますので、ざっと目を通してください。
注目してほしいのは、粗利益率です。
粗利益率は「売上原価/売上収益×100」で計算できます。
JTの粗利益率は以下の通り。
- 売上原価:933,034
- 売上収益:2,215,962
- 粗利益率=933,034÷2,215,962×100=42.1%
この粗利益率は業界によってかなり異なりますので、目安をバシッと定義するのは難しいです。しかし、製造業で42.1%は優秀な数字と言えるでしょう。
粗利益率が高ければ高いほど、商品を高い値段で売れている。つまり「強気な価格設定ができている=優位なポジションを確保できている」と考えられますね。
結論:僕はJTの株を持ち続ける
JTは現在保有している株の中で、1番持ち続けたい株です。
なんと言っても、取り扱っている商品(たばこ)が素晴らしいですよね。
それに加えて財務状況も健全。
また、配当利回りも毎年5%前後をキープしており、安定して儲かっていることを読み取れます。
ただし、政府絡みの不安要素を抱えていますので、今後の動向に注目ですね。
以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。